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2004年10月31日(日) ■ |
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ダ・ヴィンチ・コード (下)(ダン・ブラウン)読了 |
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●読書中:ダ・ヴィンチ・コード (下)(ダン・ブラウン) ≫The Da Vinci Code(Dan Brown) 暗号解読官でもある館長の孫娘ソフィーは、一目で祖父が自分だけにわかる暗号を残したことに気付く。ラングドンと二人でダ・ヴィンチが絵に描きこんだ暗号を解き進むうちに、キリスト教の闇の歴史が浮かび上がる……。 前作"Angels and Demons"(邦題『天使と悪魔』)に続く本書は、ページを繰る手が止まらないスリラー作品に仕上がっていると同時に、西洋史の驚くべき解釈をも披露している。主人公のふたりは、モナリザの微笑みの意味から聖杯の秘密にいたるまで、西洋文化の大いなる謎をめぐる知的かつ魅力的な探索に乗り出す。
おもしろかった! 美術や宗教についての知識は人並みにしかないけど、楽しく読めてうれしい。事前知識が全然なくても、興味がありさえすれば誰にでも楽しめると思う。 ただ上巻のスケールの大きさに比べて、下巻はちょっと失速気味な印象があった。「聖杯」を追い求めるソフィーとロバートの道行きの結末がああいうことになるとは・・・まぁ、こういう本の結末としてキリスト教社会を大混乱に陥れたまま終わるわけはないだろうとは思ったけど、拍子抜けしてしまったのは確か。 それでも、パリ、ロンドンと有名な観光地を舞台に、宗教・美術の大いなる謎をテーマに、これだけ分かりやすくミステリーを描ききったのはすごいと思う。『天使と悪魔』も読んでみよう。
●10月のまとめ ≫買った本 洋書 1冊 ¥1029 和書 2冊 ¥2651 -------------------------- 計 3冊 ¥3680
≫読んだ本 洋書 4冊 878 p 和書 5冊 2,181 p -------------------------- 計 9冊 3,059 p
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2004年10月29日(金) ■ |
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ダ・ヴィンチ・コード (上)(ダン・ブラウン)読了 |
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●読了:ダ・ヴィンチ・コード (上)(ダン・ブラウン) ≫The Da Vinci Code(Dan Brown)の翻訳 内容(「MARC」データベースより) ルーヴル美術館長が死体で発見される。その夜館長と会う約束になっていたハーヴァード大教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められた。その死体は、ダ・ヴィンチの最も有名な素描を模した形で横たわっていた…。 *出版社サイト「ダ・ヴィンチ・コード」
なにこれ、めちゃくちゃ面白いー! 他の本を放り出して爆読し、一気に上巻を読み終わってしまった。 キリストの聖杯を探す話・・・というので何やら難しそうだと思っていたけど、読んでみたら別に普通に読みやすい。でもそうよね、考えたらアメリカでそんな難しい本がベストセラーになるわけがなかった(笑) 主人公のロバート・ラングドンはアメリカ人で、ハーヴァード大学で宗教象徴学を研究している学者。ストーリーはルーヴル美術館の館長ジャック・ソニエールがグランドギャラリーで死ぬところから始まる。そのダイイング・メッセージに"P.S. ロバート・ラングドンを探せ"とあったことから、ソニエールの孫娘ソフィーとロバートは、ジャック・ソニエールの奇怪な死に関係する謎に巻き込まれていくことに。 んで、まぁジャック・ソニエールは「キリストの聖杯」を狙う者に殺されたということで、ソフィーとロバートは警察や対抗勢力に命を狙われながら、聖杯を探していくことになると。続いて下巻を読みます。
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2004年10月28日(木) ■ |
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震災列島(石黒耀)読了 |
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●読了:震災列島(石黒耀) 著者からのコメント 東京の自然災害危険度はニューヨークの17倍。日本で暮らすということは、実はそれだけで相当リスキィな行為だということを、著者コメント欄に書こうと考えていたら、初版発行翌日に新潟県中越地震が発生。初の新幹線脱線とか、既存の断層の前後に延びる未知の伏在断層、震度6強など、作中で想定したある地震そっくりの状況が展開して、唖然としました。地震規模もほぼ同じです。私に予知能力があったわけではありません。この規模の地震は、日本のどこでいつ発生してもおかしくないのです。恐ろしいことですが、私達が暮らすのはそんな国なのです。・・・(後略)・・・
