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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2004年11月30日(火)
ねじの回転(恩田陸)読了 / 11月のまとめ

ねじの回転 : FEBRUARY MOMENT(恩田陸)
 ≫感想はこちら

●11月のまとめ
≫買った本
洋書   1冊  ¥843
和書   2冊  ¥3990
その他  3冊  ¥1540
--------------------------
計    6冊  ¥6373

≫読んだ本
洋書 1冊 285 p
和書 7冊 3,559 p
--------------------------
計  8冊  3,844 p

うーん、今月は調子悪いなー。ま、月半ばで(超個人的な)大騒ぎがあったし、後半は仕事がアレだったし、まぁこんなもんかな。12月もちょっとダメかもしれないけど、年末年始はゆっくり出来ると思うので、気持ちを切り替えて楽しく読書!
面白かった本は以下。
黒と茶の幻想(恩田陸)
薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木(江國香織)
復活の地1〜3(小川一水)



2004年11月28日(日)
ねじの回転 : FEBRUARY MOMENT(恩田陸)

ねじの回転 : FEBRUARY MOMENT(恩田陸)
内容(「MARC」データベースより)
人類を悲惨な運命から救うべく、国連に歴史の介入点に選ばれた1936年2月26日、東京。時間遡行によって歴史を修復するため選ばれた安藤大尉らには別の思惑が…。歴史SF長編エンタテインメント。『小説すばる』連載。



ええと、1/3くらいまで。
面白くない、というより歴史の知識が少ないので面白さがわからない・・・。「二・二六事件」をテーマにした時間遡行もの? 私の場合、そもそも「二・二六事件」って何だっけ?の世界なので、調べて勉強しないことには、もう何がどうなってるのか・・・。う〜ん、要するにテロ?? で、安藤とか栗原とか石原というのも、みんな歴史上の人物なのね。で、どこが面白いのこれ?(^^;



2004年11月26日(金)
「魔法使いハウル」不思議な扉の開き方(藤城真澄)

「魔法使いハウル」不思議な扉の開き方(藤城真澄)
¥1155
宮崎駿監督、木村拓哉吹き替えで話題の映画『ハウルの動く城』。原作は『指輪物語』の作者トールキンの弟子ジョーンズ女史の人気ファンタジー。しかし映画は、原作とは大いに異なっている。いろいろな伏線とイギリス人ならではのパロディが詰め込まれ、われわれ日本人にはすぐにはわからないからだろうか。土台となった2本の原作とそのウィットあふれる謎を解きほぐし、映画だけ見た人、原作だけ読んだ人、その両方の人、みんなが納得、楽しめる本。

ちょっと前に本屋で見つけた本。【曙さんのところ】で見て、忘れてたのを思い出した。
DWJの解説本ですね。ハリポタであちこちからたくさん出てるやつ、あれのハウルバージョン。ハウルを中心に、クレストマンシーなど他の翻訳作品のことも。全体的にわりと表面的に撫でてる感じだと思った。

▲ロザムンド・ピルチャー
SSSピルチャーが話題になっているのを見たら【Winter Solstice / 冬至まで】が読みたくなった。Winter〜はスコットランドを舞台にしたクリスマスの話なので、12月頃になると読みたくなる。今年の「冬至」は12月21日・・・おぉ、もう一ヶ月切ってる! 今年も読んだら、連続3年目。


●図書館
ねじの回転 : FEBRUARY MOMENT(恩田陸)
ライオンボーイII―奇跡の翼(ジズー・コーダー)



2004年11月25日(木)
The Wee Free Men(Terry Pratchett)@4/14章

●読書中:The Wee Free Men(Terry Pratchett)@4/14章
微速前進中。ティファニーは話が進むにつれてどんどん「魔女」らしく・・・エスカリナやグラニーや、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの本にも出てくるようなお転婆で元気な女の子の本性が表れてゆく。いいねぇ。こういう子って大好き!
ある日ティファニーの弟ウェントワースが行方不明になり、それを妖精の仕業と見破ったティファニーは、物言うカエルの知恵を借りて、The Wee Free Menを呼び出し・・・。The Wee Free Menは妖精の世界では「悪者」として知られた性悪の小妖精で、彼らはなぜかティファニーを恐れている。というのは、ティファニーの祖母に関係があるのかな?

