出産、育児を通して知り合った方には旧姓でもある今井雅子ではなく本名を名乗っているのだが、メールアドレスがmasakoimai.comとなっているので、そこから「いまいまさこカフェ」を訪問されて、わたしの仕事や関わった作品を知ってくださる方は多い。先日、保育園で一緒に役員をされている方は、出版社に勤めておられるご主人が「いまいまさこ」という名前に聞き覚えがあるとおっしゃり、サイトで検索して「いまいまさこカフェ」を発見された。
こんな場合、抜群の知名度を誇る『子ぎつねヘレン』をはじめ名前を知っている作品名を見つけて、「観ました!」「観たかったんです!」といった反応があるのだが、この方は「あの流行語の生みの親だったんですね!」と驚かれた。わたしの書き散らした言葉を集めた「words」というコーナーの中に「コンクールに応募したコピー・標語・川柳」というページで紹介している「ハンドルとマイク握れば別の人」という川柳に反応。NHK札幌放送局が募集した「人とくるまのよもやま川柳」の入選作なのだが、当時札幌で通っていた自動車教習所で「流行っていたんです」と言う。放送で紹介されたのか、地元の新聞に載ったのか、自分の知らないところでちょっとした流行語になっていたとは、こちらも驚いた。それどころか、つい先日、NHK札幌放送局に勤めてらしたという方にお会いしたときに、「札幌局のオーディオドラマコンクールで脚本デビューしたんですよ」と話したのだが、その3年前に応募した川柳のことはすっかり忘れていた。人との出会いは、自分が知らないことも忘れていることも運んできてくれる。
2004年08月10日(火) 六本木ヒルズクラブでUFOディナー
2003年08月10日(日) 伊豆 is nice!
2002年08月10日(土) こどもが選んだNO.1