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2006年12月31日(日) ■ |
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●2006年のまとめ? うーん、まあ、なんですね。私個人的には2006年は無事に生きて大晦日を迎えられただけでよし、ということで。2007年がよい年になりますように。 みなさま、よいお年を。
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2006年12月30日(土) ■ |
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アンギヌムの壺 英国妖異譚15(篠原美季)読了 |
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●読了:『アンギヌムの壺 英国妖異譚15』(篠原美季) 内容 オスカーの秘密が明らかに!?呪われた血!? オスカーの受難に立ち向かうユウリ!! ――「アンギヌムの壺」を見つけた者が後継者――という不可解な遺言書。オスカーは顔も見たことのない実父の家の遺産相続争いに巻き込まれていた。一方、聖ニコラウスの日のプレゼント交換会の話題でもちきりのセント・ラファエロ。だが、ユウリはオスカーが襲われる夢や頭に載っている壺が見えてしまい不安をつのらせていた。呪われた血にユウリの誓願が響く――!!
このシリーズはずっと追いかけてます。 相変わらずセント・ラファエロとその関係者が関わる幽霊話なんだが、今回はエドモンド・オスカーが主役。彼の視点で話が進むので、今までとは違った視点が多くて新鮮だった。後半になって、またもや例によって、何の脈絡もなく突然アシュレイが首を突っ込んできて、引っ掻き回したりする。オスカーの視点から見た「ユウリとシモン」が楽しかった。2人に対する麗々しい形容が面白すぎる。それから、あとがきにあった講談社ガールズi(http://girlsi.jp)に掲載の番外編「アーチボルト・シリトーの日常」、携帯で読んでみた。もうこれって、作者本人が作る同人誌のノリだよな〜。おもしろいからいいけど。
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2006年12月29日(金) ■ |
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鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈1〉(壁井ユカコ) |
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●読了:鳥籠荘の今日も眠たい住人たち〈1〉(壁井ユカコ) 内容(「BOOK」データベースより) “ホテル・ウィリアムズチャイルドバード”、通称“鳥篭荘”には、普通の社会になじめない一風変わった人々が棲みついている。妄想癖の美女、ゴスロリ小学生、ネコの着ぐるみ、不気味な双子の老人、そして響き続ける正体不明の金切り声。そんな“鳥篭荘”の住人の一人・衛藤キズナが、5階に住むひきこもり美大生・浅井有生と知りあったのは16歳の冬。そして、誘われたバイトは、絵のヌードモデル。やってみることにしたキズナは、油絵具の匂いがこもる雑然としたアトリエで浅井と一緒に過ごすうち、その時間が自分にとって次第に大切な日常の一部になっていくのを感じて…。“鳥篭荘”のちょっとおかしな住人たちの、ちょっとおかしな、けれどいろいろフツーの日常をつづる物語。
変人ばかりがいるという古いマンションの住人たちを描いた連作短編集。主人公のキズナと、画家の浅井の関係を軸に、鳥篭荘に住む人たちが次々と出てくる。ちょっと散文的すぎで尻切れトンボな印象だけど、シリーズの1冊目としてはまあ悪くないかも。風呂の中で読み始めて、最後まで読んでしまった。印象に残ったのは着ぐるみ猫のパパとゴスロリ小学生の父娘の話。パパはなぜいつも着ぐるみをきているのか?真相にグッときて、納得。
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2006年12月24日(日) ■ |
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Google Knit |
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