今月の私の調子だと一気読みはできなそうだけど、まぁいいや。ようは私が楽しければ良いのだし。



2004年11月22日(月)
お知らせ

▲更新停滞中
掲示板を放置中ですみません。こういうところに自分の魚座O型っぽい性格がモロに出ている気がします。個人的なメールでも平気で何週間も放置してから、「ごめん、久しぶり! 元気ー!?」の一言で済ませたりするしな・・・。・・・自己嫌悪。でももうちょっと待ってください( ̄人 ̄;
日記の更新が滞っているのは私の個人的な事情によります。どうか気長に生暖かい目で見守ってやってください。



2004年11月21日(日)
ETS英語能力リサーチ

▲TOEIC
"ETS英語能力リサーチ"とやらを受けてきた。過去にTOEICを受けたことのある人の中で、一定の条件を満たした人にだけ案内ハガキが送られてくるらしい。午前午後と一日拘束される代わりに、無料でTOEICの点数が出て、3000円分の図書券をくれるというもの。午前中に普通のTOEIC、午後にTOEICによく似た形式の"ETS"の方のテストが。やっぱりいざ申し込んでもタダだと思うと来るのが面倒になる人が多いらしく、私のいた教室は1/3近くが欠席。あんなのでリサーチになるのかねぇ。
せっかくのTOEICなんだけど、私もたまたま体調が最悪で、午前中のTOEICのリーディングで投げた。点数、いつもの半分も行かないと思う。よっぽどお昼で帰っちゃおうかと思ったけど、交通費使って来てるんだから図書券3000円は絶対もらってやる!と思って最後まで書いてきたぞ。・・・でも、私の今日の結果は、ぜんぜん英語能力の調査になってないと思います・・・(T▽T)・・・。ゴメンナサイ、手抜きじゃなくて気分が悪かっただけなんです。ただでさえクソ面白くもないTOEICのビジネス英語、体調が悪いときに読もうとする方が間違ってたって感じ。



2004年11月20日(土)
電車男

●買った本 その他2冊¥969←金額は私が払った本だけ。
電車男
出版社/著者からの内容紹介
電車内で絡む酔っ払い爺から女性を助けた、ひとりのアキバ系ヲタ青年。彼女いない歴=年齢(22)の彼は、助けたお礼を送ってくれた彼女をデートに誘うべく、モテない独身男達が集うネットの掲示板に助けを求める。・・・


2ちゃんねるで話題になった「電車男」の過去ログを編集して本にしたもの。ログは【こちら】で読めます。サイトで読めるって言ってるのに、本で欲しいって誰かが言うからー・・・。いいねぇ、電車男。告白の場面では私ももらい泣き!電車男の書き込みよりも、「Mr.名無しさん」たちの生の書き込みが最高。

XXXHOLIC 5(CLAMP)
ツバサ 8(CLAMP)
魁!!クロマティ高校 10 四面楚歌(野中英次)

"The Lion King"劇団四季
チケットが安く手に入ったので、喜んで観にいってきた。以前行った知り合いが「ものすごくよかった!」と言ってたのを「ライオンキングのどこがそんなに良いわけがあるのよー」とかちょっとバカにしてたんだが・・・こんなに楽しめるとは思わなかった。ストーリーや舞台のデザインはほとんどアニメ版そのまま。歌もメロディーもそのまま日本語訳。私的には英語バージョンの方が聞きなれてて好きだから、日本語の歌にはちょっと残念・・・いや、上手だったし、悪いって言ってるんじゃないんだけど。最初と休憩の後で、客席の後ろから役者が登場するのはうまい! ざわついてた客席の空気が一気に引き締まって、舞台に引き寄せられていくのが分かった。



2004年11月19日(金)
買った本

アマゾンから本が3冊届く。3冊とも「24時間以内に発送」の筈が、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの『魔空の森ヘックスウッド』が一時的に在庫切れになったせいで、1週間以上かかった。早く読みたかったのに、熱が冷めてしまったじゃないか! "Angels & Demons"は翻訳本を買うのはゴメンだし、借りることも難しそうなので安い方に流れてみた。