期待はずれだった。前作『死都日本』のインパクトが強かっただけに、今回はちょっと期待しすぎたかも。 大震災が日本を襲うという舞台背景の上で、主人公(中年男)が娘を殺したヤクザに復讐する話。ヤクザとの戦いに勝つための手段が、東海地震によって起きる津波というわけ。 地震についての専門的な記述は結構あるものの、ストーリーの方は割合的にヤクザとの争いの方に力点が置かれていて、地震は事件の"背景"。もしくは復讐の手段。地震そのものが話の主役という感じがしない。早川首相と日銀の総裁やらの秘密計画、政治家たちの思惑、日本全国を襲うテロ・・・色々詰め込みすぎて、ぜんぶ中途半端に終わっている感じがした。彼氏持ちの若い女性がヤクザにさらわれて暴行を受けて・・・という話なので、ハッキリ言って読んでいて気分のいい話ではなかったし。 う〜ん、でも話に乗り始めたら一気に読めたから、悪くはなかったんだけど。
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2004年10月25日(月) ■ |
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The Various(Steve Augarde)@9/29章 |
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●読書中:The Various(Steve Augarde)@9/29章 ミッジが語り手のところは普通に面白いんだが、それ以外の6、7、9章がサッパリ分からん・・・。The Royal Woodの妖精や不思議な動物たちの視点で、ミッジの伯父さんの家の近くの森に棲む彼らの世界が描かれるところ。やたらと細かくて、キャラクターが多くて・・・単語も難しく感じるぞ。ミッジの話と妖精の世界が平行して進んでいくので、どちらか一方だけ飛ばすわけにもいかないし。このままだと、絶対話が分からなくなる! 困ったなぁ。どうしよう。6、7、9章だけ3回くらい読んだら少しは分かるかな。
ミッジはお弁当を持ってピクニックへ行った時に、納屋?小屋?で怪我をした小さな小さな馬が巨大な機械の下敷きになっているのを見つける。その馬は本当に小さい妖精の馬(?)で、ミッジの頭の中に直接話しかけてきた。なんとか馬を助け出したミッジは、家からお湯を運んで看病を・・・。
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2004年10月23日(土) ■ |
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ブラの本。(青山まり) |
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▲近況 友人Mに会い、ブラの本。(青山まり)、ブラ美人(青山まり)をもらう。男性の方、失礼しますね。・・・すごいタイトルだなぁ、というツッコミは置いといて。正しいバストの測り方とか、美しいプロポーションとか、女性ホルモンとか、脂肪のつき方とか、基本的なことがわかりやすく書いてある。ブラについては、本当に「基本のキ」しか書いてないけどな・・・それだけやってない人が多いってことだろうか。例:「ブラは必ず試着してから買う」 私としてはアンダーバストを自分でつめる方法とか、肩ひもを付け替える方法とか、有名メーカー別カップの特徴とか、「ブラジャー研究家」ならではのもっと突っ込んだ内容を教えて欲しい。 *参考リンク:青山まりのミモザクラブ「ブラジャー友の会」
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2004年10月21日(木) ■ |
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ハロウィーンがやってきた(レイ・ブラッドベリ)読了 |
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●読了:The Halloween Tree(Ray Bradbury) ≫以前の感想はこちら この本好きなのー。ブラッドベリの『ハロウィーンがやってきた』のPB〜♪ 何年もうちのサイトを見てくださってる方なら多分お馴染みの、10月恒例のハロウィン本! 最初のブラッドベリ本だったし、長さが短めで読みやすいのもあって、毎年10月になるとつい読みたくなってしまう。 さぁ、読んでない人はとっとと読みましょう! と、毎年言ってる気がするが・・・。何度読んでも新しい発見があるなぁ。人気者のピプキンって、不思議な子! 主人公とも言えるキャラなのに謎が多いし。マウントシュラウド氏の正体もよくわからないよねー。ちょっと不気味で謎だらけなところと、ブラッドベリ独特の文章のリズムが最高!
