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2002年09月30日(月) ■ |
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The Valley of Horses(Jean M. Auel) 読了! |
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●読了:The Valley of Horses(Jean M. Auel) ≫感想はこちら Earth's Children Series2巻、翻訳では『恋をするエイラ』というタイトルで3分冊されている(¥1800×3とは高い!!)。
おもしろかった!!もうこの濃い世界に圧倒される。古代人の衣食住、信仰、医学、生理学、人間関係、動物の生態、植物・・・これ、気が遠くなるほど沢山取材して書いてると思う。所々で百科事典になるのもしょうがないかも・・・それで話が面白いんだから本当スゴイ。
●読書中:Heartbreaker(Julie Garwood)@8/38章 そういうわけで、エイラが終わったので今朝からはガーウッドに集中!エイラの後だと、余計に読みやすい。ここまでの話は・・・まずトム(Tommy)という牧師がいて、彼のところに懺悔に来た男が過去の罪ではなくて未来の罪を告白する。「これからある女を殺す」という、その精神異常者Heartbreakerのターゲットがトミーの妹ローラン(Laurant)だったと。
トミーは大慌てで親友のFBI捜査官ニック・ブキャナンに連絡を取って・・・いや違うか、犯人が警察にも予告テープを渡して動かざるを得ないようにしたんだった(牧師は守秘義務に縛られているし)。状況を聞いて「怖くないわ」とか強がるローランを、ニックが脅しまくるところが本当に怖かった・・・ストーカーの怖さを懇々と語るニック。散々色々言ってから、「どう、怖くなったか?」←って凶悪! まぁつまり、ロマンスはニックとローランの関係のことで・・・ニックとしては、親友トミーの大切な妹を護衛するために24時間一緒にいるうちに・・・ってことかな。今のところは、思いっきりサスペンスでロマンスなんて雰囲気じゃないけどねー。
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2002年09月29日(日) ■ |
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The Valley of Horses<もう少し! / 買った本 |
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●読書中:The Valley of Horses(Jean M. Auel) もうちょっとで終わるぞ〜〜!今日中に終わるかも!!残り1/3のところでやっとエイラとジョンダラーが出会うのだけど、そこからは話が早い。今、エイラが言葉を習ってるところ〜。
●買った本 和書¥1355 『ぼんくら』(宮部みゆき)¥945@ブックオフ 『7SEEDS(2)』(田村由美)¥410
≫『ぼんくら』(宮部みゆき) おなじみの、宮部みゆきの長編時代小説。江戸・深川の長屋を舞台にした時代ミステリ、500ページを超える大作だそうな。2年以上前に出た本なので、ハードカバーを定価で買うのはためらいがあって持っていなかった本(すぐ文庫で出そうで嫌だから)。さてさて、おもしろいかな〜。
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2002年09月28日(土) ■ |
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The Valley of Horses @14章 |
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暇な時間はず〜〜っとエイラを読んでいた1日だった。こういうのは私にしてはとても珍しい(いつもは何日も同じ本読んでいると必ず飽きて和書に逃げる)。しかもそれが何日も続いてるのだから、我ながらビックリだ!今日中にジョンダラーとエイラが会うところ(@19章)まで行きたいのだけど、行けるかなぁ。
●読書中:The Valley of Horses(Jean M. Auel)@14章 仔ライオンと一緒に狩りをするシーンがおもしろい。ぶくくくっ エイラ、ヒンニー(馬)、ベビー(仔ライオン)のトリオで協力して倒すシーン。さらに、エイラが倒した獲物を「肛門からから喉まで一気に裂いて」いて、ライオンがはらわたに噛み付いて引っ張ったら、腸がそのまま何フィートもズルズルズルズル出て来てライオンが目を回したり。
>いきなり噛み付いたまではよかったのだが、引っぱれど、引っぱれど、ずるずるずるずる腸は伸びるばかり。心もとなげに引っぱりつづけるうちに、出るわ出るわ、ロープのような腸が何フィートも出てくる有様にベビーが目を回している様子(his look of surprise)があまりにもこっけいで、エイラは地面にしゃがみ、腹をかかえて笑いに笑った。(PB 266p/翻訳 中巻125p)
ちなみに、血だらけなのはずーっとなので、もういいかげん慣れた。
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2002年09月27日(金) ■ |
