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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2004年12月31日(金)
2004年のまとめとおもしろかった本

▲今年も終わりですね。
今年も、充実した一年でした。洋書は2003年よりも少なかったけれど、和書は沢山読めたし。ダイエットも成功したし(笑) 「読書」という趣味は、ページ数、冊数で記録が残るところに妙な満足感があるなぁ、と思ったり。私生活でもかなり色々とあったので、今年のことは一生忘れないような気がします。
サイトの方はこれからも淡々とマイペースに続けて行きますので、2005年もどうぞよろしく。皆様、よいお年をお迎えください。

●12月のまとめ
≫買った本
洋書   5冊  ¥1,575
和書   1冊  ¥ 500
その他  1冊  ¥ 450
--------------------------
計    7冊  ¥2,525

≫読んだ本
洋書 4冊 751 p
和書 1冊 315 p
--------------------------
計  5冊 1,066 p

●2004年のまとめ
≫買った本
洋書  107冊 ¥67,852
和書  155冊 ¥83,124
その他     ¥21,795
--------------------------
計   262冊 ¥172,771

≫読んだ本
洋書 58冊  13,965 p
和書 94冊  34,541 p
--------------------------
計 152冊  48,506 p

2003年のまとめはこちら。買った本、読んだ本とも規模縮小。以下、ジャンル別&なんとなくお気に入り順に並んでいます。

≪2004年 おもしろかった本≫
▲ファンタジー

Alphabet of Thorn(Patricia A. McKillip) 2/16
Mort(Terry Pratchett) 6/31
Ombria in Shadow(Patricia A. McKillip)  6/23
The Amazing Maurice and His Educated Rodents(Terry Pratchett) 2/20
Equal Rites(Terry Pratchett) 4/6
Guards! Guards!(Terry Pratchett) 9/7
The Homeward Bounders(Diana Wynne Jones)  6/3
The Mennyms シリーズ(Sylvia Waugh) 7/28
時の町の伝説(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ) 6/18
Last Herald-Mage ヴァルデマール年代記 (Mercedes Lackey) 3/18
The Witch Trade Trilogy(Michael Molloy) アビーと光の魔法使い3部作 1/23
Johnny Maxwell Novels (Terry Pratchett) 8/6
Tithe: A Modern Faerie Tale(Holly Black) 6/11
Predator's Gold(Philip Reeve) 8/31
Book of Enchantments(Patricia C. Wrede) 2/9
Spiderwick Chronicles(Tony Diterlizzi & Holly Black) スパイダーウィック家の謎  4/7
Water Trilogy 1&2(Kara Dalkey)  8/2

▲SF
復活の地1〜3(小川一水) 11/6
永遠の森 : 博物館惑星(菅浩江) 3/26
ルー=ガルー : 忌避すべき狼(京極夏彦) 10/1
果しなき旅路 : ピープル・シリーズ(ゼナ・ヘンダースン) 3/24

▲ミステリ
麦の海に沈む果実(恩田陸) 8/13
ダ・ヴィンチ・コード (上)(ダン・ブラウン) 10/29
ダ・ヴィンチ・コード (下)(ダン・ブラウン) 10/31
黄昏の百合の骨(恩田陸) 9/6
魔女の死んだ家(篠田真由美) 2/28
黒と茶の幻想(恩田陸) 11/3
陰摩羅鬼の瑕 /他、妖怪シリーズ(京極夏彦) 7/24
百器徒然袋 : 雨(京極夏彦) 7/15
百器徒然袋 : 風(京極夏彦) 7/17
未明の家 : 建築探偵桜井京介の事件簿(篠田真由美) 3/7
闇のなかの赤い馬(竹本健治)2/29

▲時代もの
しゃばけ / ぬしさまへ / ねこのばば(畠中恵)
本朝妖怪盛衰録 豆腐小僧双六道中ふりだし(京極夏彦) 3/10
巷説百物語シリーズ(京極夏彦) 4/12
春風ぞ吹く : 代書屋五郎太参る(宇江佐真理) 6/27

▲その他
英国妖異譚 シリーズ(篠原美季) 8/3
Under Gemini(Rosamunde Pilcher) 3/3
After Glow(Jayne Castle) 4/19
薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木(江國香織) 11/4
 *こゆるぎ探偵シリーズ(たけうちりうと) 3/28 



