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2006年04月26日(水) ■ |
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●読書中:Wilkins' Tooth(Diana Wynne Jones) *US版:Witch's Business *日本語訳:ウィルキンズの歯と呪いの魔法 内容(「BOOK」データベースより) 魔法がらみの大事件が発生原因はなんと1本の歯???ジェスとフランクのきょうだいが始めた“仕返し有限会社”。だれかの仕返しを代行しておこづかいを稼ぐつもりが、来るのは妙なお客ばかり。そのうえ「歯を1本とってこい」という依頼がきっかけで、魔女らしき人物とトラブルに!ファンタジイの女王が若き日に、初めて子ども向けに書いた愉快な作品。
マキリップが進まないので、久しぶりにDWJを読んでみる・・・。ふむ。最初の方はわけが分からないのだけど、GW中に一気読みできるかな? 著作リストも全然更新してないなあ・・・。 『バビロンまでは何マイル』を立ち読みしてみた。さすが長くて複雑な話だけあって、立ち読みくらいじゃストーリーはわけが分からないけど、気になってた詩の部分の訳はちゃんと読んできた。だいたい私が読み取った通りイメージ通りだった。
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2006年04月22日(土) ■ |
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●最近の購入本 かわいいレース編み雑貨¥1260
Coutureさんが作っていた【はさみケース】と【かぎ針ケース】が作りたくて購入。糸は水色。暖かくなったせいか、涼しげな色に惹かれてしょうがない。 しかし、ついにレース編みか・・・。やれやれ。我ながら「ここまで来てしまったか」な気分だけど、まぁいいや。写真を乗せないだけ理性があると思おう。←歯止めが利かなくなりそうなので、一気に全部消した。 まぁ、もともとこっちの世界にハマる素養はあったわけだから、しょうがないかも。小六の夏休みの自由研究に、コテコテのフランス刺繍のクッションを作ったのをしみじみ思い出してみたり。白い布に刺繍枠をセットして、ローズなんとかステッチとか、舌を噛みそうな名前の技法が色々あるやつ。すっかり忘れてしまったけど、小六の時にできて今できないわけが・・・いやいや、でも刺繍は糸の管理が面倒だから・・・。いかん、すごくやりたくなってきた。
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2006年04月19日(水) ■ |
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●読了:火車(宮部みゆき) 内容(「BOOK」データベースより) 休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。
おもしろかったけど、評判ほどいいとは思わなかった。 クレジット、キャッシングの怖さは知ってるので、金利が高いとか蟻地獄とか「スゲー!」みたいに書かれても今更だし。まぁ初版は結構前なので、その頃にはこういうテーマそのものが目新しかったんだろうか。
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2006年04月18日(火) ■ |
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●読了:動物園の鳥(坂木司) 出版社/著者からの内容紹介 ひきこもりの友人を外の世界へ連れ出そうと努力を続ける坂木司。動物園で起こる不思議な現象に、鳥井真一は筋道の立った回答を導き出すことができるか? 『青空の卵』『仔羊の巣』に続く感動の第3弾!
図書館本。
●読了:ターン(北村薫) 内容(「BOOK」データベースより) 真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。気がつくと、自宅の座椅子でまどろみから目覚める自分がいた。3時15分。いつも通りの家、いつも通りの外。が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。そしてどんな一日を過ごしても、定刻がくると一日前の座椅子に戻ってしまう。いつかは帰れるの?それともこのまま…だが、150日を過ぎた午後、突然、電話が鳴った。
かなり長い間、積読になってた本。
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2006年04月17日(月) ■ |
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●読了:ブルースカイ(桜庭一樹) 内容(「BOOK」データベースより) 西暦1627年、ドイツ―魔女狩りの苛烈な嵐が吹き荒れるレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会った…。西暦2022年、シンガポール―3Dアーティストの青年ディッキーは、ゴシックワールドの昏い眠りの中、絶滅したはずの“少女”というクリーチャーに出会う…。そして、西暦2007年4月の日本。死にたくなるほどきれいな空の下で…。3つの箱庭と3つの青空、そして少女についての物語。
図書館で借りた桜庭一樹の本をまとめてダダーっ読み中。感想を書く余裕があるかは疑問だけど、タイトルだけでも記録しておかないと忘れてしまいそうなので。
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2006年04月16日(日) ■ |
