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2002年10月31日(木) ■ |
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Poppy and Rye @13章 |
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ハロウィン当日ですな。ハーボットのイベントが可愛かった〜っ!ジャック・オ・ランタンが下からドドーンと出てきて、上からは何かふわふわ落ちてきたと思ったら、「ジャックの魂」だって〜!!もう、今までで一番可愛い!!お願い、もう一度やってくれないっ!?(≧▽≦)きゃー (ハボオーナーじゃない方、わけが分からなくてごめんなさい)
●読書中:Poppy and Rye : Tales from Dimwood Forest(Avi) 翻訳あり≫『ポピーとライ―新たなる旅立ち』 <内容> どうして、こんな危険をおかすのか? ライのため。殺されてしまった恋人のことを知らせに、彼の両親に会いに行ったポピーだが、一家の巣は水の底に沈もうとしていた…。『ポピー』 に続く、恋と冒険の物語。
今、半分くらい。おもしろ〜い!ライというのが、ラグウィードの弟なのだけど、「夢見がちなロマンチスト」で出来すぎた兄と比べられて育ったので、僻んでるところがある。(前作までの話の中で)ラグウィードは死んでしまったので、ポピーが彼の両親にそれを知らせに行くというわけ。キャラクターはネズミだけど、感情とか心はありがちな人間の感情をそのまま写してある感じ。ラグウィードの家族にラグウィードが死んだことを報告するシーンは、ちょっと泣いてしまった。・・・・疲れてたのかな。
●昨日の、『メニム一家の物語』が図書館にあったので少し読んでみた。う〜ん、やっぱりおもしろそう!「Very English(とってもイギリスっぽい!)」か・・・いいねぇ、いいねぇ。でもこういう種類の本は、原文で読みたいし・・・PBは注文してから結構時間がかかるみたいだから、Dimwood Forestは届くまでに読み終わればいい・・・か?(^^;
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2002年10月29日(火) ■ |
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The Witch Trade(Michael Molloy) @24章 |
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●読書中:The Witch Trade(Michael Molloy)@24章 もうすぐ読み終わりそう。アトランティスの船(Atlantis Boat)っていうのがいいなぁ〜。表紙の中央イラストの船だけど、小型のノ−チラス号みたいなのだ。 ストーリーはとにかく軽くて、展開がはやーい!ハリー・ポッター、ダレン・シャン、レイチェルと滅びの呪文、アルテミス・ファウル等と並べて、でっかいハードカバーで売り出したら人気が出そうな感じ。ダレンやレイチェルよりはずっと波長が合うようで結構楽しめているけど、やっぱり「それなり」。文字の背景に絵(というか模様)が印刷してあるページなんかもあるのだけど、最初パッと見た時は汚れてるのかと思ってしまった。(^^;
●あああ〜〜っ!ぼんやりしてるうちに、本格ミステリーマスターズの新刊2冊が出てしまったぞ!・・・あ?でも10月の次は1月だから『僧正の積木唄』(山田正紀)が終わってからゆっくり買えばいいか。
『倒錯のオブジェ―天井男の奇想』(折原一)¥1857 <内容> 気をつけろ!天井男が覗いているぞ… 「うちの天井裏には天井男が棲みついているんじゃ」──それは孤独な老婆の妄想なのか? そして二階には密室の中に死体が一つ……。超絶技巧が冴え渡る渾身の書き下ろし
『虹の家のアリス』(加納朋子)¥1762 <内容> 『アリス』と猫とお茶を愛する名探偵 育児サークルへの嫌がらせの犯人は? 連続殺猫事件の真相は? 花泥棒の正体は? ささやかだけど説明できない謎でお困りなら、どうぞ仁木探偵事務所へ!
▲ダンブルドア校長が死去 ・・・プロデューサーから3度もダンブルドア校長役を依頼されたものの、その都度断っていたハリスだが、出演を決めたのは12歳の孫娘の言葉だった。「おじいちゃん、ハリー・ポッターの映画に出ないって聞いたけれど、もしダンブルドア校長を演じないなら、私は一生おじいちゃんとは口をきかないから」と言われた彼は、「OK、それじゃぁやるよ」。・・・
▲SSS英語学習法/多読+シャドウイング 私が大学でやった(やらされた)方法に非常に近いです。もちろん、学校では読みだけでなく、書く、聞く、話すが同時並行でしたが。今でも私が冊数よりもページ数(語数)で読んだ量をカウントするのは、このときの名残り。
▲書籍特集:洋書に親しむテクニック ・辞書なしで洋書の世界に飛び込もう ・最初の1冊はこんなところから ・読解力を高めるための「頭ごなしの情報処理」 ・ネイティブに負けない語彙力をつける究極のペーパーバック
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2002年10月28日(月) ■ |
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The Witch Trade(Michael Molloy) @8章 |
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●読書中:The Witch Trade(Michael Molloy)@8/35章 <内容> 地図にない港町スペラー(Speller)に住む少女、アビゲイル・クローバー(Abigail Clover)、通称アビー(Abby)。叔母夫婦と、海岸に倒れていた所を拾われた少年スパイク(Spike)と4人で暮らしている。両親は航海へ出かけたまま帰ってこない。泳ぐのが大好きなスパイクと一緒に、荒れ模様の海で泳いでいたアビーは、灯台守のおじさんキャプテン・スターライトと知り合い、この世界ではLight WitchとNight Witchが対立を繰り返していて、アビーの両親の行方が分からないのもそれに関係があること、アトランティス大陸は海に沈んだのではないこと、さらにスペラーの町の人々は皆、かつて世界中の「アイス・ダスト」の供給を管理していた「海の魔女」であることを教えられる。
善と悪の魔法使いの戦い、それぞれに力を与えるアイスダスト(善)とブラックダスト(悪)、トロール、Albatross(アホウドリ)を連れたThe Ancient Mariner(古老の舟乗り)、失われたアトランティスの伝説。そんな昔ながらの素材?をミックスしてある不思議な話。面白いかどうかはまだ分からないけど、読んだ感触は悪くない。The Ancient Marinerは、コールリッジ(18世紀ロマン派の詩人)の詩にでてくる舟乗りに由来する。 ≪The Rime of the Ancient Mariner(古老の舟乗り)≫ 航海中に船が嵐に遭い、そこへ霧のなかから神の使いのように一羽のアホウドリがやって来て嵐を払う。船に居ついたアホウドリを、古老の船乗りが弓で射ってしまったことによって呪いがかかり、今度は凪にあって船員は彼を残してほぼ全滅。なんとか命は助かったが、無事に陸へ帰りついた後も、この一連の出来事を他人に語らないと体を激痛が襲うようになった。(『コウルリッジ詩集−対訳(岩波文庫)』 204〜283p)
と、まぁ、そんなような内容の詩。それで、The Witch Tradeにでてくるキャプテン・スターライトというのが、別名The Ancient Marinerと呼ばれている人なわけ。彼に言わせると、アホウドリと自分は仲のいい友達であって、あの詩はそれを見た敵(Night Witch)が作った、というか作らせた詩なのだそうだ。(^^;ぷぷっ!