2004年12月30日(木)
The Tower at Stony Wood(パトリシア・A.マキリップ)@6/28章

●読書中:The Tower at Stony Wood(Patricia A. McKillip)@6/28章
1、Melanthosという名前の女性(1、3、5章)
 →5章の始めに"Melanthos saw the woman in the tower"とある。彼女が「窓も出入り口もない塔」の姫君=レディ・グウィン(?)かと思ったが、違ったのか? それとも鏡にだけ映る世界だとか、鏡に映った自分だとか。

2、イヴ国王の騎士シアン・ダグ(2、6章)
  →本物のレディ・グウィンを探しにスカイ国へ行く旅の最中。西へ西へ旅するうちに、食料や金も残り少なくなり、日付の感覚を失っていく。

3、Ysseという島の領主らしい男、Thayne Ysse(4章)
  →「窓も出口もない塔があり、それをドラゴンが守っている。Ysse島のためにドラゴンが守っている黄金をもって来い。Ysse島をレジス・オーラム王の支配から解き放つのだ」とボケた父親に言われる。


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ページ下部の≪2004年 おもしろかった本≫をジャンル別に並べました。

▲もちつき
親戚の家で、年末恒例の餅つき。四国がルーツなので丸餅。あんこ餅が美味い〜〜! これを食べないと、正月が来ない感じがする・・・。明日は正月の買い物とお節作りで一日が終わる予定。



2004年12月29日(水)
The Tower at Stony Wood(パトリシア・A.マキリップ)@4/28章

●読書中:The Tower at Stony Wood(Patricia A. McKillip)@4/28章
おもしろい。話は4章までに語り手が3人に増えて、別々に話が進行中。どこか終わりのほうで一つに合流するんだろう。

1、Melanthos(1章、3章)という名前の女性
2、イヴ国王の騎士シアン・ダグ(2章)
  →スカイ国からきた吟遊詩人に言われて、本物のレディ・グウィンをスカイ国へ探しに行くことに。

3、Ysseという島の領主らしい男、Thayne Ysse(4章)
  →「窓も出口もない塔があり、それをドラゴンが守っている。Ysse島のためにドラゴンが守っている黄金をもって来い。Ysse島をレジス・オーラム王の支配から解き放つのだ」とボケた父親に言われる。



2004年12月28日(火)
ほんとうはひとつの話(E.L.カニグズバーグ)

●読了:Altogether, One at a Time(E. L. Konigsburg)
感想はこちら
翻訳≫ほんとうはひとつの話
1971年、5冊目の本として出版されたカニグズバーグにしてはめずらしい短編集。4つの作品は主人公も雰囲気もみんなバラバラで、どうして「ほんとうはひとつの話」なのか、首をかしげたくなるかも知れません。けれどもくりかえし読むうちに、「あっ、そうか」という発見があるはずです。

マキリップの合間に、軽く読める短編集を読んでみた。英語がメチャクチャやさしくて、英語を読んでいる気がしないくらい。話が短くて、キレイにまとまっているせいでストレスがないのかな。
4つの物語は、すべて「困難な状況におかれた子供」が主人公。タイトルの「ほんとうはひとつの話」というのは、多分それをいかにたくましく切り抜けるかとか、人生をどう生きるか、みたいな意味かなと思う。一番気に入ったのは3話目の"Camp Fat" ≫続きの感想はこちら



2004年12月27日(月)
The Tower at Stony Wood(パトリシア・A.マキリップ)@3/28章

●読書中:The Tower at Stony Wood(Patricia A. McKillip)@3/28章
ううう、美しい〜〜。いいなぁ、いいなぁ。マキリップ好き〜。このキラキラ綺麗な文章、大好き! 色彩が豊かなんだよね、ちょっと抜き出してみようかな。

P.1 : sunset, river, black cloak, tower of gold, horse's golden flanks, shadow, jewel, bloody crimson, the last lay of light, silver ring, black as jet, kelp-dark eyes,

P.2 : water, night, light, tree, sun-browned, color of water, gold, blood, silver

文学作品の研究論文で、物語に出てくる色の単語を全部抜き出して分析するっていうのがあったなぁ・・・。こういう本ならそれも楽しいかも〜。私は本を読むとき、フルカラーで映像化しようとしながら読む人。だから色が沢山出てくる本は時間がかかって疲れるんだけど、でもものすっごく楽しい! 