●アマゾンから到着 和書1冊¥1751(ギフト券¥244) 震災列島(石黒耀)
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2004年10月20日(水) ■ |
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The Various(Steve Augarde)@1/29章 |
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▲DVD ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション トリロジーBOXセット 【¥24,696 (税込)2005/2/16発売】 そうそう! これよ、これ!これが買いたいがために、今までSEEを一度も見ないで我慢してたんだから!予約予約! つか、誰か私に買って〜〜!(爆)
▲名探偵コナン 銀翼の魔術師 新作レンタルDVDを観る。今年の春?に公開された、コナンの一番新しい映画らしい。冒頭、突然怪盗キッドが出てきて「ええ〜〜?!」と思ってたら・・・なるほど、そう来たか。ミステリーとしてよりも、アクション映画として楽しかった。ダイハード2みたいで。
●読書中:The Various(Steve Augarde)@1/29章 主人公ミッジ(Midge)は12歳の少女で、シングルマザーの母クリスティン(Christine)と二人暮らし。ミッジのママはオーケストラのクラリネット奏者で、講演旅行に出かける間の数週間、ミッジは伯父ブライアン(Brian)の家で過ごすことに。ブライアンはミル・ファームという農場に一人で住んでいる。馴染みのない親戚、一度も行ったことのない田舎・・・最初は嫌々だったミッジだが、いざ着いてみるとブライアンとミルファームを結構気に入ってしまう。「家に帰ってきたみたいにホッとする」
児童書のお決まりのスタイルで始まったところだ。家庭の事情で遠くの親戚の家へやってきた12歳の少女が、ブライアン伯父さんの農場で冒険するのかな? 妖精とか小人とかの話だそうだけど、どうやってそっちの世界とつながるんだろう。・・・このブライアンって伯父さんも、なんだか少年のまま大きくなったみたいな不思議な人みたいだけど・・・。
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2004年10月19日(火) ■ |
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メリーゴーラウンド(ロザムンド・ピルチャー)読了 |
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▲新しいPCが届く IBMのThinkPad R51が届く。IBMのサイトから直接買ってみた。なんとか設定が終わって、一安心したところ。IBMはキータッチが素晴らしいとの噂は確かに本当だった。ただ軽いんじゃなくて、パチパチっと手応えのある軽さ?というか・・・打ちやすい。電気屋の店頭で触った時にはそこまで気がつかなかったなー。
●読了:The Carousel(Rosamunde Pilcher) ≫感想はこちら **感想にネタバレがあります** ≫『メリーゴーラウンド』(ロザムンド・ピルチャー) なかなかおもしろかった。ていうか、今まで書きそびれていたけど、この表紙は真っ赤なウソです。ISBNや内容は一緒だろうけど、版が変わったのか、今は全然違う表紙になっている。籠に入ったリンゴが机の上に載ってる写真だから・・・たぶん寒い時期の話だろうと思ったら、案の定9月から始まったのでビンゴ!(笑)
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2004年10月17日(日) ■ |
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不安な童話(恩田陸) |
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▲近況 さり気に先月からダイエット中で、40日で4キロほど痩せました。地道に、カロリー計算をして食べるものを選び、適度な運動をしてるだけですが。 一度決めると意思は固い方なんで、まだ落ちると思う。・・・しかし、腰回りから肉が落ちるって本当だったのね。ウエストが10cm落ちてスカートとズボンが全滅。先月買った秋物のスカートは一体どうすりゃいいんだろう。サイズが変りすぎて着る物がないが、まだ落ちるだろうと思うと怖くて新たに買うこともできない! 日本人は大体、腰回り→尻→腿→胸の順番で落ちると聞いたが、この順番は本当だろうか。