●アマゾンから到着 『新装アーシアン 2巻』(高河ゆん)¥1365 Plains of Passage(Jean M. Auel)¥940
≫新装アーシアン 2巻 メテオライト/2/永遠のロマンス3/エスケイプ/きみに花束/ナイト・オン・ザ・プラネット-夜の惑星-/楽園の果実 ・・・を収録。おおお、どんどん話が進んでる!いいね〜。そうそうそう、影艶の新しいパートナー「さやか」!いたいた、こんな人!(爆)懐かしい〜っ!
≫Plains of Passage(Jean M. Auel) エイラ4巻。
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2002年10月26日(土) ■ |
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雑誌 ザ・ビーンズ /The Secret(Julie Garwood)読了 |
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角川書店発行の雑誌『ザ・ビーンズ』が(図書館に)あったのでぱらぱら読んだぞ。荻原規子氏のエッセイが載ってるという噂の雑誌はこれかー、とか思いながらそこだけきっちりコピーしてまいりましたとも。エッセイはファンタジーについて色々(説明になってないし)・・・読み応えのある、鋭い文章。「遊び続ける人」なるほどね〜、いい言葉だ。 ええと、この『ザ・ビーンズ』というのはThe Sneaker12月号増刊で、内容は「角川ビーンズ文庫」の雑誌版らしい。だから内容もそんな感じのライトファンタジーの短編や外伝が並んでいる。いくつか見た中では志麻友紀の「ローゼンクロイツ」のマンガと外伝がおもしろかった・・・最初の本は『ローゼンクロイツ―仮面の貴婦人』だそうな。買ってみようっと。
●読了:The Secret(Julie Garwood) あああ、おもしろかった!Ransomより気に入った。やっぱりヒストリカルはおもしろいなー。JG独特のユーモアのセンスも好きだし、英語も読みやすくてどんどん読めたし。歴史ものは背景が事実に基づいている分、ファンタジーやSFよりも想像しやすいので、話の世界に入りやすいのかも。ロマンスそのものはわりとベタだけど、よそ者、客人だったJudithが段々自分居場所を見つけて、「領主の妻」になっていくのが丁寧に描かれているのが良かった。今、別ページに感想を書き中。
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2002年10月25日(金) ■ |
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット 読了 |
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●読了:『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(J.K.ローリング) ああっ、おもしろかった!やっぱりこの巻は3巻までとは色が違う。新しいことが色々起きるし。全っ然話が終わらないで、気がかりなまま夏休みに突入というのも今までにはなかったと思う・・・。早く5巻が読みたいよ〜〜!! セドリックの死は、私は「最初からずっと決まっていたこと」という印象を持ったので、すぐに納得してしまったのだけど・・・やっぱり4巻をずーっと読んできてこの人のファンだった読者はショックだろうなぁ・・・。その時があまりにアッサリしすぎているので、かえって後から来るショックが大きいというか。 しかし・・・ドラコ・マルフォイ、おまえ弱すぎ!!クラッブとゴイルもダメじゃん!くらげの足を生やしてる場合じゃないでしょ!ドラコ〜、頼むから、敵になるならなるで、それなりにちゃんと強くなってよぉ!(涙)あ、いやでも、あのダメダメが愛というのはアリかも。
あ、ちなみにスフィンクスの謎かけ!(下420)原文は
'First think of the person who lives in disguise, Who deals in secret and tells naught but lies. Next,tell me what's always the last thing to mend, The middle of middle and end of end? And finally give me the sound often heard During the search for a hard-to-find word.
Now string them together, and answer me this, Which creature would you be unwilling to kiss?'
内容は上手く日本語に訳してあるけど、原文ではここは意味だけじゃなくて、キッチリ韻とリズムを踏んだ「詩」になっているのよね〜。そういう所まで日本語で表現するのは(これだけ沢山時間をかけて頑張って頑張って訳しても)やっぱり無理なのねぇ・・・。詩を訳すのは翻訳とはまた別のセンスが必要なんだろう。そして松岡さんはそういうセンスがない、と。
●The Merlin Conspiracy(Diana Wynne Jones) 2003.4.7発売 ¥2,769 【ハードカバー: 480 p ; サイズ(cm): Collins ; ISBN: 0007151411】 アマゾンUKに表紙が出ていたのでご紹介。 全く違う世界に住む2人のティーンエイジャーの一人称。ひとりめのArianrhod Hyde(愛称Roddy)が住む世界は魔法の世界で、彼女はCourt Wizards(アーサー王のマーリンのような魔法使い?)の娘。もう1人の主人公はNick Malloryと言って、こちらは私たちと同じような(少なくとも、始めは同じ)世界から始まると。2つの物語が影響し合いながらも、最後の最後まで完全に一つにはならない。
・・・とかなんとか。面白そうだけど・・・複雑そう?(^^;
●読書中:The Secret(Julie Garwood)@8章 やっぱりおもしろいなぁ。JG好きだーファンになりそうー(もうなってるー)! この本は、スコットランドを舞台にしていて、ケルトの伝統とか、人々の気風、結婚や妊娠出産などの習慣とか・・・そういう背景の中でのロマンス、というのが上手い。このストーリーをそのまま現代に持ってきたら、面白くも何ともない本になると思うな。
そうだ、あとJudithへの呼びかけが、話が進むに連れて変わっていくのが面白いと思った。はじめIainたちがイングランドに迎えに来たばかりの頃は'lass'(小娘、少女、女中)で、少し慣れてきたら'Judith'と名前を呼び捨て、やがてMaitlandで周りの信頼と尊敬を得るようになったら、誰からともなく自然に名前にLadyをつけて'Lady Judith'呼ぶようになった。わは、なるほどね〜。
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2002年10月24日(木) ■ |
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炎のゴブレット/The Secret |