2004年12月26日(日)
The Tower at Stony Wood(パトリシア・A.マキリップ)@2/28章

●読書中:The Tower at Stony Wood(Patricia A. McKillip)@2/28章
濃いファンタジーを読みたくなって、マキリップの未訳本を読み始める。最初の10ページほどをザッとみたところでは、他の本と比べて単語が易しくて取っつきやすい気がした。一番最近読んだOmbria in Shadowなど、最初の方は単語を引かないで読むと半分くらいしか分からなかったけど、本書は最初から辞書ナシでもなんとか話が分かったし。
 *パトリシア・A.マキリップ レビューリスト

ストーリーは、イヴ(Yves)という国から始まる。イヴ国王レジス・オーラム(Regis Aurum)が、遠い西の国スカイ(Skye)からやってきたレディ・グウィン(Lady Gwynne)を后に迎えることになり、国中が歓迎&祝賀ムードにあふれている。そんな中、イヴ国の騎士で、国王の親友でもあるシアン・ダグ(Cyan Dag)は、レディ・グウィンになぜか奇妙な違和感を覚え、素直に歓迎することができない。「レディ・グウィンは化け物が成り代わった偽者」「本当の花嫁は、スカイ国の石の塔に囚われている」「イヴとスカイと、世界を救うために本物のレディ・グゥインを救い出して欲しい」とスカイ国からやってきた吟遊詩人に言われ、戸惑うシアン。一方、国王を始め、イヴ国の人々はシアンの葛藤に気付かず、レディ・グウィンの「美しさ」に骨抜きになってしまう。

Cyan Dag ・・・ Yves国の騎士。King of Yvesの親友で命を救ったことがある。
Regis Aurum : King of Yves ・・・ Yves国の王。遠い西の国、Skyeから新しく后を迎えたばかり。
Lady Gwynne : Lady from Skye ・・・ SkyeからやってきたYves国の王の后。
Idra : Bard of Skye ・・・ Lady Gwynneに随行してSkyeから来た吟遊詩人。
Cria ・・・ Yves国の有力貴族?の娘。Cyanの恋人らしい。

●アマゾンから到着 洋書2冊¥1618(ギフト券)
Ithanalin's Restoration : Legends of Ethshar(Lawrence Watt-Evans)
The Dreaming Tree(C. J. Cherryh)

両方ともファンタジーで初めての作家。"Ithanalin's Restoration"は完全にジャケ買い。軽めで楽しい本だといいなと思って。Legends of Ethsharというシリーズの本らしい。"The Dreaming Tree"はかなり以前に掲示板でどなたかに薦めていただいて気になってたもの。



2004年12月25日(土)
オーガーの宮殿へ(ホリー・ブラック&トニー・ディテルリッジ)

●読了:The Wrath of Mulgarath(Tony Diterlizzi , Holly Black)
 ≫感想はこちら
<内容>
ついに姿を現した最大の敵オーガー。その残酷なふるまいにショックを受けたジャレッド達は助けを求めて家に戻る。しかし、そこで3人が見たものは…? 「妖精図鑑」争奪戦、ついに終結! サバイバルファンタジー全5巻完結。

*翻訳本情報

Spiderwick Chronicles / スパイダーウィック家の謎】シリーズの5巻、最終巻。5巻の翻訳タイトルは『オーガーの宮殿へ』というらしい。ストーリーはだいたい予想通りに展開して終わるんだが、本の装丁とイラストだけで星4つあげたい感じ。翻訳版は装丁が気に入らない。あの薄っとろい安っぽいカバーはなんだ! ・・・まぁ、値段のことを考えると無理ないかもしれないけど、もし原書がああいう装丁だったら、読んでなかっただろうな。