●読書中:不安な童話(恩田陸) 内容(「BOOK」データベースより) 私は知っている、このハサミで刺し殺されるのだ―。強烈な既視感に襲われ、女流画家・高槻倫子の遺作展で意識を失った古橋万由子。彼女はその息子から「25年前に殺された母の生まれ変わり」と告げられる。時に、溢れるように広がる他人の記憶。そして発見される倫子の遺書、そこに隠されたメッセージとは…。犯人は誰なのか、その謎が明らかになる時、禁断の事実が浮かび上がる。
読み始めたばかり。恩田陸の本はいつも冒頭から引き込まれて終わりまで一気に行くのだけど、この本は珍しく話に入りにくい。といっても今週中には終わるだろうが・・・。生まれ変わりと殺人事件がテーマ? 他人が考えていることが伝わってくるという主人公の特技、すごく大変そう。
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2004年10月16日(土) ■ |
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英語ができない私をせめないで!(小栗左多里) |
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▲近況 自分のPCが壊れてしまっているため、日記の更新は家族のPCを借りてやっております。が、勝手が違うためどうも気分が…。 今日は友人に会い、【しゃばけ(畠中恵)】と【麦の海に沈む果実(恩田陸)】を貸して、英語ができない私をせめないで!(小栗左多里)を借りた。その後、新宿御苑へ散歩に。
●読了:英語ができない私をせめないで!(小栗左多里) 内容(「MARC」データベースより) ダーリンは外国人だけど、実は私、英語が話せないんです。英会話スクールに行ってみたし、ネットで勉強してみたし、ラジオ英会話も聞いてみた…。で、どうなの? 「ダーリンは外国人」の著者が英語との体当たりの日々を描く。
エッセイマンガ『ダーリンは外国人』でブレイクした【小栗左多里】の本。マンガと文章が交互になっていて、軽い英語学習についてのエッセイという感じ。色んな英会話学校に行ってみるところが面白かったな。「発音矯正塾」「米軍ハウスでレッスン」「クッキングでレッスン」「劇をエンジながらレッスン」「映画を使ったレッスン」・・・クッキングって楽しそうだなぁ。私も行ってみたい〜。 私が思うに、やっぱり語学って何かを「伝えたい」っていう自分の積極的な意思がある時が一番上達する気がする。いざとなったら、単語並べてサバイバルな状態になっても、相手に必死で伝えようとすれば結構伝わったりする・・・そういう経験を積み重ねるのが一番じゃないかな。英文メールだって、普段「英作文なんて出来なーい」とか言ってても、実際はなんとかしてしまうもの。文法とかメチャクチャでも、「ちゃんとした文章を作らなくちゃ」っていうプライドを捨てれば意思を伝えるのは割と簡単だ。
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2004年10月15日(金) ■ |
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メリーゴーラウンド(ロザムンド・ピルチャー)@4/7章 |
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●読書中:The Carousel(Rosamunde Pilcher)@4/7章 ≫『メリーゴーラウンド』(ロザムンド・ピルチャー) 半分弱まで。いい調子! この分だと週末に読み終わるかもしれない。 Prueの父の姉妹(おば)のPhoebeが腕の骨を折ったため、2週間の休暇中、コーンウォールのPenmarronまで介護と見舞いに行くことにしたPrue。2週間の休暇は、本当は彼氏のNigelと一緒に、Nigelの故郷スコットランドへ行く予定だったのだが…。列車の中で一緒になった少女Charlotteと友達になり、一緒にタクシーでPenmarronへ向かう。 PhoebeはHolly Cottageと呼ばれる町外れの海辺の家に住んでいる。Phoebeに大歓迎を受けて再会を喜んだ翌朝、PrueがHolly Cottageのすぐ近くの海岸でいると、駅の方から男が歩いてくるのを見つける。彼はDanielと言って…。