●アマゾンから到着 和書2冊¥3990 洋書1冊¥843
バウンダーズ : この世で最も邪悪なゲーム(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
 ≫【原書レビュー
出版社 / 著者からの内容紹介
イギリスで生まれた少年ジェイミーは、弟と妹と暮らす普通の少年だった。古城と呼ばれる場所で、不可解なゲームをする“あいつら”に捕らえられ、ゲームの世界に放り投げられてしまうまでは……。鉱山の世界、大神殿の世界、戦場の世界、けだものたちの世界など、ひとつの世界から次の世界へとさまようジェイミーの旅がはじまった。この邪悪なゲームのルールは何か? もとの世界に、自分の家に帰ることはできるのか? ・・・(後略)・・・


魔空の森ヘックスウッド(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
出版社 / 著者からの内容紹介
銀河の中心とロンドン郊外の森を往き来する時空を越えたファンタジー小説。物語は、少女がロンドン郊外にあるヘックスウッド農場に次々と不審な人物が出入りするのを目撃するところから始まる。少女は農場に出かけ、そこで何世紀もそこに幽閉されていたという魔法使いに出会うが、実はこのヘックスウッド農場には、宇宙のはるか彼方、銀河系の支配者から送り込まれた「バナス」という不思議な装置が封印されていた。・・・(後略)・・・


Angels & Demons(Dan Brown)
天使と悪魔(上)(ダン・ブラウン)のPB
内容(「MARC」データベースより)
図像学者ラングドンは、謎の紋章に導かれ、ヴァチカンへ足を踏み入れる。それは17世紀に科学者ガリレオが創設したという伝説の秘密結社のものだった。神の都で彼を待ち受けていたのは、連続見立て殺人ゲームだった…。




2004年11月17日(水)
クレオパトラの夢(恩田陸)読了

●読了:クレオパトラの夢(恩田陸)
 ≫感想はこちら
北国のH市―北海道の函館と思しき海辺の町を舞台にしたサスペンス。
MAZE】に脇役として出てきた女言葉を使う男、神原恵弥(かんばらめぐみ)が主人公。H市に住む自分の双子の妹・和見を連れ戻すべく、東京からはるばるやってきた恵弥は、妹の不倫相手だった学者の若槻慧が事故死したことを知る。久しぶりに会った妹とゆっくり話をしながら、恵弥はH市に来てからの状況に何か違和感を覚え、はからずも和見と腹の探りあいに・・・。
恵弥と和見がそれぞれ隠している秘密とは何なのか。若槻慧は本当に事故死だったのか? そして、若槻の手帳に書いてあったという「クレオパトラ」とは・・・。追い求めているものは「伝説」なのか?
北国の街に交錯する、密やかな思惑と駆け引き。無限のイメージが、遠い記憶を呼び覚ます。01年刊「MAZE」に続くシリーズ第2弾



2004年11月16日(火)
The Wee Free Men(Terry Pratchett)@2/14章

●読書中:The Wee Free Men(Terry Pratchett)@2/14章
The Colour of Magicがサッパリ分からなかったのに軽いショックを受けて、立ち直るためにあえて同じ作家の本に行ってみる。
・・・。分かる。分かるぞ? 普通におもしろい。楽しそうな本だ・・・。ティファニーちゃん、結構可愛いじゃない。・・・よかった〜〜〜。The Colour of Magicはどうしてあんなに分からなかったんだろう・・・。

少し読んだ印象では、【Equal Rites 魔道士エスカリナ】と同系統のよう。エスカリナは「魔法使いの才能がある」という設定だったけれど、今回のティファニー・エイキング(Tiffany Aching)は魔女の才能のある女の子。魔女が生まれにくいというチョークの地に生まれ育ち、地元の人たちから尊敬を集めていた祖母のエイキングおばあちゃん(Granny Aching)に可愛がられて育った、幼いチョークの魔女。ティファニーの家は農場で、ある日、兄弟のウェントワースと遊んでいると・・・。そしてチョークに何やら危機が迫り、The Wee Free Men=青い色をした小人を味方に冒険をするらしい。

●図書館
ディスクワールド騒動記 1(テリー・プラチェット)
クレオパトラの夢(恩田陸)