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The Valley of Horses @11章 |
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●読書中:The Valley of Horses(Jean M. Auel)@11章 まだ半分は行かないか、というところ。拾った子馬と仲良くなって意思の疎通をするあたりはドリトル先生顔負け。動植物を観察したり、大型動物の狩りに出かけたり・・。全体に淡々としてはいるけど、話のディテイルを楽しめばかなり面白い。 ジョンダラーの方は・・・どうやらソノーランがSharamudoi(シャラムドイ)族の女性のつれあいになったらしい。ほぉ・・・。旅はどうなるんだよおい。
●アマゾンから到着 敬虔な幼子(エドワード・ゴーリー)¥1050 <内容> 三歳になって間もなく、ヘンリー・クランプ坊やは、自分の心が邪であるにも関わらず、神様は彼を愛し給うことを知りました。あまりに純粋で清らかな魂が、汚れたこの世から昇天するまでを独自の手法で描く。 文章は真面目そのものなのに、どうして絵と一緒になるとこんなに毒がにじみ出るかなぁ。今月出たばかりの新刊絵本。
204 Rosewood Lane(Debbie Macomber)¥764 ローズウッド通り204番地。出たばかりの新刊で、今はNYタイムズベストセラーにのっているので20%引きだ。表紙が素敵なので花コレクションに欲しくてつい。(^^; デビー・マッコーマーは初めてだけどずっと気になってた作家(著者紹介は世界の作家たちを参照)。グレースという人を主人公にした本で、紹介を読むとロマンス本というより「家族」って感じなのかな。面白いと良いな〜。
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2002年09月26日(木) ■ |
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The Valley of Horses @8章 / Heartbreaker |
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●読書中:The Valley of Horses(Jean M. Auel)@8章 今日中に10章くらいまで行けるかな?(それでもまだ全体の1/3だ!)エイラの方は相変わらず、試行錯誤を繰り返しながら生活を立てているところ。子馬との交流が面白い。エイラが馬の泣き声を真似して、それをそのまま名前にしてしまったり、ちゃんと見よう見真似で名付けの儀式をやったりして・・・生きものを相手にすることで、エイラも一緒に癒されていくみたい。
ジョンダラーたちは、また別の種族に会って助けられてるところ。多分またその種族の女性と云々するとか、なんかそんな雰囲気。ソノーランと二人して「女なしで冬を過ごすのはキツイ」とか言ってる。(^^;はぁ、さいですか。 ジョンダラーには、薬や救急医療の知識(エイラお得意の癒しの術)が全くないらしい。・・・・でも、それって変じゃない?日常的に狩りをしているんだろうに、怪我した時の知識がなくて大丈夫なの?基礎知識くらいあっても良さそうだが・・・
●読書中:Heartbreaker(Julie Garwood)@4章 エイラにハマってて、他の本を読む気がしない〜とか言いつつ、お風呂の中で読む。今のところ、ロマンスという雰囲気はまったくなくて、まるっきりサスペンス。そういえば、Ransomもヒーロー&ヒロインがすぐに出会わなかったっけ(そして出会ってしまえば後は電光石火のごとくまとまる)。今度もそういう形かな?
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2002年09月25日(水) ■ |
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『樹上のゆりかご』(荻原規子)読了 |
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●読了:『樹上のゆりかご』(荻原規子) ≫感想はこちら おもしろかった〜。全体的に学校の雰囲気がぶわ〜っと吹き付けてくるような感じがかなり素敵だったのだけど、特に気に入ったのはヒロミ(主人公)と有理さんが話すシーン。サロメと女神と罪と罰とか、もう面白すぎ。こんな濃いテーマを、学園小説で描けるなんてスゴイと思った。
ていうか、今日はこれを読んでいたせいでHeartbreakerを1ページも読めなかった上に、うやむやのうちに何故か夕飯を食べそびれたのよ!(←大問題)腹減った・・・(T。T)
●読書中:The Valley of Horses(Jean M. Auel)@5章 今のところ、エイラの話もジョンダラーの話もどちらも面白い。奇数章のエイラの方は、谷にたどり着いてから動物たちを横目に見ながら1人で生き延びてるわけだけど、偶数章のジョンダラーの話がどれもこれも強烈!4章では、ジョンダラーが、たまたま行き会ったハドゥマイ族の女性の「初夜の儀式」の相手をするという・・・ひ〜〜!や〜め〜て〜〜!!もう倒れそう。儀式って、儀式って、馬じゃないんだよ!?つか、ジョンダラーがすごくないですか、これは。良くできるよね。 それからジョンダラーの身長が、約2メートル(200センチと言え)あることが発覚。・・・何者だ、こいつは。