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●読書中:『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 今、下巻の初めの方。ペーパーバックで読んだ時、あんまり分厚いので2冊にブッた切って読んだのだけど、翻訳本もまったく同じ所で切ってあったのに笑った。・・・て、そりゃそうか、真ん中辺の章の切れ目というと20章と21章の間になるもんね。 いやぁ、やっぱりハリポタは破壊力がある。自分でもすっかり忘れてたけど、そういえば私ってハリポタの大ファンなんだっけ(笑)。読んでたら思い出したけど、「結構面白い」とか「わりと好き」じゃなくて、「ものすごく好き」なんだった。 4巻の翻訳は、「一生懸命頑張ってるなぁ」という印象。冒頭、ヴォルデモートのセリフのフォントを変えてる所とか、手紙の部分が全部便箋の中に書いてあるように印刷されてるとか(原文ではイタリック体になっているだけ)、「ドンケツの星」(上p313)とか・・・色々賛否両論だけど、笑える、おかしい、変、怖いなどの印象を受けるツボは原書とちゃんと重なってるし、私的にはまぁオッケーだ。ウィーズリーのギャング共が暖炉を通って来るシーンや、「追伸 切手は不足していないでしょうね。」とか英語の時と同じ呼吸で笑えたし、クラウチさんが、クラウチさんが・・・のパーシーもナイス。上p122の色んなテントもいいなぁ。あ、でもハリーのシリウスへの手紙は、ちょっと印象が違ったような気が。あんなにカクカクして強張った文章だったか?読んでるとつい「英語ではどうだっけ」と気になって気が散るのはどうしたらいいのかね。(^^;
●読書中:The Secret(Julie Garwood)@6章 フランシス・キャサリンの居る、HighlandのMaitlandに到着。スコットランドの石造りの厳しい城の前に、そこの住人が揃って同じ模様のキルトを身に付けてお出迎え。領主(Iain)の馬に同乗した敵国の女Judith、とその他3人。出迎えの人の群れの中に、妊娠7ヶ月だか8ヶ月だかのフランシス・キャサリンがいて、血の気の引いた真っ青な顔で泣きながら震えているというわけ。 いやぁ、再会のシーンは感動した(電車の中で泣いた)。同時にIainたち男性陣の反応がもう、おかしくて!フランシス・キャサリンの精神状態が不安定なのは色々理由があって、妊娠中だからというのが一つ、母も祖母も出産時に亡くなっているから自分も死ぬと思っているのが二つ目、でもさらにまだいくつかあるらしい。親兄弟に会えないとか、Maitlandの土地柄にも理由があるみたいだ。そういうのをこれから知って、変えていくのかな?
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2002年10月23日(水) ■ |
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット |
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●祝・『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』発売!! アマゾンから到着 ¥3990 本日発売。入ってたアマゾンのダンボール箱が、これのために作ったみたいに、一分の空きもないほどピッタリサイズ!笑える〜。バーコードが下巻にしかついてないあたりが、「分売不可」を主張してるっぽい・・・ いやぁ、ペーパーバックで読んだのはもう1年以上前なんで、内容がすっかり記憶の彼方だ。(^^;ええっと、トーナメントが何だっけ・・・そうそう、炎のゴブレットに、あるはずのないハリーの名前が何故か入ってるんだっけ? もう長い間「4巻ではハリーと親しい誰かが死ぬ」という噂が一人歩きしてたけど、あの人とハリーってそんなに親しいか?・・・あの人が死んだ時は、少し悲しかったと同時に「ああ、なるほどね。これの伏線だったのか」とか納得してしまった私でした(ひどい)。個人的名場面はドラコがムーディの魔法で白イタチ(フェレット)に変身させられるシーンと、ドラ母初登場シーン&実はマザコンなドラコだ。 よし、読むぞ〜〜!!・・・なんて気合入れてても、数ページで「やっぱり翻訳文は苦手ダ」とか放り出す可能性も、ないことはない。ハリーの翻訳本をまともに読む気になったのは、今回が初めてだし。・・・でもねぇ、なにしろ3990円だから。自分で読んで、家族が読んで、友達に回覧させてもまだ損してるような気がするぞ。<おい 【1年3ヶ月前の原書レビュー】
●読書中:The Secret(Julie Garwood)@4章 1/4を越えた所。まだハイランドへの道中で、野宿したり、敵地を通ったり、知り合いの家に泊まったりしながら北を目指すJudithとIainたち一行。やっぱりこの本も、男の人同士の会話が一番面白い。だから、JudithとIainが見つめ合ったり、ケンカしてる時なんかにも「周りの人の視線」を感じて、どこかユーモラス。その辺の呼吸が、何だかおもしろい。JGのこういうユーモア感覚は好きだな〜。
▲マーの花 10/10、ハーボット祝祭日にもらった「マーのタネ」から、「マーの花」が咲いた。黄色い花。ゆきがいつまでも座ってウットリとひたり込んでいるというのは・・・あの飛び散るキラキラから、なにか出てるんだろうか。(^^; ちなみに「マーのタネ」だけではなくて、「フーのタネ」「ラーのタネ」「ポーのタネ」「ムーのタネ」とか色々ある。・・・タネによって花の色が違うらしい。
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2002年10月22日(火) ■ |
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The Halloween Tree/The Secret @2章 |
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●読書中:The Halloween Tree(Ray Bradbury) ≪表紙をクリックすると大きい画像にジャンプします! この本の表紙は何度見てもすごい。月末(ハロウィン当日)が近づいてるので、再読したくなった。邦題は『ハロウィーンがやってきた』、8人の少年たちがハロウィンの夜に冒険をする話。絵が多いし、中編の長さなので気楽。その気になれば1日で読んでしまいそうだけど、今回は流さないでちゃんと読んでみようっと。 【去年のレビュー】
●読書中:The Secret(Julie Garwood)@2章 まだあまり進んでないけど、おもしろい。イアン(と仲間たち数人)はフランシス(ジュディスの親友)の依頼を受けて、ジュディスをイングランドまで迎えに来る。ジュディスはもうすぐフランシスに会える!と喜んでいるのに、イアンたちは「イングランド女がハイランドに来たがるわけがない」と思っているからジュディスの家の前で対面したとたんギリギリ睨む睨む。こ、怖そう!((( ̄∀ ̄; そこで明るく笑っちゃうジュディス。うーん、いい感じ。
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2002年10月21日(月) ■ |
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『魔女ジェニファとわたし』 読了 |
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●読了:『魔女ジェニファとわたし』(E.L.カニグズバーグ)【ハロウィン】 <内容> ニューヨーク郊外の小学校に転校してきたばかりのエリザベスは、ハロウィーンの夜、黒人の少女ジェニファと出会いました。自分は魔女だという風変わりなジェニファとエリザベスは、秘密の約束をかわします…。「あたしが役にもたたない黒いきものに、ばかみたいにほうきなんぞかついで、まのぬけた黒いぼうしなんぞかぶってないからって、魔女でないとはいわせないわ。あたしはハロウィーンの日だけの魔女じゃなくて、ふだんから魔女なんだから」