2004年11月15日(月)
星の綿毛(藤田雅矢)読了

●読了:星の綿毛(藤田雅矢)
内容(「MARC」データベースより)
砂漠を耕し、種子を播きながら移動する巨大装置「ハハ」に寄生する人々。少年ニジダマはどこかに存在するというトシに憧れていた。ある日、トシからの交易人を名乗る男ツキカゲが現われ…。


ふしぎな話だった。未来の地球が舞台ではあるけど、SFでもファンタジーでもないような、どちらでもあるような・・・。軽く読める幻想小説、って感じ。 ストーリーは結構わけが分からなくて、結末も尻すぼみな印象があるけれど、描かれている世界が面白かったからまぁいいか。
巨大装置「ハハ」によって砂漠の中に生み出されては消えていく緑地帯と、そこに寄生して生きる「ムラ」の人たち。「ハハ」に近い場所を上流、遠い場所を下流と呼んで、移動式テントに住み着く人々。冒頭は「ムラ」の少年ニジダマが落ち穂拾いに出かけるところから始まる。ごく普通の田舎の村かと思ったら、実は・・・という風に、読み進むうちに徐々にその世界の奇妙さに気がつき、ひとつひとつ秘密が明らかになっていく。結末は、なんだか騙されたような、「それでいいのか!?」というか・・・。うーむ。



2004年11月14日(日)
緑野原少年(星野架名)

●買った本 その他1冊¥680
緑野原少年(星野架名)
 ≫感想はこちら



2004年11月13日(土)
図書館 / キャラミル研究所

●図書館
『星の綿毛』ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション(藤田雅矢)

キャラミル研究所2 〜僕らの理不尽を科学する
やってみました、キャラミル。診断はこちらから(無料)
診断結果
オモテゲノム / HOT
ウラゲノム / Wild, General, Feeling
このタイプの特徴は・・・
 ●基本的に『なんかえらそう』です。
 ●奔放で独創的。で、少しわがまま。
 ●ふやーっとモノを考えるのが好き。
 ●誰とでもよくしゃべり、いつでも本音でぶつかります。



2004年11月12日(金)
ディスクワールド騒動記 1(テリー・プラチェット)@161/285p

●読書中:The Colour of Magic(Terry Pratchett)@161/285p
翻訳≫『ディスクワールド騒動記 1』(テリー・プラチェット)
3話目"The Lure of the Wyrm"の途中まで。
この本ってもしかして各話ごとに舞台がガラッと変わる? まじめに読んでるつもりなんだが、やっぱりよく分からない。つか、この本はもう投げた。今日、図書館に翻訳本の予約入れておいたので、感想は日本語で読んでから書こうっと!(^^; 最後まで一応目を通すけど、PB版の感想を書くのはこれで最後ということで。



2004年11月11日(木)
近刊情報:Stravaganza City of Flowers(Mary Hoffman)

●近刊:Stravaganza City of Flowers(Mary Hoffman)
ストラヴァガンザ3部作(メアリ・ホフマン)】の3作目の表紙が出ていた♪ 公式サイト抜粋があるのも発見! 「花の都」で現実世界ではフィレンツェにあたる都市が舞台。このシリーズは大好きなので、かなり楽しみ。
<書誌情報>
2005.3.7発売 ペーパーバック:496 ページ 出版社: Bloomsbury ; ISBN: 0747578184



2004年11月10日(水)
ディスクワールド騒動記 1(テリー・プラチェット)@145/285p

●読書中:The Colour of Magic(Terry Pratchett)@145/285p
翻訳≫『ディスクワールド騒動記 1』(テリー・プラチェット)
2話目:"The Sending of Eight"読了。
1話目で大火事が起きた(多分)アンク・モルポークを後にしたRincewindとTwoflowerは、次なる冒険の旅へ。マイペースで勝手で迷惑なTwoflowerと、そのお守り(ガイド)で苦労の多いRincewind、サラマンダードリュアスといった生き物たちまで出てきて大騒ぎ。

うーん、ごめんなさい。やっぱり読みにくくてよく分からなかった。自信なくすなぁ。普通にちゃんと読んでるのに、どうしてこんなに分からないんだろう(−−;
Twoflowerは海外旅行に行った日本人そのままのイメージというレビューには納得。なるほどねえ。そんなことも気がつかなかったわ〜(^^;

デイ・アフター・トゥモロー
レンタル屋さんで借りてきて観た。インデペンデンス・デイがわりと好きなので、同じ監督と知って。
うーん、まぁまぁ? ニューヨークに行った息子を救助に行く父・・・。話の規模はでかくて素敵なんだが、災害が収束するところがものすっごく呆気なくて呆然とした。なんだあ、ただおとなしく待ってればよかったのかっ。(^^; あと、大統領とその周辺が存在感なさすぎ。最後の演説がとって付けたようだと思ったのは私だけ?