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2002年09月24日(火) ■ |
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The Valley of Horses @4章 |
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●読書中:The Valley of Horses(Jean M. Auel)@4章 順調に進んでいる。面白い。奇数章でエイラを、偶数章でジョンダラー(エイラのつれあいになる人?)を描く構成。 エイラの方はひたすら一人旅と野生のサバイバル生活。3章でエイラはThe Valley of Horses(馬たちの谷)にたどり着いて、そこに定住するらしい。この谷というのがとっても綺麗!上は木もまばらな草原なのに、谷に入ると自然も動物もたっぷりなんだって。後ろの方パラパラ見てみたら、エイラはずっとここに暮らすらしい。それまでの経験と知識を生かして・・・ってところか。何も無い所から全て作り出して生活する話というと、『大きな森の小さな家』を思い出すなー。あれも衣食住から遊び道具まで、全部手作りの生活なんだよね〜。エイラの場合、1人で暮らすための技術は大丈夫だとして、問題は精神的なことかも。ずーっと1人でいるってつらくないか? ジョンダラーは弟と二人旅の途中で、仲間の種族が次々に出てくる。あまり気にしないでもストーリー的には大丈夫かもしれないけど、キャラクターリストなんて作ってみた。1巻のキャラも入ってます。
●読書中:Heartbreaker(Julie Garwood)@2章
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2002年09月23日(月) ■ |
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Wolf Tower(Tanith Lee)読了 |
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2万ヒットありがとうございます。時間的には、昨夜(今朝)の真夜中かと。自爆は多分してないと思うんだけど・・・
●読了:Wolf Tower : Claidi Journals 1(Tanith Lee) ≫感想upはこちら ここまで平坦で淡々としてると、私にはちょっともの足りないけど、ストーリーに一応きちんと始末がついているので後味はなかなか良かった。この本は、ディテイルを楽しむべきなんだろうな・・・変な人たちとか、何ヶ月も枯れない花とか、サイコロの動きで全ての運命が決まる街とか。でもこの本は、少女の成長物語であって、あんまりファンタジーではないと思う。
●読書中:The Valley of Horses(Jean M. Auel) The Clan of the Cave Bearの続き、エイラ2巻。邦題は『恋をするエイラ』で、「自分の属する人々を探し、つれあいを見つけるのよ!(Find your own people, find your own mate.)」というイザの遺言を胸に、仲間を探しに北へ旅立ったエイラのサバイバル生活の話らしい。 今まだ1章だけど(←エイラは読んでも読んでも進まない!)、1人で旅をする技術を着々と会得中。火種を持ち歩く方法とか、大きな河を服を濡らさずに渡る方法とか。
▲ところで・・・・ イギリスでも地震って起きるんですね。11月23日未明、英国でマグニチュード4.8規模の地震が発生。震央はミッドランドの街ダドリー(Dudley)付近で、ロンドンを始め、国の広い範囲で揺れが観測された。10年から12年に一度の規模。
へえぇぇぇ〜・・・。被害がないってことは大したことないんだろうけど、イギリスにも地震があるとは知らなかった。そうか、そうだったのか・・・。
●買った本@ブックオフ ¥682 『あやし―怪』(宮部みゆき) 時代もの短編集
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2002年09月21日(土) ■ |
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Eclipse Bay(Jayne Ann Krentz)読了 |
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▲what i read: ダークホルムの闇の君(妹尾ゆふ子氏) ていうか・・・Akieさんに教えて頂いたところによると、敵のチェズニー氏(Mr.Chesney)はディズニー(Desney)のもじりなのですって。なるほど、そう言われてみると、この本って全編がパロディだ。ディズニーランドのあり方を皮肉り、そこで働く人たちを皮肉り、大金を出してそこへわざわざ遊びに行く観光客を皮肉り、大学を皮肉り、ドワーフやグリフィンやいわゆる魔法というものを皮肉り、しまいには全部ぶっ壊して、さあどうよ!!みたいな感じ。ディズニーランドのアトラクションが上手く働かなくなって、勝手に暴走し始めたとしたらどう? この本はパロるのが主題なんじゃ? DWJは、どこかで聞いたことがある設定をわざわざ集めたんじゃないか、と私は思うが。