2004年12月24日(金)
グリーン・ノウの子どもたち(ルーシー・M・ボストン)読了

25・26日留守にします。

●読書中:The Children of Green Knowe(Lucy M. Boston)
翻訳≫グリーン・ノウの子どもたち(ルーシー・M・ボストン)
トーズランド(トーリー)少年はクリスマスを過ごすため、"グリーン・ノア"と呼ばれる大きなお屋敷へやってきます。そこは不思議な場所。その屋敷でトーリーはひいおばあちゃんに当たるMrs.Oldknowと仲良くなり、外では下男のボギスと過ごすうちに、どこかから子供たちの笑い声や足音が聞こえたり、ひとりでに動く木馬、鏡に一瞬何かが映ったりすることに気がつきます。彼らは何百年も昔にグリーン・ノアに住み、この世を去った子供達でした。

なかなかおもしろかった。雰囲気が静かで、描写が丁寧。ストーリーはどうということはないんだが、緑に囲まれた屋敷や自然物の描写がとても多くて、淡々と読んでいるうちにお屋敷が目の前に浮かび上がってくる感じ。

<グリーン・ノウシリーズ>
The Children of Green Knowe(Lucy M. Boston)
The Chimneys of Green Knowe(Lucy M. Boston)
The River at Green Knowe(Lucy M. Boston)
A Stranger at Green Knowe(Lucy M. Boston)
An Enemy at Green Knowe(Lucy M. Boston)
The Stones of Green Knowe(Lucy M. Boston)



2004年12月23日(木)
新刊2冊

●新刊:『日暮らし(上)(下)』(宮部みゆき)
2004/12/22発売 ¥1680×2冊
<出版社 / 著者からの内容紹介>
待望の最新時代小説、たっぷり上下巻で登場。
多くの者の運命を大きく変えた女・葵が殺された。殺したのは――本当にあいつなのか? すべてを闇に葬り去られるのか。湊屋の人々の数奇な運命と、人間の業の深さを前に、懊悩しつつも謎に迫るぼんくら同心・平四郎と超美形少年・弓之助。「本当に真実のこと」がついに現れる!


講談社の月刊文芸誌「小説現代」に連載していた、宮部みゆきの時代物長編の単行本版が出た模様。欲しいけど、ハードカバー2冊はヤだなぁ。

●新刊:『失われし書庫』早川文庫(ジョン・ダニング)¥945
古本屋探偵クリフ・シリーズの3作目、The Bookman's Promise ¥863の翻訳だと思われる。クリフPB倶楽部の名前の由来になったシリーズ。このシリーズはわりと好きなので読みたいが、PB版の方が値段が安くて、表紙もずっと好み。・・・さて、どうするか。

1作目=幻の特装本 / The Bookman's Wake
2作目=死の蔵書 / Booked to die



2004年12月22日(水)
ハリポタ6巻は2005/7/16発売

●ハリポタ6巻は2005/7/16発売
Harry Potter and the Half-Blood Prince : UK版(J.K. Rowling)¥3511
Harry Potter and the Half-Blood Prince : US版(J.K. Rowling)¥2070

<抜粋>
彼は年老いたライオンのようにみえた。たてがみを思わせる黄土色の髪、ふさふさの眉毛、そのどちらにもちらほらと白髪があった。針金縁の眼鏡の奥で黄色がかった目を鋭く光らせ、少し足を引きずってはいるが大またで歩く姿は、さっそうとして気品があった。(試訳)

<Short Text Excerpt>
He looked rather like an old lion. There were streaks of grey in his mane of tawny hair and his bushy eyebrows; he had keen yellowish eyes behind a pair of wire-rimmed spectacles and a certain rangy, loping grace even though he walked with a slight limp.



2004年12月20日(月)
Conrad's Fate(Diana Wynne Jones)

●近刊:Conrad's Fate(Diana Wynne Jones)
価格: ¥1,560
ハードカバー: 384 p ; 出版社 Greenwillow ; ISBN: 0060747439 ; 1st 版 (2005/04/01)

来春発売のDWJ新作、クレストマンシーシリーズの長編のUS版表紙が出ていたので貼り付けておきます。UK版よりもこっちの方が安いみたい。



2004年12月15日(水)
グリーン・ノウの子どもたち(ルーシー・M・ボストン)

●読書中:The Children of Green Knowe(Lucy M. Boston)
翻訳≫グリーン・ノウの子どもたち(ルーシー・M・ボストン)
主人公の少年トーズランドが、クリスマス休暇を過ごす曾祖母の家へ向かう列車の中から物語が始まる。母親の祖母に当たる大おばあさんの家はグリーン・ノアと呼ばれる古い屋敷で・・・。