原題はJennifer, Hecate, MacBeth, William McKinley, and Me, Elizabethなので、タイトルの意味は「ジェニファー、ヘカテ、マクベス、ウィリアム・マッキンリー、とわたし、エリザベス」。エリザベスという引っ越してきたばかりの内気でひ弱で、ちょっと頑固な女の子が、ジェニファーというスコーンと突き抜けた黒人の女の子と親友になる話なのだけど、この本は翻訳が違和感があってダメだった。やっぱりものぐさしないで、ちゃんと英語で読めば良かった・・・。上の引用もそうだけど、なんとなく不自然で、くどい。いくら変わった子でも、小学生の女の子なんだから「なんぞ」「なんぞ」はちょっと・・・。(^^; Trick or Treatを「おふせまわり」と訳すし、もう、せっかくのハロウィーンなのに! 話は素敵で、ジェニファーがエリザベスに教えているようで、実はその逆でもあったんだろうなとか、色々深読みもできそう・・・だからこそ、英語で読んだらもっともっと話に入れただろうと思うと残念。
●DWJ掲示板で発覚した衝撃の事実!? Dark Lord of Derkholm(US版)には、14章の最後にかなり長い削除箇所がある。 『ダークホルムの闇の君』の(p261 4行目〜p268)がUS版にはない!!何かの間違いかと思って何度も見たけど、やっぱりないよ?・・・その何ページかが別の場所に移動してるってことも考えにくいし。USとUKで多少削られるのは良くあることだけど、こんなに長く削ってあるのは初めて見た。ああ、ビックリした! しかし・・・今のところ、UK版はみんな在庫切れなので、原書を手に入れるためにはこの本の発売を待つしかないのかな。(にゃおさん情報ありがとうございました。)
●読書中:The Secret(Julie Garwood) ≫Read an Excerpt
今朝から読み始めて、今2章(全15章中)。1200年頃のスコットランドのハイランド地方を舞台にしたヒストリカルロマンスで、主人公はイングランドの女性。名前はジュディス・エリザベス、実はイングランド人の母とスコットランド人の父を持って生まれたのだとか(両地域は仲が激悪なので、こういうことは普通ない)。フランシス・キャサリンというジュディスの親友がいて、彼女の出産に立ち会うためにスコットランドへやって来るジュディス。敵国イングランドの女と=招かれざる客、という状態で大変なことにになる?のかな。もちろん、ジュディスの側にもスコットランドへ行く理由があって・・・で、フランシスの夫の兄イアンと云々と、まぁそんな話らしい。
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2002年10月20日(日) ■ |
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Riddle-Master of Hed 読了 |
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●Riddle-Master Trilogy(Patricia A. McKillip) 1作目、Riddle-Master of Hed読了。 ≫感想はこちら やっぱり、指輪物語に似てるよこれ〜。Star-BearerとRing-Bearerとか、もう完全にねらってるでしょ!Hedが素朴な農業国だっていうのも、1作目の旅の目的地が〜〜なのも・・・。((( ̄m ̄)え?ってことはデスはガンダルフかと思ったらサルマンだったってこと!?<おい ・・・やめよう。ま、著者が指輪を意識してるのは(前書きから見ても)明らかだけど、もちろんそれだけじゃない。この本は、一つの目的を遂げて、ここから面白くなるんだろうとも思うし。この本で、一番いいなと思ったのは、情景描写が分かりやすいこと。指輪物語は場面の説明や自然描写ほど文語的で難しかったから、英語で読んでも自然に情景が浮かんでくるのは個人的にかなりポイントが高かった。
▲アマゾンから到着 Shine[IMPORT](Bond)¥1620 (アマゾンで試聴も出来ます) ボンドのCD、セカンドアルバム。私が買ったのはUS版。日本版は2476円だそうだけど。
▲J.Garden 13 フジミとオリジナルを少々。J庭は池袋なので近いし、サンシャインなら中にお店もいくらでもあるから体調が悪くなければたいてい行く気になれる。コミケは場所が遠くていかんね。あそこって、どこからでも遠いでしょ。まわり荒野だし。
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2002年10月18日(金) ■ |
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陰陽師:鳳凰の巻(夢枕獏) 読了 |
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●読了:『陰陽師:鳳凰の巻』(夢枕獏) ≫感想はこちら
今年6月頃にハマっていた、陰陽師シリーズで未読だった積読本。短編集なので気楽で、何も考える暇も無く読了。良かった話とピンと来なかった話が半々くらいだけど、気に入った話も2つほどあったのでアタリだろう。「髑髏譚」と「泰山府君祭」の2つが良かった。特に「髑髏譚」!怪異の恐怖感と大仰さと、真相の矮小さの対比がもう最高。
●読書中:Riddle-Master Trilogy(Patricia A. McKillip) @Riddle-Master of Hed 6章 はるか北にある山へ向かって旅をする主人公モルゴンと、竪琴弾きデス。2人旅か・・・2人旅。なるほど。普通に読んでいればひとつひとつの出来事は分かるのだけど、話の全体像がつかめない。結局、何が問題なの?敵って誰?沢山いる各地の領主とその親族は一体全体何なの。1話目はずっとこんな風に曖昧なままかも、とも思うんだけど。 どうやらモルゴンにしか引けないハープというのがあって、それが重要なアイテムらしい。デスにハープの弾き方を習う所が印象に残った・・・いいなぁ、最初から合奏かぁ。本の中で出てくる音楽というのは想像するしかないわけだけど、こういうシーンはイメージが広がるから好き。
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2002年10月17日(木) ■ |
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Riddle-Master of Hed @3章 |
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▲小説素材 物語を作るときの素材、設定、コンセプト、会話などの「要素」をフリー素材として置いたサイト。こんな素材サイトがあるんだ〜。素材サイトは、ウェブ素材だけではなかったらしい・・・。 ≫物語の素材@三番館 ≫小説フリー素材ウェブリング
●読書中:Riddle-Master Trilogy(Patricia A. McKillip) @Riddle-Master of Hed ≫星を帯びし者 《イルスの堅琴1》書評リンク@早川文庫FT 書評リンク
Anに向かって、竪琴弾きのDethと一緒に旅をするMorgonは、なんと旅に出たと思ったら即難破してしまい、記憶喪失になってしまったらしい。うぅむ、介抱してくれた人がちょっとあやしくていい感じ(笑) それから、翻訳タイトルの『星を帯びし者』というのはモルゴンのことだったのか、とさっきやっと気がついた。<遅っ