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●読了:少女には向かない職業(桜庭一樹) 内容(「MARC」データベースより) 中学2年生の1年間で、あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した-。これは、ふたりの少女の、血の噴き出すような闘いの記録。痛切なストーリーが胸を抉る衝撃作。
●読了:砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(桜庭一樹) 内容(「BOOK」データベースより) 大人になんてなりたくなかった。傲慢で、自分勝手な理屈を振りかざして、くだらない言い訳を繰り返す。そして、見え透いた安い論理で子供を丸め込もうとする。でも、早く大人になりたかった。自分はあまりにも弱く、みじめで戦う手段を持たなかった。このままでは、この小さな町で息が詰まって死んでしまうと分かっていた。実弾が、欲しかった。どこにも、行く場所がなく、そしてどこかへ逃げたいと思っていた。そんな13歳の二人の少女が出会った。山田なぎさ―片田舎に暮らし、早く卒業し、社会に出たいと思っているリアリスト。海野藻屑―自分のことを人魚だと言い張る少し不思議な転校生の女の子。二人は言葉を交わして、ともに同じ空気を吸い、思いをはせる。全ては生きるために、生き残っていくために―。これは、そんな二人の小さな小さな物語。渾身の青春暗黒ミステリー。
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2006年04月15日(土) ■ |
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●読了:獅子たちはノアの方舟で(桜庭一樹) 内容(「BOOK」データベースより) 真白き方舟の底に、その“羊”は繋がれていた…。白昼のオフィス街で、テーブルに括られた秘書の刺殺体が発見される。犯行現場には謎のメッセージカードが残されていた。容疑者として逮捕されたのは、天才トレーダーの青年・鏑木ミチル。しかし、彼の犯行時の記憶は欠損していた…。圧倒的不利な容疑者の弁護を引き受ける少年―獅子堂・セバスチャン・美弥古。蒼い瞳を持ち、そして弱きモノたちを護る宿命を負った少年は、無実を主張する容疑者の過去の調査を始める。そこには、もう一つの秘められた事件が…。闇は法廷の中で晴らされる。
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2006年04月14日(金) ■ |
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●読了:獅子たちはアリスの庭で(桜庭一樹) 内容(「BOOK」データベースより) 宵闇の聖堂に血塗られた天使が降り立つ。蒼い瞳を持つ少年―獅子堂・セバスチャン・美弥古。天才として米国に渡ること後、数年。帰国し高校に編入した彼は、留学中ある資格を取得していた。久しぶりの日本、おさななじみの琴理となにげない日常を送る美弥古。そんな彼と同居人の探偵・雨ノ森悠に調査の依頼が舞い込む。死体を飾り立てるという奇怪な連続殺人。通称・“骨天使”殺人事件の調査が。天使、神、罪。交錯する細い糸を美弥古はたぐり真実を捜す、ただ弱き獣を護るために。事件の真の闇は、その“箱庭”で明らかに…。
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2006年04月10日(月) ■ |
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青空の卵(坂木司) |
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●読了:『青空の卵』(坂木司) 内容(「BOOK」データベースより) 僕、坂木司には一風変わった友人がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちから心を閉ざしがちな彼を外の世界に連れ出そうと、僕は日夜頑張っている。料理が趣味の鳥井の食卓で、僕は身近に起こった様々な謎を問いかける。鋭い観察眼を持つ鳥井は、どんな真実を描き出すのか。謎を解き、人と出会うことによってもたらされる二人の成長を描いた感動の著者デビュー作。
図書館で単行本版を借りて読了。この本は最近文庫版が出たので目に付いて。 おもしろかった。後書き対談にもあるけれど、この話の坂木と鳥井は、「火村と有栖川」「御手洗と石岡」と同じにおいがする。というか、よりハッキリ分かりやすく書いているあたり、かなり確信犯的だと思った。でも表面的にはまじめな普通のミステリだから、上の青字で引用した内容紹介も嘘ではないし。鳥井が壊れるところがかわいい〜〜とか思うあたり、本当どこまでも腐女子・・・。 連作の続きも読んでみよう。2作目の『仔羊の巣』は区内の図書館にないけど、近隣の区で持ってるな。また税金を使わせてもらってお取り寄せリクエストするか?(^^;この本は入手困難だし仕方ない気がする。 *仔羊の巣 *動物園の鳥
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2006年04月09日(日) ■ |
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アコギなのかリッパなのか(畠中恵) |
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●読了:アコギなのかリッパなのか(畠中恵) 内容(「BOOK」データベースより) 21歳の大学生・佐倉聖は腹違いの弟を養うため、元大物国会議員・大堂剛の事務所に事務員として勤めている。ここに持ち込まれるのは、大堂の弟子にあたる議員からの様々な問題。飼い猫の毛の色が変わる謎、後援会幹部が何者かに殴打された事件の始末、宗教団体へ入信の秘書が寄進した絵画の奪還…などの厄介ごとに関わった聖は、元不良の負けん気と機転の利く頭で、センセイ方顔負けの“解決”を成しとげてしまうのであった―。昔は不良だった事務員が、元大物代議士のもとに持ち込まれる陳情、難題、要望から、その裏にある日常の謎を解決する現代ミステリー。