Prueはイタリアで美術を学んで、ロンドンへ帰ってきてからは美術館で働いているのだけど、このDanielはアーティストらしい。Prueの仕事先の隣にあるPeter Chastal Galleryで特別展示が開かれている。Danielは、Phoebeの内縁の夫だったChipsの助手をしていたことがあり、Phoebeとも親しい。久しぶりにコーンウォールへ来て、昔なじみのPhoebeに会いに来たらしい。 で、このDanielとPrueがいい感じになっていくと。なんか、話の展開は最初っから見えてる感じで、どうってことないんだけど、読んでてホッとするなぁ。Phoebeは可愛くていい人で最高だし、無意識にNigelとDanielを比べてしまってるPrueが微笑ましい。Danielとの会話部分がいいなぁ。あっさりNigel(彼氏)の存在を喝破されて、一瞬困る所なんて、Prueの顔が見えてくるようだわー。
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2004年10月14日(木) ■ |
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メリーゴーラウンド(ロザムンド・ピルチャー)@2/7章 |
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▲ISBN→ADSL移行完了 設定が大変かと思ったが、思いのほか簡単でホッとした。サイトの更新は私の新しいPCが届くまで出来ないけど、日記の更新は(他のPCから)できるので・・・。
●読書中:The Carousel(Rosamunde Pilcher)@2/7章 ≫『メリーゴーラウンド』(ロザムンド・ピルチャー) 内容(「BOOK」データベースより) ロンドンの画廊に勤める美しく聡明な娘プルーは二十三歳。金融業界で働くボーイフレンドとは婚約寸前。平穏で豊かな生活が保証されるはずのこの結婚に母親も大乗り気だった。或る日、コーンウォールに住む叔母が怪我をし、プルーにしばらくそばに来てほしいと言ってきた。大好きな叔母のため、プルーはボーイフレンドとの大事な約束をキャンセルし、叔母のもとへと旅立つ。そこで彼女を待ち受けていたのは、気鋭の青年画家との思いがけない出会いだった。彼の過去の過ち、そしてそこから生まれた複雑な人間関係の渦、ひとりの寂しげな少女の存在。原始的な自然の残るコーンウォール、個性的な芸術家たちをひきつけてやまないその地を舞台に、ロザムンドおばさんが優しい語り口で、プルーの青春を描きあげる。
ちょっと癒されたくなったので、ピルチャーを読み始める。全230ページほどの薄いペーパーバック。読みやすい! 主な舞台はコーンウォールの田舎町、ピルチャーのいつものパターン通りの話みたい。主人公の女性Prue(23)はロンドンで美術関係の仕事をしていて、数ヶ月前から付き合っているNigelという銀行マンの彼氏がいる。コーンウォール在住のPrueのおばPhoebe(60代)が腕の骨を折ったため、その看護に行く途中の列車の中で、Prueはいかにも寂しそうな10才くらいの少女Charlotte Collisと出会う。寄宿学校が事故で閉鎖されたため、祖母Mrs. Tolliverの住むコーンウォールへ行く途中だという。
Prueはピルチャーの本によく出てくるお馴染みのタイプ。しっかりしているけど実は寂しがりやだったりする自立した若い女性で、両親が離婚していて、田舎に住む親戚と親しくて、都市在住だけど田舎が好き。【冬至まで】のキャリーと同じタイプだ。可愛くて寂しげな少女Charlotte。ピルチャーの本に欠かせない「いい感じの年配の女性」は、今回はPrueのおばPhoebeだね。Charlotteの祖母Mrs. Tolliverは冷たい感じの女性のようで、彼女は何かありそうだな〜。
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2004年10月13日(水) ■ |
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トラッカ−ズ : 遠い星からきたノーム 1(テリー・プラチェット)読了 |
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▲お知らせ 数日以内にISBN→ADSL乗り換えと、パソコン買い替えを予定しているので、しばらく更新が不安定になるかもしれません。順調に行けば問題ないんだが・・・。ちなみに、新しいパソはIBMのThinkPad R51にする予定。現在使ってるバイオ(Sony)が不安定なのに心底疲れたので、とにかく丈夫でよく動くやつが欲しいのだ・・・。