2004年11月09日(火)
ディスクワールド騒動記 1(テリー・プラチェット)@91/285p

●読書中:The Colour of Magic(Terry Pratchett)@91/285p
翻訳≫『ディスクワールド騒動記 1』(テリー・プラチェット)
本書は原書UK版が"The Colour of Magic"、US版は"The Color of Magic"とスペルが違ったりします。最初気がつかなくて、どうしてタイトル検索で一緒に出てこないのか不思議だった。中身は4つの中編・短編集が収録されている。1話50〜100ページ程度。
収録作品≫"The Colour of Magic" "The Sending of Eight" "The Lure of the Wyrm" "Close of the Edge"

1話目:"The Colour of Magic"読了。
難しかった。読み始めて最初のページからもう分からなくて、3度読み返すもやっぱり意味不明。設定は掴めるんだけど・・つまり何が起こってるの? ええと、なんとか分かったのは

・Rincewind(魔法使い)がTwoflower(よその国からアンク・モルポークに来た人)を観光案内している話らしい。
・Twoflowerは金(きん)が大量にとれる国から来たため、その辺りの感覚が狂っている。裕福な身ではないけど金を沢山持っていて、湯水のように使う。
・Twoflowerの金を狙った暗殺ギルドとか現れて大騒ぎ。

・・・みたいな感じ。で、ドタバタしてるらしいんだけど、場面場面の進行がサッパリ読み取れない=面白さが分からない。次、"The Sending of Eight"行きます!

●買った本 その他1冊¥450
ダ・ヴィンチ12月号



2004年11月08日(月)
ディスクワールド騒動記 1(テリー・プラチェット)@19/285p

●読書中:The Colour of Magic(Terry Pratchett)
翻訳≫『ディスクワールド騒動記 1』(テリー・プラチェット)
内容(「BOOK」データベースより)
さぁて、みなさんお立ち合い。ここに現われいでましたるは、巨大亀の背中に乗った四頭の象がささえる円盤世界。その円盤世界に名高きは、われらが落第魔術師リンスウィンドとその相棒、究極の観光客ツーフラワーとお供の〈カバン〉。偉大なるゲームマスターの神々に操られ、このふたり、行くところたちまち大騒動を引き起こす。まずは、その第一巻の始まり、はじまりぃ。


昨日読んでたSingle White Vampire(Lynsay Sands)は放り出し決定。
ディスクワールドシリーズの1冊目の本。なんだけど、「ディスクワールドの本をはじめて読む人にはこれよりも、もっとふさわしい本がある。たとえば"Mort"とか。」「ちょっと分かりにくい」「ディスクワールド本にはもっと良い本が沢山ある」なんて評判を聞いたのでずっと後回しにしてあったが、そろそろ良いかなと思って。


Angels & Demons(Dan Brown)
天使と悪魔(ダン・ブラウン)のPBを買おうか買うまいか迷い中。翻訳でサッサと読んでしまいたいけど、1890円×2冊なんて自分で買うのは嫌だし、図書館は予約がいっぱいだし。早く読みたいんだけど、どうしよ。



2004年11月07日(日)
Single White Vampire(Lynsay Sands)@2/20

●読書中:Single White Vampire(Lynsay Sands)@2/20
久しぶりにロマンス本を読んでみる。ヴァンパイア・ロマンス。軽いラブコメディだとか。
ヒーロー役はLucern Argeneau(ルツェルン??)という600年生きてきたヴァンパイア。親兄弟の恋愛話を本にして出版したところ「ヴァンパイア・ロマンス」として大人気になってしまい、「大人気ロマンス作家」として編集者に追いかけられる羽目に。Lucernと連絡がつかないのに業を煮やしたロマンス本編集者のKate C. LeeverがLucernの家に押しかけてくるところから話が始まる。

