|
|
■■■
■■
■ R ありがとう。
ウェブ上には 様々な便利ツールがあります。
しかも大抵の場合 フリーウエアの範囲で充分便利。
私も その恩恵をかなり受けています。
今日 どうしてもうまく動かないウェブ上のサービスがあって、
迷ったのですが Rに一行
「あのね、システムが なぜか動かないの」
と、メッセージを送っておきました。
その日の夜
Rが私に 呼びかけてきました。
「どうしたの? どんな風に出来ないの?」
このシステムは Rの企業が作っているサービスのひとつですから
直接Rが開発したものではないにしろ またあるにしろ
もしかしたら トラブルシューティングの方法を教えてくれるかもしれない
と、思ったのです。
Rは、私のパスワードとIDを使って そのシステムに接続し試してくれました。
「あぁ、本当に出来ないね。」
「でしょ?バグじゃないの?」
「そうかもしれない。」
「ねぇR、これRが作ったの?」
「いいや、僕じゃないよ。^^」
そういいながら 手際よくRはシステム管理のURLを送信してくれました。
「ねぇ、R。いつか区のお仕事をアルバイトでしたとき、のこと覚えてる?
私のパソコンを初めてさわって、
入力しやすいようにカスタマイズしてくれた事があったでしょ?」
より楽に入力できるようにと 当時のRが私にしてくれた
それは私に対する さりげない愛情でした。
「随分と小さなことまで覚えているんだね。でも僕も覚えているよ。^^」
そんな些細な事柄を 二人とも未だ覚えている、
そして 今も私のために動かないシステムをあれこれ試してくれている、
その事に
あの頃と似た 心が満たされてゆく感情が時を越えて私に蘇りました。
「こうやって、二人でよくチャットをしたね。^^」
Rが 当時の事を話し出すなんて・・・・・・・・・。
昔の記憶と 今のRが 私に重ならないように
昔の私と 今の私が Rにだぶらないように
私は 瞬間的に会話をトラブルシューティングに戻してしまいました。
その後 またRは R曰く「落ちパケ拾い」に戻っていきました。
一時間ほどして
「どう?システムからメール帰ってきた?」
ずっと心配していてくれてたの?
R Rがいう、
互いが元気に生きているんだなと思うだけで心が温かくなる
という感覚は、こういうことなの?
私は、思いがけないRの問いかけに 心が熱くなりました。
「ううん、まだこないよ。きっと、ずっとこないかも。
だって、あまりにも初心者の操作ミスに感じられるから。
実際Rみたいにやってみないと、システム側は 信じてくれないと思うの。」
私はRに 率直に感じたままを伝えました。
|
|
|