地名・人名が多くって混乱するなぁ、Ylcorcronlth(イルコルクロンルス)って一体全体なんて発音すればいいんだろう。またエイラの時みたいにリストでも作らないとダメ?と思っていたら、用語事典を発見。\(^▽^)/これはすごい! ≫イルスの竪琴事典@風の塔さま やったっ、よかった!ううむ、これで調べたらだいぶ分かりやすくなった。このリストの名前の量から見ると、まだまだ沢山新しい名前が出てくるようだし。(^_^ヾ
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2002年10月16日(水) ■ |
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Riddle-Master of Hed @2章 |
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●From the Dust Returned(Ray Bradbury) 感想upしました。≫こちら うーん、ブラッドベリ本の感想は難しいなぁ。これもクレストマンシーと同じで、とても感覚的な「好き」なので言葉では表現しにくい。
●読書中:Riddle-Master Trilogy(Patricia A. McKillip) @Riddle-Master of Hedの2章 1話目は全部で11章ある。まだ2章だけど、なかなかいい感触なので期待できそう。英語は、ちょっと単語に引っかかるけど、意味を取るには支障なし。架空の国がいくつかでてきて、その中の小国Hedの王様Morgonが主人公らしい。 しかし・・・なんと始まって5ページ目で、速攻で嫌いなキャラが出来てしまったー!( ̄ ̄ ̄ ̄∀ ̄ ̄ ̄ ̄)アーア 主人公Morgonの弟だというEliardという男。こ、このEliardとやら、どうしてこんなに切れやすいんだ?なんか、いつも怒ってないか!? いや、そりゃMorgonの言動が謎だらけなのも問題があるとは思うけど(さすがに謎解きが得意なだけある)、こんな突然切れるって・・・酸っぱいミルクをぶっかけるって・・・。なに、何なの。それとも私がどこか読み間違えてるのかな? Morgonは優等生タイプ? 今のところは謎が多くてハッキリしない性格に見えるけど、嫌いな感じではない。Roodも面白い人だ・・・つか、酔っ払いか。引き続き読みます。
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2002年10月15日(火) ■ |
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From the Dust Returned(Ray Bradbury)読了 |
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●読了:From the Dust Returned(Ray Bradbury) うむ。ブラッドベリの本で最高とはいかないまでも、かなり変わってて面白い本だった。ブラッドベリ・テイストたっぷりで、不思議で不気味で、死と退廃の匂いがして、詩的で、ハロウィンで。感想は今まとめてる所なので、upは明日かな。
●読書中:Riddle-Master Trilogy(Patricia A. McKillip) パトリシア・A.マキリップの『イルスの堅琴・3部作』のペーパーバックを読み始める。指輪物語と張る、と言われるバリバリのファンタジー。いいね〜。何か知らないけど寒くなって来るとこういうのを気長に解読してみたくなるのでした。 手に入るなら日本語で読んでも良かったけど、このシリーズの翻訳は2作目と3作目が「品切れ重版未定」というやつで、入手できないらしい。どうせ2作目から英語で読むしかないんだったら、最初から英語で読もうかなと。 読み始めたPBは3作合本で重くてでかいので、分冊の術で1作目『星を帯びし者/Riddle-Master of Hed』だけ切り離してみた。ううむ、なんて快適v( ̄∀ ̄)1作目は187pまでだから、わりと早く読み終われるかも。
●読書中:The Hobbit(J. R. R. Tolkien) 実は読んでます。指輪は去年の今ごろから今年の春にかけて原書で読破したけど、あっちで読むという人がいたので、私も一緒にもう一度。・・・とか言ってたら、ホビット旋風が巻き起こってしまった。すごいわ、みんな一斉に話に乗ってくるし(^^; 私は今回は翻訳本もあることだし、原文と行ったり来たりしながら読めばいいかなと思ってる。 冒頭を読んでいて、映画のビルボの家って本当にこの本の描写どおりだと初めて気がついて驚いてしまった。
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2002年10月14日(月) ■ |
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From the Dust Returned@15章 |
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●読書中:From the Dust Returned(Ray Bradbury)@15章 うん、これはいいねー。残り50ページちょっと、あっという間にここまで来てしまった。もう1時間もあれば読了できそうだけど、そのまま寝てしまいそうだから先に日記を書いておこうかなと。 この本、好き。魔物の一族を題材にした短編の連作ということで、どの話もたいてい一族の誰かの視点で描かれているという趣向。実体があるような無いような存在の自由さ、不変、悲しみ、生と死・・・という要素が見え隠れする不思議な話や幽霊譚が延々と続く。ストーリーが無いようでいて、キャラクターには一貫性がある。ただ、時間が連続してないところがあるみたい・・・。9章の『集会』は、この中ではかなり長い方で、アメリカ合衆国のある場所のお屋敷で一族の集まるパーティが行われると。ティモシー坊やが可愛いな〜。 「万聖節前夜(Hallows Eve)」とか「10月の人々(October People)」とか「秋の人たち(Autumn People)」なんてキーワードが散りばめられているので、この本はやっぱり10月に読むのが一番良いだろう。・・・なのに、どうして翻訳本はよりによって10月末に発売なわけ?納得できない!どうせなら1ヶ月早く出せってば。次の年の10月に読めってか?(爆
●『ダークホルムの闇の君』(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)@26p ぽつぽつと読んでます。いまだ頭がどっぷり英語モードなので、連続して10ページ読むともう疲れてしまうんだけど。ここまでのところは、英語で読んだ時と全く同じ文章を読んでる気分だった。普通は何かしら違和感があるものだけど、これはすごいかも。だって、お告げのシーンとか、ブレイドとダークの言い合いとか、もう私が頭で無意識に変換してた言葉そのまま!って感じだったぞ。・・・って、それはつまり今の私には全然新鮮味が無いってことだ。(^^;わははは
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2002年10月13日(日) ■ |
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Hexwood(Diana Wynne Jones)読了 |