うーん。私って(実生活でもフィクションでも)人の好き嫌いが激しくて、自分でも何とかしなきゃと思うんだけど、このKateってヒロインの女、嫌い! 出てきた最初のページから「あ、この女、合わない」とか思って(決めて)しまった私って・・・(^^; あ〜あ。
Kate・・・なんていうか、バカっていうか、押しが強くて察しが悪いっていうか、自分勝手っていうか、能天気なところが癇に障るっていうか。こういう第一印象って当たっちゃうから困るよ。うーん。潔く放り出すか? 話は面白そうなんだけどな。そろそろディスクワールドに呼ばれてる気がするし・・・。

▲ダイエット近況
スタート時より−6キロで、ほぼ学生時代のサイズに戻ったことが判明。ずっとしまってあったスーツ類とか色々、捨てないでよかった・・・。もう少し落としたいけど、これ以上減らすといよいよ胸が減りだすかも。それより足が減ってほしいので、プールでバタ足&踏み台昇降で頑張ります!



2004年11月06日(土)
復活の地(小川一水)読了

●読了:復活の地 13』(小川一水)
 ≫感想はこちら
内容(「BOOK」データベースより)
王紀440年、惑星統一を果たしたレンカ帝国は今まさに星間列強諸国に対峙しようとしていた。だが帝都トレンカを襲った大災厄は、一瞬にして国家中枢機能を破壊、市民数十万の生命を奪った。植民地総督府の官僚であったセイオは、亡き上司の遺志に従って緊急対策に奔走するが、帝都庁との軋轢、陸軍部隊の不気味な動向のなか、強力な復興組織の必要性を痛感する…。崩壊した国家の再生を描く壮大なる群像劇、全3巻開幕。


おもしろかったー! 【震災列島 / 石黒耀】よりずっとよかった。地震の本(小説)が読みたい人にはかなりおすすめです。タイムリー!

▲近刊:バウンダーズ : この世で最も邪悪なゲーム(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)Amazon
 ≫表紙は原書"The Homeward Bounders"のもの
 ≫原書のレビュー
イギリスで生まれた少年ジェイミーは、弟と妹と暮らす普通の少年だった。古城と呼ばれる場所で、不可解なゲームをする“あいつら”に捕らえられ、ゲームの世界に放り投げられてしまうまでは……。鉱山の世界、大神殿の世界、戦場の世界、けだものたちの世界など、ひとつの世界から次の世界へとさまようジェイミーの旅がはじまった。この邪悪なゲームのルールは何か? もとの世界に、自分の家に帰ることはできるのか? ゲームに翻弄されつつも、彼は、故郷を失った奇妙な生命体ヘレンと、悪魔ハンター・ヨリスに出会い、同盟を結ぶ。「バウンダーズ」達は、必死でチャンスをつかみ、帰途を見いだす反撃の計画を立てるのだった。

11月8日頃発売? とりあえず来週中には本屋に並ぶ模様。【出版社のページ】に表紙が出てます。いいね、好きかも。目まぐるしく沢山の世界を渡り歩く話なんだけど、それが楽しいというか・・・この話、私はかなり気に入ってるんだけど、どんな評判が出てくるかな。



2004年11月05日(金)
不安な童話(恩田陸)読了

●読書中:不安な童話(恩田陸)
 ≫感想はこちら
内容(「BOOK」データベースより)
私は知っている、このハサミで刺し殺されるのだ―。強烈な既視感に襲われ、女流画家・高槻倫子の遺作展で意識を失った古橋万由子。彼女はその息子から「25年前に殺された母の生まれ変わり」と告げられる。時に、溢れるように広がる他人の記憶。そして発見される倫子の遺書、そこに隠されたメッセージとは…。犯人は誰なのか、その謎が明らかになる時、禁断の事実が浮かび上がる。