何気なしにタイトルの"knowe"を辞書で引いたら、≫knollとあって、続いて続いて調べると、
 "knoll"
  小山、円丘、塚、洲、砂洲 丘の頂上
    ・・・「リーダーズ英和辞典」
 

・・・とあった。え、つまり「グリーン・ノウ」って「緑の丘」という意味なのか? 冒頭で大雨になってお屋敷が水に囲まれてしまうところなんか、確かに「中洲」って感じはするけど。水に囲まれて屋敷だけ沈まないってことは「丘」なんだろうし。



2004年12月14日(火)
またディスクワールド本を購入!

●買った本@Libro 洋書3冊¥1575
The Light Fantastic(Terry Pratchett)
Jingo(Terry Pratchett)
Sleep, Pale Sister(Joanne Harris)

懲りずにまたディスクワールドものを買ってしまった! 池袋のリブロの洋書売り場を通りかかったら500円均一のペーパーバックワゴンがあって・・・買うつもりなかったのに! ディスクワールドのUK版は派手だから、背だけでも目立ってすぐ見つけてしまったぞ。



2004年12月13日(月)
The Wee Free Men(Terry Pratchett)

●読了:The Wee Free Men(Terry Pratchett)
主人公の少女ティファニー・エイキング(Tiffany Aching)は魔女の才能のある女の子。魔女が生まれにくいというチョークの地に生まれ育ち、地元の人たちから尊敬を集めていた祖母のエイキングおばあちゃん(Granny Aching)に可愛がられて育った、小さなチョークの魔女。ある日、幼い弟のウェントワースが「妖精の女王」浚われてしまい、ティファニーは単身、弟を助けに妖精の国へ。ティファニーの味方はThe Wee Free Men=青い色をした小人たち。ティファニーは弟を助けることが出来るのか!?

というような話。
ちまちま読み続けて、ようやく読了! 読み終わってみれば、とてもオーソドックスなストーリー展開だったと思う。結末も予想通りのところに着地して、その後にまた一波乱ありそうな感じで終わるという・・・。
・・・つか、この本なんと1ヶ月近くもかかってしまった! 一気に読めなかったのは、私の調子が悪いのと、中間部で話が動かなくて飽き気味だったのと両方だと思う。私がダラダラ読んでいたのを差し引いても、主人公ティファニーとThe Wee Free Men=青い色をした小人の訛ったお喋りが延々とどこまでも続くのは結構つらかったぞ。この本は数日から、遅くても1週間で一気に読んだ方が面白いと思う。それでも、最後まで読みきれたのは結末が気になったからだが・・・。



2004年12月12日(日)
買った本

●買った本 和書¥500
隠された庭 : 夏の残像(2) (ごとうしのぶ)

書店で見つけたタクミくんシリーズの新刊。まだ続いてるんだねぇ・・・。今日は本当は緑と金の祝祭 英国妖異譚(9)(篠原美季)を買いに行ったんだが、どこにもなかったのだ。やっぱり新宿まで出ないとダメか!(−−; 



2004年12月10日(金)
買った本

●買った本 その他¥450
ダ・ヴィンチ1月号

日記をサボりっぱなしですみません。ここ1ヶ月本もろくに読めてないし、色々余裕がなさ過ぎてダメダメ。でも年末年始の冬休みは長〜いので、その間に再起を図りたいと思います・・・。



2004年12月09日(木)
ジャッコ・グリーンの伝説(ジェラルディン・マコーリアン)

ジャッコ・グリーンの伝説(ジェラルディン・マコーリアン)
原書≫The Stones Are Hatching(Geraldine McCaughrean)
「わしらを救えるのは、おまえひとりだ、ジャッコ・グリーン」 フェイリムの前に現れた油まみれの小人は言う。こわくなって逃げだしたフェイリムはしかし、命をねらわれながらも、「生まれくるもの」を阻止する旅に出る…。

ああ、これも書き忘れてた。半年ほど前に原書で読んで、サッパリ分からなかった本の翻訳が出たらしい。けっこう前に本屋で見かけて、「あ、ジェラルディン・マコーリアンのThe Stones Are Hatchingの翻訳が出てる! しかも金原瑞人だし」と思ったのに。神話伝説幻獣がぞくぞくと出てきて、何じゃこりゃと思ってるうちに混乱してしまったんだった。こういう本こそ翻訳で読んでみようっと!(^^; 私の感想はこちら