●読了:Truckers : The Bromeliad Trilogy 1(Terry Pratchett) ≫感想はこちら この本は英語で読むと、けっこう難しかった。私はディスクワールドよりもずっと難しく感じたなー。ディスクワールドはストーリーラインを追うだけで面白いけど、ノームは風刺と皮肉がテーマになっているせいで、細かいひねりの部分まで読み取れないと面白くないというか。Leonさんが以前書いてらした、聖書のパロディと思しき「ノームの書(The Book of Nome)」の部分も、英語だとただ読み流すしかできなかったし。もったいなかったなぁ。翻訳も読まないと。 次はロザムンド・ピルチャーに行く予定。
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2004年10月09日(土) ■ |
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台風22号 |
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▲台風22号 今日は外せない用事があったんだが、台風のため中止、と朝電話があった。ラッキー! おかげで、一日、台風情報を見ながらダラダラ過ごすという有意義な一日が過ごせたぞ!(^^;; 各地の被害ニュースを見ながら思ったが、やっぱりこういう日は外に出ちゃダメね。もちろん水害のある地域は避難しなくちゃだし、仕事のある人も仕方ないけど、こんな日はじっと家にいるのが一番。
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2004年10月08日(金) ■ |
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古書店アゼリアの死体(若竹七海)読了 |
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●読了:『古書店アゼリアの死体』光文社文庫(若竹七海) 内容(「BOOK」データベースより) 勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ…。不幸のどん底にいた相沢真琴は、葉崎市の海岸で溺死体に出合ってしまう。運良く古書店アゼリアの店番にありついた真琴だが、そこにも新たな死体が!事件の陰には、葉崎市の名門・前田家にまつわる秘密があった…。笑いと驚きいっぱいのコージー・ミステリの大傑作。
この本の主役は葉崎市の名家である「前田家」の人々。戦後間もなく、双子の兄弟の間で跡目争いが起きたという前田家は、兄弟の妹に当たる前田紅子ばーさんと、紅子の姪で争いに破れた弟の子孫である前田満知子が力を握っている。実業家の満知子が権勢を振るう葉崎市へたまたまやってきた失業中の元OL・相澤真琴は、たまたま海岸で死体を発見し、成り行きから紅子の経営するロマンス本専門古書店「アゼリア」の店番をすることに・・・。 面白くて一気に読んでしまった。以前読んだ【ヴィラ・マグノリアの殺人】が大変面白かったので、続けて同じ街を舞台にした同じ葉崎花シリーズ(勝手に命名)の本を買って積んであったもの。「アゼリア」ってロマンス本専門古書店だったのね! うわー、めちゃくちゃ楽しそう! ロマンス本の話で盛り上がる部分の会話が楽しすぎる! 紅子と真琴が初めて会うシーンとか、「ロマンスまつり」のおばさまたちの会話とか。うわー! ビクトリア・ホルトがずっと気になってるんだけど、読んだことないんだよな〜。
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2004年10月07日(木) ■ |
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トラッカ−ズ : 遠い星からきたノーム 1(テリー・プラチェット)@9/14章 |
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●読書中:Truckers : The Bromeliad Trilogy 1(Terry Pratchett)@9/14章 ≫翻訳:トラッカ−ズ : 遠い星からきたノーム 1(テリー・プラチェット) ≫Excerpt デパート「アーノルド・ブロス(1905創業)」にやってきた、野に住む小人たちの一族10人。そこは数千人のノームたちが住み、売り場ごとに一族を作って勢力争いを繰り広げ、代表者をあつめた"Stationeri"と呼ばれる政府まであるという大きな社会を作り上げていた。外からノームたちとそのリーダー格の若者Masklinは、"Abbot"(大統領か国王みたいな存在?)を始めとするデパートのノームたちと出会い、徐々にアーノルド・ブロス(1905創業)のことを知ってゆく。 外から来たノームの一族が大切にしてきた宝"The Thing"が、アーノルド・ブロスへやって来たことで動力(電気)を得て、話を始める。"The Thing"が言うには、「アーノルド・ブロス(1905創業)」はあと21日で閉店するらしい。デパートの創業者アーノルド・ブロスを「神」と崇めるデパートのノームたちは、「そんなことありえない!」と言うが・・・。