●買った本 その他1冊¥410
エーデルワイス(河惣益巳)
 ≫感想はこちら



2004年11月04日(木)
薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木(江國香織)読了

●読了:薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木(江國香織)
内容(「BOOK」データベースより)
情熱。ため息。絶望…でも、やっぱりまた誰かを好きになってしまう!恋愛は世界を循環するエネルギー。日常というフィールドを舞台に、かろやかに、大胆に、きょうも恋をする女たち。主婦。フラワーショップのオーナー、モデル、OL、編集者…etc.9人の女性たちの恋と、愛と、情事とを、ソフィスティケイトされたタッチで描く「恋愛運動小説」。


おおおお、意外だ。おもしろかった!
日本人の書いたラブストーリーは湿気が多くて好きになれないことが多かったけど、これはサラリとした感触がなかなか素敵だった。女たちはお互いに友達だったり、ただの知り合いだったり、店の店員と客だったり、上司と部下だったりと関係は色々。彼女たちとその恋人、夫、不倫相手とを代わる代わる描いた連作短編風の小説。色んなカップルが出てきておもしろい。しまいには乱交状態で呆れてしまったけど、サラッとしてるから嫌らしい感じはしなかった。私は誰に近いかなぁ。つか、桜子が怖いー。

▲家族旅行
今日、突然「12/24〜26に(みんなで)箱根に行くよ」と親に宣言されました。・・・。しかもすでに宿を予約済み。
おい、ちょっと待てや。普通、そういう時って先に「予定入ってない?」とか聞くもんじゃない? 都合が悪いと断ってみたら、この世の終わりみたいな顔してメッチャクチャ怒られてしまった。ああそう、断られるとは思ってもみなかったわけね・・・。せっかくのクリスマスなのに、丸3日間も親の機嫌とって、父親のカラオケ聴いてすごせってか・・・。嫌すぎる! ああああ、めんどくさいなぁ。どうせ年末年始は家に貼りつくことになるんだし、頼むからクリスマスくらい放っといてくれないかなあ! 
・・・なんて、親が元気だからこそ言えることだけど、でもうっとおしいものはうっとおしいの! 



2004年11月03日(水)
黒と茶の幻想(恩田陸)読了

●読了:黒と茶の幻想(恩田陸)
 ≫感想はこちら
出版社/著者からの内容紹介
華麗にして「美しい謎」 恩田陸の全てがつまった最高長編
――目の前に、こんなにも雄大な森がひろがっているというのに、あたしは見えない森のことを考えていたのだ。どこか狭い場所で眠っている巨大な森のことを。学生時代の同級生だった利枝子、彰彦、蒔生、節子。卒業から十数年を経て、4人はY島へ旅をする。太古の森林の中で、心中に去来するのは閉ざされた「過去」の闇。旅の終わりまでに謎の織りなす綾は解けるのか……?


おもしろかった。分厚い本だけど、あっという間に読んでしまった!
高校〜大学時代の仲間4人が、揃って屋久島へ旅行に行く話。道中記というのか、カンタベリー物語風というのか・・・4人がそれぞれ心の中にある「美しい謎」を告白していくうちに、忘れていた過去の記憶や想いと再会する。個人的には蒔生みたいなキャラクターは大嫌いだけど、それはこの際問題じゃない感じ。突き放した描き方なので、不快ということはなかったし。
ただ、ハードカバーで買ってまで読んだかというと微妙かも・・・図書館で借りて読んでよかったかな。



2004年11月01日(月)
『影のオンブリア』(パトリシア・A.マキリップ)

▲『影のオンブリア』(パトリシア・A.マキリップ)発売決定
(情報元:ニムさん
Ombria in Shadow(Patricia A. McKillip) ≫レビュー の翻訳が発売されるそうな。井辻朱美訳、ハヤカワ文庫プラチナファンタジイ第2期より、3月刊行予定。
Ombria in Shadowは、オンブリアという中世ヨーロッパをイメージした街を舞台にした歴史絵巻。他の作品がよく神話・伝説方向の趣味に爆走しているのと比べると、これは国の権力を握る黒い魔女、王族貴族たちの権力闘争と、それに翻弄される幼い世継ぎの君・・・という、非常に正統派っぽい話だった記憶が残っている。【Winter Rose】みたいに少女趣味に走ったりしてない分、一般的にとっつきやすい作品ではあるかも。私はWinter Roseの方が断然好きだけれども。(笑)