●読了:Eclipse Bay(Jayne Ann Krentz) ≫感想はこちら 洋書ロマンス本、未翻訳。おもしろかった!やっぱりこの作家とは相性が良いみたいで、キャラも話も良かったな〜。ミステリはロマンスの添え物ではあるけど、使い方が上手い。聞き込みの一環で一緒にアダルトショップに行く羽目になって、しかもおばがその店の常連客だったと知ってびっくり仰天!!とか。そういう「ぶッ!!」と噴き出したくなるちょっとした笑いのツボが散らばっていて退屈しなかった。面白かったです。
●読書中:Wolf Tower : Claidi Journals 1(Tanith Lee) あと100ページちょっとか。これは一気読みしにくそうだけど、頑張ってみようかな。
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2002年09月20日(金) ■ |
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『途中の家』(エラリー・クイーン)読了 |
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●読了:『途中の家』(エラリー・クイーン) <内容紹介> ニューヨークとフィラデルフィアの中ほどにあるあばら家で殺人事件が起った。エラリイの手腕で被害者の男の意外な事実が暴露された。つまり彼は二つの町に妻を持つ二重結婚者だったのだ! 二人の妻はその名誉と潔白を賭して法廷に立つことになる。自選ベスト3に選ばれた、読者への挑戦状を付す迫力篇。
被害者が二重生活者という設定が面白い。タイトルの『途中の家』は、2つの生活を「着替える」時に使っていた小屋のことで、そこが犯行現場だったというわけ。見ず知らずの他人どうしが、被害者を通じて最悪の形で知り合って、対立したり親しくなったりしながら、真相を探していく。ただ、重要キャラが弁護士だという設定上、ストーリーの大半は裁判所が舞台なので、慣れるまでは裁判シーン独特の回りくどい会話がめんどくさかった。
●読書中:Eclipse Bay(Jayne Ann Krentz) 残り約100ページ!今からラストスパートに入るので、今日中に読み終われそう。よかった〜。 このEclipse Bay3部作は、Eclipse Bayを舞台に、Harte家の3人きょうだいを1人1話ずつ主役にしてあるらしい。1巻がハンナ、2巻がリリアン(ハンナの姉?)、3巻がニック(ハンナの兄か弟)。サスペンスロマンスって、全部に新たな殺人事件が絡むとしたら、Eclipse Bayは全然「平和な田舎町」じゃないけど?(笑)あ、それともアメリカだからそんなものなのか?←偏見
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2002年09月18日(水) ■ |
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祝・『春の魔術』発売!! |
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●買った本 『春の魔術』(田中芳樹)¥798 【講談社ノベルス ISBN 4-06-182249-7】
『夏の魔術』 『窓辺には夜の歌』 『白い迷宮』に続く夏秋冬春の完結編『春の魔術』。 やっと出たよ〜う!もう何年経ったか忘れてしまった位長い間、出るのを待ってた本。8月末の情報では9/9発売だったのに、10日以上遅れるなんて本当に最後まで田中芳樹氏らしい。(^^;あちこち見回ってきたけど、まだどこにも(講談社の新刊情報にも)情報が無かった。ということは、早売りだったのか。今から読む〜
●読書中:Wolf Tower : Claidi Journals 1(Tanith Lee) 1/3は越えたかな。まだ手に手を取っての逃亡の真っ最中。Claidiが住んでいた所は、空中庭園のように周りから隔絶した特別な場所だったらしい。そこに生まれた人はみんな一生塀の中から出ることなく死んでいく。外は「未開の荒野」で、昔は塀の中がすごく暮らしやすい場所だったのに、長い時が経つにつれて閉鎖的になっていった。「外は危険がいっぱいで、きれいなものなど一つもない」という迷信も、始めは小さい子に向かって言っていた決まり文句だったんだと。(^^;
・・・うーん、話は今の所やっぱりパターンどおりだなぁ。このまま型通りに行くと、逃げ出した二人が追っ手を避けつつ、Claidiの両親の行方を探したり、王子の家を目指したり、どっちかが誰か(盗賊とか敵とか)に攫われたりするんだよねー。そんなこんなで徐々に二人の仲が深まって行って、3部作の最後でハッピーエンドと。この先、この予想を越える劇的な展開があることを期待する。
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2002年09月17日(火) ■ |
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『ダークホルムの闇の君』解説/ |
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●『ダークホルムの闇の君』解説(部分)妹尾ゆふ子 @東京創元社