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さっき、最新46号のジャンプのハンターの2ページ目に大うけしてしまった。キルゴンの後ろ姿見て(ぞくぞく くっくっく くっくっく)<ヒソカ って。ぶッ!ひゃははは これ、あの衝撃的な(ズキューン!)以来のヒット!!というくらい笑った。ダメもう、面白すぎる。
●読了:Hexwood(Diana Wynne Jones) ≫Read an Excerpt さっっぱりわからなかった。全9部のうち、3部まではなんとか話について行ってたのだけど、4部からわからなくなった。それで4部を再読したけどやっぱり全然分からなかったので、諦めて先に進んだらもっと分からなくなったというわけ!(爆 分からないのは英語ではなくて、ストーリーのせい。たまにあるんだよねー、英語は分かりやすいくらいなのに、話がややこしいか、合わないかで、とにかく内容が何故かつかめない本。こういう本は、日本語で読んでも「かなり」なんじゃないかと私は思うけど。今年はFaces Under Waterに続いて2冊目だ。しかもこういう本って、「面白くないわけではない」から判断に困る。読んでると、何か(面白い要素とか話のポイントが)そこにあるのはわかる、でもそれが具体的に何なのかわからなくて「??」な状態。まぁ、とりあえず読了したけど、レビューは書きません。というか、話がさっぱりわからなかったので書けない。結局HumeとAnnは一体何だった訳?(爆
●読書中:From the Dust Returned(Ray Bradbury) 掲示板でも何度も話題に出ている『塵よりよみがえり』の原書を読み中。去年の今ごろ出版されたブラッドベリの新刊本。中身は今までに発表された短編の集大成。アメリカ中西部に隠れ住む魔物の一族を題材にした短編を、短い文章でつなぎ合わせて新たなエピソードを加えて全体で長編になるように構成した本。
このHCの表紙イラストが、『アダムス・ファミリー』で有名な漫画家チャールズ・アダムスが1946年に短編『集会/Homecoming』のために描いたといういわくつきの絵(と結構前のSFマガジンのどこかに書いてあった)。翻訳本の表紙もこれと同じ絵だ♪ 『集会/Homecoming』はプロローグ+23章のこの本の、9章に同じタイトルで収録されている。
1章が短いので、あっというまに5章まで来た。全体の作りはThe Martian Chroniclesみたいで、内容はThe Halloween Treeの別バージョンという感じ。(ハロウィンに)魔物や死者たちが集まってくるとか、不思議なことが起きるとか、古代エジプトに起源があってどうとか。2章Anuba ArrivesのAnubaって、エジプト神話の死者の神アヌビスAnubisと関係がある?ない?
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2002年10月12日(土) ■ |
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部屋の掃除とか。 |
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部屋の掃除をしていて、ベッドの下から発掘された未読のマンガを読みふけってみた。
≫『天龍』1〜5巻(真東砂波) あらら、この話って終わってないのか。借り物なんで状況がよく分かっていなくて、手持ちの5巻までで完結していると思い込んでた。(^^;話の全体像が見えないので、訳が分からないところが多くてなんとも言えないけど。まぁまぁだなこれは・・・。最初からしっかりしたプロットに従って計算づくで動いてるという安心感はある。読んでてじれったいけど、擬似チャイナ風サーガだから、ちょっと大仰な位でいいんだろうな、きっと(笑) この人の絵は、妙にリアルな所が好き。カラーもきれいだし。これとか。個人的に一番好きなのは『FULL MOONにささやいて(全2巻)』。
●積読本リストに以下の3冊を追加(ABC順) Kane(Jennifer Blake)ヒストリカルロマンス Congo(Michael Crichton)鬼才クライトンの傑作冒険小説 Affair(Amanda Quick)ヒストリカルロマンス
あ〜らら、こんな本があったとは知らなかった。<嘘(忘れてた) これらはかなり古い地層から発掘されたので、つまり私はずっと前からアマンダ・クイックの本を持っていたということだ。他にも、絶対私の趣味に合わないBPをいくつも発掘してしまった。うーん、試行錯誤のPB読みの歴史が見える・・・(^^;; クライトンは面白そうだ。ブルー・ダイヤモンドの鉱脈を求めてコンゴのジャングル深く分けいった調査隊が、ゴリラに似た動物の姿と奇妙な建築物の映像を残して絶滅。その真相究明に向かってどうとかいう話らしい。翻訳本あり≫『失われた黄金都市』
●読書中:Hexwood(Diana Wynne Jones) 今、4部の冒頭。数日前から殆ど進んでないのは、訳が分からなくてイライラしているせい(爆) 雰囲気は悪くないし、面白いとも思う・・・実際、出てくるイメージ(映像)や話のアイデア・発想は『ダークホルムの闇の君』よりもこれの方ずっと好きだよ私。このわからなさと、いつも裏に何かありそうな微妙な重層構造は『九年目の魔法』とも似てると思う。まぁ、前半ぐちゃぐちゃでわけが分からないのはDWJのお決まりパターンだから、とりあえず半分を超えるところまでは頑張るつもり。
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2002年10月10日(木) ■ |
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ブラッドベリ&有栖川/Hexwood |
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▲すみません 人間よりも 本が好き あははは(^▽^笑)
●創元推理文庫・創元SF文庫 私の1冊フェア 今日、『ダークホルムの闇の君』を探して本屋に行ったら、平積みしてあった『10月はたそがれの国』(レイ・ブラッドベリ)に有栖川有栖のお薦めの帯が。
有栖川有栖推薦 『いつ読んでも、何度読んでも、ロマンティックで瑞々しい。』
これを見て、なんだか深く納得してしまったのでした。そうか、そうだったのか・・・。そう言えば、なんか似てるよ。絶対、似てるって。というか、ブラッドベリと有栖川を私が好きで面白いと思う、読み方&感じ方のポイントが似てるのかな。トリックとか探偵役の推理とかのミステリとしての構成要素以外の、もっとメンタルな部分が。作家アリスがよく語る、匂うような風景描写。透明で優しいのに、辛らつな視点・・・。なるほどねー。
・・・・ってことはだ。つまり私は「有栖川有栖=ミステリ+α」の「α」の部分に強く惹かれてるってことか。だから「有栖川の恋愛小説が読んでみたい」なんて発言が出るわけか?(注:『幽霊刑事』はラブストーリー)。・・・・ううむ、本屋で自己発見をしてしまったわ。
ちなみに、宮部みゆきのお薦めは『失踪当時の服装は』(ヒラリー・ウォー)。ヒラリー・ウォーって誰ー。