う〜ん。すごい、なんだか独特の世界。「小人の話」という言葉から連想する「楽しい児童書」からはかけ離れた、風刺と皮肉たっぷりのプラチェットワールドって感じだ。ただいま予想を裏切られる快感を満喫中(笑) 「アーノルド・ブロス(1905創業)」は原文では"Arnold Bros(est.1905)"ね。章の始めに、聖書を模した『ノームの書(The Book of Nome)』の抜書きがあるんだが、ここは翻訳で読んでみたいなぁ。実はこれの翻訳本を近所のブックオフで3冊まとめて売ってるのを見たことがあるんだが、その時はプラチェットには(名前は知ってたけど)興味がなかったので、素通りしてしまったんだな・・・。もったいない事したわー!(><。
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2004年10月04日(月) ■ |
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ゆめつげ(畠中恵)読了 |
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●読了:ゆめつげ(畠中恵) <内容> 江戸は上野の端にある神社の神官兄弟、弓月と信行。のんびり屋の兄としっかり者の弟という、世間ではよくある組み合わせの兄弟だが、兄・弓月には「夢告」の能力があった。ただ、弓月の「夢告」は、いなくなった猫を探してほしいと頼まれれば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、まったく役に立たないしろもの。そんなある日、地震で迷子になった大店の一人息子の行方を占ってほしいとの依頼が舞い込んだ。屋根の修繕費にでもなればと、目先の礼金に目がくらみ、弟をお供にしぶしぶでかけてしまったのが運のつき、事態は思いもよらぬ方向に転がって・・・・・・。ちゃんと迷子の行方は知れるのか!? そして、果たして無事に帰れるのか!?
【しゃばけシリーズ】とは別系統の時代もの、幕末の江戸を舞台にした超能力もの+時代ミステリーという感じ。「しゃばけ」の方と比べてミステリー風味が強くて、人がどんどん死ぬ。「夢告」の能力そのものも、結構血みどろでスゴイ。残りの感想は後ほど。
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2004年10月03日(日) ■ |
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トラッカ−ズ : 遠い星からきたノーム 1(テリー・プラチェット)@1/14章 |
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●読書中:Truckers : The Bromeliad Trilogy 1(Terry Pratchett)@1/14章 ≫翻訳:トラッカ−ズ : 遠い星からきたノーム 1(テリー・プラチェット) ≫Excerpt 「BOOK」データベースより 土地開発がすすんで住み処を失ったノーム10人は、次なる地を求めて駐車場のトラックにもぐり込んだ。着いたところは、アーノルド・ブロス(1905年創業)のストア。そこには何千人ものノームがいて、フロアごとに共和国をつくって勢力争いをしていた。創業者を神と崇め奉って。デパートが老朽のため取り壊されることも知らずに―。人間社会を諷刺した絶妙のおもしろさ。
デパートの中に暮らす小人たち・・・前知識はそれだけで読み始めた。突然デパートから始まるのかと思ったら、冒頭は野に住む小人たちの一族10人がトラックに乗り込むところから始まるのね。トラックに乗って(そうとは知らずに)デパートへやって来て、同族に出会ってビックリ仰天。メインキャラは、その中の一人Masklinという若者(表紙左)と、Grimmaという女の子(多分)? それからデパートで生まれ育ったAngalo(表紙右)。デパート「アーノルド・ブロス(1905創業)」に住むノームたちはデパートの中が世界のすべてだと思っていて、Angaloの父は「外から来た」というMasklinの言葉を信じようとしない。
●アマゾンから到着 和書1冊¥1470(ギフト券) ゆめつげ(畠中恵)
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