図書館で借りてサクッと読了。なかなかおもしろかった。 【しゃばけシリーズ】の畠中恵の現代もの。テイストは同じで、独特の味のあるキャラクターたちがドタバタ活躍しながら、周囲で起きる(事件とも言えないような)出来事を読み解いたりする連作短編集。 『しゃばけ』もそうだけど、こういう本はどこまでもキャラクターが命。主人公の佐倉聖や、「オヤジ」こと大堂剛をどう思うかが評価の分かれ目という気がする。佐倉聖は(若だんなと違って)オットコマエな奴だし、馴染みのない政治の世界が舞台だし、雰囲気は全然違うんだが。続きは出ないのかな。出るだろうな、きっと。楽しみにしていよう。
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2006年04月08日(土) ■ |
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▲近況 元気にしてます。 ここのところ週6日勤務、週労働45〜50時間が続いてて、3人分の仕事を2人でやってる状態。相棒と気が合うのが救いだな。充実はしてるんだけど、余裕がなくて、時折「本を開くのも嫌!」という生まれて初めての状態に陥ってみたり。 編み物は続いてます。"ene's scarf"は無事に完成して使ってます。今、編んでるのは、ローワンマガジン39号のTilly。ザッと見たところでは、ポイントはドライブ編みという編み方で、これが出来ればあとは見かけが派手なわりに意外と難しくないみたい。これが技術的に「難しい」のレベルなら、ローワンマガジン恐れるに足らず!(おい) 日本語と英語の編み図と解説を、対訳で両方見て編んでいるんだが、「英語の方が単純明快で分かりやすいよな〜」と素で思った自分にビックリ。英語のそのまま記述する形に慣れると、日本版は「表側から見て裏編み」だの「裏面から見ると表編み」だの、つまりそれはどっちなんだよばかやろう!て感じがしてね〜(^^;
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2006年04月06日(木) ■ |
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●読了:GOSICK〈3〉ゴシック・青い薔薇の下で(桜庭一樹) 内容(「BOOK」データベースより) 険しい山々に囲まれた聖マルグリット学園。その広大な敷地の奥の奥に、迷路庭園をくぐりぬけた者だけがたどりつく小さな家がある。その童話の世界のような場所で囚われの妖精―少女・ヴィクトリカは寂しく、想いをめぐらしていた。まだ見ぬ書物について。世界の混沌について。そして、とある少年のことについて。日本からの留学生・久城一弥は、風邪をひいたヴィクトリカをおいて、ソヴュール王国の首都ソヴレムを訪れる。姉、アヴリル、セシルのお使い―「青い薔薇」という宝石を手に入れるために。巨大な高級デパート「ジャンタン」で買い物をする彼は、闇の奥に光る人形の瞳を目撃する。動き出すマネキン。消える人々。そして、闇の中に蠢く謎。ヴィクトリカの知恵の泉の手助けなしに独り一弥は謎に挑むが…。絶好調ゴシック・ミステリー第三弾。
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2006年04月05日(水) ■ |
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GOSICK〈2〉ゴシック・その罪は名もなき(桜庭一樹) |
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●読了:GOSICK〈2〉ゴシック・その罪は名もなき(桜庭一樹) 出版社/著者からの内容紹介 混沌の欠片を集め、ヴィクトリカは語る。真実の言葉で―― なにげなく目にした新聞の広告。言葉の裏に隠されていたメッセージは、ヴィクトリカの母が狙われている、という警告だった。行方不明の母の謎に迫るべく、ヴィクトリカは相棒・一弥とともに旅立った――。 複雑に入り組んだ混沌の欠片に、ヴィクトリカの知恵の泉が挑む! 聖マルグリット学園の図書館塔の上の上、囚われの金髪の姫―ヴィクトリカは、混沌を求めている。自らの退屈を癒してくれる、世界の混沌の欠片を。彼女の知恵の泉がそれを学び―再構築するのだ。 日本からの留学生、九条一弥は、そんな危うく、儚げな姫を守る決意をし、彼女の傍らにいようと思っていた。どんなときも。 <“灰色狼の末裔”たちに告ぐ。 近く夏至祭。我らは子孫を歓迎する―> 新聞の広告欄に掲載された謎のメッセージ。それを見て熱病にうなされるように、学園を飛び出すヴィクトリカ。彼女と九条一弥は、ある山間の小さな村を訪れる。そこは、ヴィクトリカにとって忘れ難い場所であった…。 夏祭りが近づく謎多き村で起きる不可解な殺人。そして過去に起こった不可能な殺人。二つの事件に巻き込まれていくヴィクトリアと一弥は、混沌の欠片を集め、確実に真実へと近づいていく。祭りの篝火の向こうにある血塗られた真実とは?絶好調のゴシック・ミステリー第二弾!
読みやすい。おもしろかった。 表紙はいかにも「ゴスロリ」「萌え」ってな雰囲気だけど、ストーリーそのものはわりと正統派なミステリ。ヨーロッパの架空の国、その田舎町の寄宿学校に在学中の日本人留学生、謎めいた少女。「いかにも」な設定と、微妙に崩したような、いい意味で遊んでいるような雰囲気の話。文章が上手いので、するすると最後まで読まされてしまう。 あと、このシリーズってあとがきがおもしろいんだよね〜。桜庭一樹日記を読んでみたい。
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