●読書中:Eclipse Bay(Jayne Ann Krentz) 快調快調!!やっぱりこの作家の描くヒロインは好きだわ〜。今回のヒロインはハンナという28歳(多分)のホテル経営者志望?らしい。対するヒーロー役のレイフは、わりと普通の人みたい・・・・今のところ大会社の社長とかいうことはなくて、5ツ星レストランで働いてたシェフ。で良いんだよね、Inn&Restaurantを自分で開こうって言うんだから。さらりっと夕飯にサラダとパスタを作ったら、ハンナに密かに「天国の味」と絶賛されてしまう腕らしい(いいなぁいいなぁ)。
●読書中:Wolf Tower : Claidi Journals 1(Tanith Lee) 1/4くらいの所。結構おもしろい。話自体はやっぱりどうということもなくて、先が見えてしまうくらいだけど、雰囲気とか細かいところが面白いからいいかな、と。ClaidiはClaidissaの略だそうな。ということは「クラディ」と「クラディッサ」でいいのかな? 生まれた時からLJLのメイド、奴隷だったクラディは、実はプリンセス・クラディッサ・スターというお姫さまだったらしい。両親の身分違いの恋の末に生まれた子供なので、奴隷の身分に落とされていたのだって。すごい、これ以上は無いほど王道。しかも王子さまが出てきて、一緒に逃げるし! 「王子さま」による、初対面時の「お姫さま」評: 「青いドレスを着て、緑色の髪の毛を青いスカーフに絡ませた女の子」
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2002年09月16日(月) ■ |
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『ダークホルムの闇の君』紹介/エイラ3巻 |
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●東京創元社 近刊情報 『ダークホルムの闇の君』の紹介が乗ってます。10/10発売だそうです。ただし、重要な基本設定が満遍なく紹介されてしまっているので、知りたくない方は要注意。ストーリーは最初しか書いていないので、徳間よりはずっと良いけど。 (P.IさんとLeonさんに、掲示板で教えていただきました。情報ありがとうございます!!)
●買った本@洋書バーゲン 2冊¥840 The Mammoth Hunters(Jean M. Auel) エイラ3作目。この本は今回のバーゲンの目的の一つなので、見つけられたホッとした!(^^)
Summer in Eclipse Bay(Jayne Ann Krentz) これも探してた本。Eclipse Bay3部作の最後の本。この本は、夏の始めごろに別とセラーリストに載ってたんだったかな。今読み中のEclipse Bayは同じシリーズの1作目。
●買った本@ブックオフ ¥100 『竜の帝国:チョンクオ風雲録(1)』(デイヴィッド・ウィングローヴ) チョンクオ風雲録(全16巻) の1冊目、読了。イギリスの作家David WingroveのChung-Kuo: The Middle Kindgomという全8巻のSFファンタジーシリーズ。Yahooで面白いと話題になっているので気になって読んでみた。 ・・・・うーん、どこが面白いんだろう。この1巻は全編プロローグってことなのか、この本だけでは盛り上がりもまとまりもないし、キャラが多くて分かり難くて、最後まで話に入れなかった。巻頭には14ページにも渡る登場人物リストがあるのだけど、場面切り替えが早くて混乱しつづけたまま終わってしまった感じ。しかも名前がみんな似てて、チュン、チェン、チュアン、チャイ、チュオ、チュ―、チョン、チャオって・・・!(( ̄∀ ̄;クラッ どうしよう、2巻を読んだら面白さがわかるかなぁ?
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2002年09月15日(日) ■ |
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バルビゾン派 / 紀伊国屋洋書バーゲン(2回目) |
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▲ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著作リスト 少しずつマイナーチェンジしてます。このリストはClub Chantを開いたごく初期のうちに作って長い間そのままだったので、今更どうやって改装すればいいか分からない。どうしたら見やすくて便利な表になるんだろうと悩んでるんですが。(−−ヾ
▲安田火災東郷青児美術館(損保ジャパン東郷青児美術館)で「中村コレクション秘蔵の名品 コロー、ミレー、バルビゾンの巨匠たち展」を見る。そうか、これがバルビゾン派ね・・・。始めてみたけどコローもミレーもあんまり好きな感じじゃなかった。だって暗いんだもの(おい)。バルビゾン派というのは19世紀フランスのバルビゾン村に居た画家の一派で、歴史的には印象派の直前になる。20世紀・印象派の先駆けで、中世のまっ暗い絵と、光の変化を描く明るい印象派の中間という印象。 芸術の秋の後は、ご飯を食べて食欲の秋、それから洋書バーゲンに行って読書の秋!?(^^;わは
●買った本@紀伊国屋洋書バーゲン 3冊¥1260 今回のバーゲンは店の管理が悪い。前回まではバーゲンコーナー常駐の店員がいつも最低1人はいたのに、今回はいつまでも放ったらかしで補充も整理もされない。そんなことじゃ売れるものも売れないぞ!