2004年12月05日(日)
「ハウルの動く城」観てきました。

ハウルの動く城
行ってきました。ハウルに萌え〜〜〜!初登場シーンからイイ! 
「待たせたね。・・・ぼくの連れだ」(とソフィーの肩を抱く)
キャー!o(>▽<*)(*>▽<)o キャー!
オッケー!バッチリ!もう一回見に行くかも! やっぱり音と映像の威力はすごいな。
冷静になって批評してみると・・・宮崎さんがかなり「原作に気を使ってるな」という印象。確かに原作とは違うところも多いのだけど、ひとつのアニメ作品としてみた場合ストーリーもキャラクターもどこか中途半端なところがあって、原作のシーンを切り張りしたようになっていると思った。宮崎アニメだから、魔女宅みたいに跡形もないほどオリジナルになっていた方が、アニメ作品としての完成度は高かったかもしれない。
けど、私的にはあのハウルと荒地の魔女と、ついでにソフィーと、あと空を飛ぶシーンでお腹いっぱいだから問題なしです。
*画像は「ハウルの動く城」主題歌"世界の約束"のもの。

≪参考≫
DVD情報:ハウルの動く城

原作本:
1、魔法使いハウルと火の悪魔 : ハウルの動く城 1(ダイアナ・ウィン ジョーンズ)
  Howl's Moving Castle(Diana Wynne Jones)
2、アブダラと空飛ぶ絨毯 : ハウルの動く城 2 (ダイアナ・ウィン ジョーンズ)
  Castle in the Air(Diana Wynne Jones)

関連書籍:
ハウルの動く城 ; スタジオジブリ絵コンテ全集 14(宮崎駿)
ピアノソロ 中級 ハウルの動く城 イメージ交響組曲

CDその他:
ハウルの動く城 サウンドトラック(久石譲)
イメージ交響組曲 ハウルの動く城 / チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ハウルの動く城 主題歌「世界の約束」

その他:
ハウルの動く城 2005年度 カレンダー



2004年12月04日(土)
白い兎が逃げる(有栖川有栖)読了

●読了:白い兎が逃げる(有栖川有栖)
 ≫感想はこちら
中編が4作収録された作品集。まぁまぁだった。これといった出来のものはないように思う。

●メモ:緑と金の祝祭 : 英国妖異譚9(篠原美季)
渡されたペンダントの意味は!? 卒業間近のアシュレイからユウリへのプレゼントとは!?
来期の生徒自治会(スチューデントソサエティ)代表を選出するために活気づく学内。ダーウィン寮(ハウス)の寮長に内定した頭脳明晰、容姿端麗なバフォートが何かにつけシモンに擦り寄っていた。彼はアシュレイとただならぬ関係だった生徒で、ユウリは心穏やかではなかった。一方、「答えられていない問いの答え」とアシュレイからユウリの首にかけられた十字架のペンダントの意味は……!!夏至前夜祭(ミッドサマーイヴ)に何かが起きる――!?
(2004/12/05発売)



2004年12月02日(木)
白い兎が逃げる(有栖川有栖)

●読書中:白い兎が逃げる(有栖川有栖)
内容(「MARC」データベースより)
ストーカー行為に悩む劇団女優清水玲奈。彼女を変質者から引き離すプランは成功した筈だった。ところがストーカーの死体が発見され、事件は思わぬ展開に。臨床犯罪学者火村英生の論理的思考が冴える4編。『ジャーロ』等掲載。
≪目次≫
不在の証明 / 地下室の処刑 / 比類のない神々しいような瞬間 / 白い兎が逃げる


第1話≫不在の証明
大阪在住のある作家の双子の弟が殺され、殺人の嫌疑がかけられているという。この双子の兄弟には三角関係にある女性がいるのだが・・・。

ずっと積んであった有栖川・作家編の1話目を読了。・・・ふーん、まぁまぁかな。ネタとしてはよくある話って感じ。双子の諍いの理由も結局、本当にそれ以上ないほど「よくある話」だったというわけか。一話目だし、久しぶりにアリスと火村が見られたからいいけど。