●読書中:Hexwood(Diana Wynne Jones)@第3部の2章 ページ数では1/4くらい。第9部まであるから、まだまだ先は長いー。 アンの家はHexwood Farmの隣にある商店。そのすぐ横の森がどこか別の場所に繋がって、広大な森になってしまった。で、その森はそのまま安定していて、アンは不思議な森と自宅を自由に往復できる。森には、アンの血から作られた少年ヒューム(Hume)と、作り手のモーディオン(Mordion)、ヒュームとアンの広いもののアンドロイド・ヤム(Yam)が住んでいる。アンは、気軽に行き来できるのを利用して、昼や夜は自宅に帰って心配性の母と父、やさしい弟との日常生活を・・・。 ・・・・。うーん、訳わからん。
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2002年10月09日(水) ■ |
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Hexwood / 凍るタナトス |
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職場に暖房が入って熱帯なので、窓を開け放ってみました(いいのか)。ふぅ、雨のにおいがして空気が気持ち良い〜〜。
●【アマゾン 洋書ストア】で40万件以上の人気タイトルが10〜30%OFF! 【洋書ストア】では人気タイトルを大幅値下げ、一層お求めやすい価格で洋書をご提供中です。Amazon.co.jp で一番人気の低価格帯のラインアップは、これまで5%OFFでご提供してきましたが、このたび10%のディスカウントを実施、これで40万件以上のタイトルが10~30%OFFの対象になりました。 本当に安くなってて、ちょっとビックリ。また欲しい本が増える・・・
▲コラム:【レイ・ブラッドベリとハロウィーン】
●読書中:Hexwood(Diana Wynne Jones) Hexwood Farmの隣にあるお店の娘の、アンという少女が主人公(?)らしい。なんと、アンは「医者を悩ませる(=難病の)ウイルスを持っている」せいで、病弱なんだって!うわ〜、病弱な女の子っ!?もうびっくり仰天。こういうタイプは初めてだ・・・。アンは何日も起きれなくてベッドの上でいるような生活だから、やっぱり内向的で空想好き。でも妙に肝の据わった所もあるみたい。 アンが近所の森を散歩していたら、いつのまにか別の場所になっていて、どこまで行っても森が終わらない。・・・と思ったら、プリムローズの向こうの土手に鉛色のコンテナがあり、開けてみるとその中にはなんと死体がっ!!( ̄□ ̄; ・・・と思ったら、それが起き上がって追いかけてきたっ!!Σ( ̄□ ̄;;
・・・うーん、こういう感覚って好きかも。
●読書中:『凍るタナトス』(柄刀一) 今頭が英語モードなので、日本語が難しくってなかなか進まない。しかも、この本たら途中から科学的な記述でいっぱいなんだもの!!硬派で冷たい感じの話。このまま私の一番嫌いな、主人公受難型ミステリーにならないといいけど、と不安になりつつある。(^^;
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2002年10月07日(月) ■ |
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Something Wicked This Way Comes読了! |
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●読了:Something Wicked This Way Comes(Ray Bradbury) ああ〜〜っ、すごく良かった。( ̄∀ ̄)面白かった!ああもう何か・・・最初に戻ってもう一度読みたいっ!!(こんなこと思ったの今年になって初めてかも) 個人的に一番よかったのは、ジムとウィルの友情というか愛情。最後の"Oh, Jim, Jim, We'll be pals forever."(p287)にジ〜ンとしてる自分が何だかすごくうれしかった。それから、本気で怖い場面があったのが印象的。特に42〜46章あたりの、Mr.Darkが2人を捕まえようとするところとか・・・。雰囲気が出すぎてて、ジムとウィルの呼吸まで伝わってくるみたいだった。・・・あとの感想は今書き途中なので、upは明日!
▲Archer's Goon(Diana Wynne Jones)のUS版の表紙を発見! ≫こちら〜 う〜〜ん、どうしてUS版の表紙ってどれもこれもアニメっぽいんだろう。出来の悪いモンスターズインクみたいだ。ま、UK版は1000円弱するけど、US版はもっと安いだろうから、そういう選択肢が増えるのはいいことだな。Archer's Goonは、個人的にはイチオシというほどではないけど、確かにかなり面白い本だった。≫Archer's Goonのレビュー
●次の本は≫Hexwood(Diana Wynne Jones)
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2002年10月06日(日) ■ |
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『何かが道をやってくる?』 私を月まで連れてって16話 |
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●読書中:Something Wicked This Way Comes(Ray Bradbury)@28/54章 順調に進んで、今半分くらいのところ。ジムとウィルがツボ。こういうシーソーみたいにバランスがとれた関係の友達っていいな〜。おもしろすぎる。 回転木馬の場面では、竹宮恵子の『私を月まで連れてって』が思い浮かんでしょうがなかった。あのマンガには色々なパロディが入っているけど、16話の『何かが道をやってくる?』(文庫版2巻に収録)はブラッドベリのこれのパロディだ。初めて読んだ時は知識不足でそうと分からなかったけど、今、元本を読んでから改めて16話を読んでみると、もうなんて面白いの!86ページのジムとウィルもナイスーーーっ!!そうそう、こうなのよーー!!ぷくくくくっ
●読書中:『凍るタナトス』(柄刀一) 第1章 現在を止める時計 第2章 過去を指す時計 第3章 未来に凍る時計 第4章 時に抗う時計 ・・・の、全4章。
今、まだ1章。この本は「ひむら」警部補が主人公らしい。同じ発音でも火村じゃなく、氷村。火と氷ね、ふーん・・・。
▲『ロード・オブ・ザ・リング DVD』 本編ディスク(3回目)を見る。音声も字幕も英語で、初めから「裂け谷」まで。やっぱり英語の方がずっと情報量が多いんだ・・・。
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2002年10月04日(金) ■ |
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新装アーシアン 1巻 (高河ゆん) |
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▲健康診断 今日は健康診断のため、霞ヶ関の某診療所へ。朝食抜きで空腹&血抜き3本でグッタリしつつ、なんとかクリア。Soup Deliの「ソーセージ・鶏肉・ビーンズのトマトクリームスープ」が美味だった。あの店は来年も行こう(霞ヶ関なんて1年に1回しか行かない)。
●読書中:Heartbreaker(Julie Garwood) イライラしてきちゃった。要するにこの本って、ヒロインがストーカーに狙われる話なんだけど、途中からストーカー男の描写やFBIのエージェントの殺伐としたシーンが多くなって、やたら不安感を煽る描写が多いし、ラブシーンもあるにはあるけどまるっきり付け焼刃っぽいし、なんか読んでて不愉快。なによこれ!
●アマゾンから到着 ¥3315 ≫『新装アーシアン 1巻 完結版』(高河ゆん)¥1300 <内容> アーシアン(地球人)のプラス面を調査する天使・ちはやと、マイナス面を調査する影艶。2人を中心に描かれる、様々な愛と感動のストーリー。単行本未収録分を加えた完結版!!
SFとファンタジーが混じったマンガ。新書館から昔コミックスが出た時、ついに完結巻が出なかったので、出版社を変えて完結版が出たと。完結版は全4巻。2巻以降どんどん面白くなるんだぞ〜。 高河ゆんは未完結作品が多いので有名だけど、この'Earthian'は、途中で放り出された作品の中でも一番悪名が高かった。つまりそれだけ待ってた人が多いと言うことだけど。雑誌掲載されたのだから原稿は完結まであると分かっているのに、単行本になっていないばっかりに、長い間何をどうやっても最後まで読めなかったという・・・。諦めずに頑張ってみるもんだね〜、ちゃんと出て本当によかった!知ってる人も知らない人も、とりあえず読んでみましょう。1300円は高いとか言ったらサクッと後ろから刺しますよ(笑)
≫『凍るタナトス:本格ミステリ・マスターズ』(柄刀一)¥1857 <内容> 日本に初めて設立されたクライオニクス財団を舞台に、永遠の生を夢見る者たちを襲う氷の殺人劇-。本格ミステリのフロンティアを切り拓く、最新科学とミステリーの融合。
これはすぐ読むぞ!この本は、SFマガジンの最新号にもSFミステリってことで書評があった。
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2002年10月03日(木) ■ |
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LotR特典ディスク/何かが道をやってくる |
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▲『ロード・オブ・ザ・リング DVD』 昨日に引き続いて、ディスク2(特典ディスク。インタビュー、メイキング集)を見た。 あれっ、レゴラス役の彼がモヒカンじゃなくなってる!?うそぉ!こんな普通にかっこよくなってしまうと、なんか逆に寂しいよ!?(笑)いやぁ、だってあのモヒカン頭はかなり強烈だったもの。あんまり印象的なので、映画の中で金髪頭を見ていても、条件反射的にぶわっとモヒカン頭が浮かんでたし。 ・・・じゃなくて、ええと。全体に、ただインタビューを並べただけじゃなくて、きちんと筋の通ったドキュメンタリーになっていたので、とても観やすかった。パート2の予告編とメイキング映像も良かったし。
●読書中:Something Wicked This Way Comes(Ray Bradbury)14/54章 300ページレベルの本で、全体がプロローグ+3部、全54章に分かれている。1章は3〜6ページくらいと、かなり短い。 隣同士の幼馴染み、同じハロウィーンの夜に生まれて、それ以来ずーっと一緒だというJim NightshadeとWilliam Hallowayの2人の少年が主人公。簡単に2人を色分けするとジムがブラック、ウィルがホワイトらしい。ジムは髪もダーク系、しかも瞳が緑色!!でもただgreen eyesと言わずに、mint rock crystal greenと表現するあたりがブラッドベリくさい。
*緑の瞳:「魔」なイメージがあるらしい。「緑の瞳のモンスター」が「嫉妬に狂う」という意味だったり。
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2002年10月02日(水) ■ |
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『魔神の遊戯』(島田荘司)読了 |
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▲『DVD ロード・オブ・ザ・リング:コレクターズ・エディション』 観た。 みたみた!きゃーー!!!ガンダルフ〜〜!!アラゴルン〜〜!!!やっぱりいいなぁ・・・面白い〜。しばらく浸っていたい〜。指輪本、最初から読もうかなぁ・・・。
ちなみに、その直前の会話・・・ 私:『ロード・オブ・ザ・リング』買ったからみようよー。 妹:あ、カッコイイじーさんの映画!? じーさんいいよね〜〜!!!ガンダルフ良すぎ〜〜!みようみよう!
●読了:『魔神の遊戯:本格ミステリー・マスターズ』(島田荘司) ≫感想はこちら! 面白かった。スコットランドの寒村、ネス湖、古い廃城・・・という舞台設定が効いたゴシックミステリー。事件が特殊すぎて現実性が無いのがトリック的にどうかとは思うけど、私につっこまれるまでもなく探偵役が自分からそう言っているのが笑えた。
●読書中:Heartbreaker(Julie Garwood) 今、1/3くらい。ローランがストーカー&連続殺人犯に狙われているとわかって、FBIからローランにはニックが、ローランの兄貴トミィにはノアが護衛についている。 ・・・で、そのままぜんぜん話が動かないので、焦れて来てしまった。( ̄_ ̄; 12章で場面が切り替わって、同じ犯人にティファニーという別の女性が殺されたらしいけど、ローランの方はまだ異常なし。 その代わり、細かいところとか会話が結構いいので、今のところそちらの面白さで読んでる。ヴィクトリア・シークレットのレースのテディーだとか、スターバックスとか出てくるし。24時間体制で護衛するためってことで2人でホテルのブライダルスイートに泊まった時、くらっと来たニックが「しっかりしろ!彼女はトムの妹なんだっ」とか自分に言い聞かせてみたり、ローランとニックがカップルになるなら、トミィとノアはどうなのよとか、色々楽しい。
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