Acorna's Quest(Anne McCaffrey, Margaret Ball) ぎゃー!やっちゃった!何も知らないで買ってきたら、ユニコーンシリーズっていうシリーズものの2巻だった!(><。 表紙の女の子、ユニコーンガールにはよく見るとツノがある。SF+ファンタジーかな?ううう、どうしよう。
A Coral Kiss(Jayne Ann Krentz) お馴染み、ジェイン・アン・クレンツのコンテンポラリー(現代設定)ロマンス。初版は1987年なので、結構前の作品だ。エミーとジェッドが旅先の太平洋の島で、殺人事件を解決する手かがりがどうのこうのと、そんな話らしい。アン・クレンツの著作リストはこちら。
Gone With the Wind(Margaret Mitchell) 風と共に去りぬ。ずーっと前から買おうかと(読もうかと、ではない)迷っていて、今日たまたま見つけたので・・・400円だしねぇ。実は翻訳で読もうとして何度か挫折していたりする。1000ページかぁ。これを読むなら、よっこらせ、と気合が必要だ。
●読書中:Wolf Tower : Claidi Journals 1(Tanith Lee) 今2章目の終わり。さすがに児童書だけあって、普通に読んで理解できる!ホッとした〜。主人公のClaidi(クレイディ?クライディ?)は孤児で、生まれた時からお姫さまのLady Jade Leaf(LJL)に仕えているのだそうな。LJLは嫌味で性格の悪いお姫さまで、何かあると罰を与えるとか言って打ったり蹴ったり殴ったり鞭でぶったりするらしい。 ・・・ごめんなさい、ちょっと大げさかも。でもとにかくClaidiの境遇はあまり幸せとはいえないようだ。それで、そこを出てWolf Towerとやらに行くのかな?話は今のところどうってこともないんだけど、描写がきれい。お城(?)の庭に花が咲き乱れる様子とか、LJLが名前にちなんで濃い緑のドレスを、Claidiたちおつきのメイドは薄い緑の服を着ている様子とか。
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2002年09月11日(水) ■ |
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別世界物語(1)読了 |
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●読了:『沈黙の惑星を離れて:マラカンドラ火星編 別世界物語(1)』(C.S. ルイス) Out of the Silent Planet:Malacandraの新訳。 内容はおもしろかった。面白かったけど、訳がちょっと。 主人公がマラカンドラの言葉で話す部分が、ぜんぶ直訳でカクカクになっていてウザい。習ったばかりの覚束ない言葉だからとか、それなりに理由があったとしても、訳者は読み手のことを何も考えてないんじゃないかと思った。「私は○○だと思います」「私は○○します」「あなたの世界の人は○○が××なのですか?」「彼は○○を望んでいるのです」なんて文章を何十ページにも渡って延々と読まされる身になれってんだ。しかも、その内容が禅問答(宗教問答)と哲学なんだから!原文がそうなっているのだとしたって、もうちょっと何とかしようがあったんじゃない? あれ、困ったな、誉め言葉が出てこないぞ。面白かったんだけどねぇ。待ってよ、これからちゃんと書きます。多分別ページに?
●読書中:Archer's Goon(Diana Wynne Jones) 今、1/3くらい。面白い・・・(* ̄ー ̄)ニヤ DWJ本で久しぶりに大好きになるかもしれない。もうすぐ出ると話題のあれ、『ダークホルムの闇の君』はハマれなかったし。 ≫DWJ読了本リストはこちら。
12、3才の少年ハワードが主人公。ハワードが学校から家に帰ると、台所に「アーチャーのグーン」がいた。ハワードの父親クウェンティンは作家で、グーンは「約束の2000文字」の期限が過ぎているぞ、と原稿をもらいに来たらしい・・・という所から始まって、3ヶ月おきに締め切りがやって来るというクウェンティンの原稿の使い道の謎(雑誌に載せるとか本にするという用途ではないらしい)、ハワードたちの住む町の秘密(7人の誇大妄想狂の魔法使いが牛耳っている、とPBの裏表紙には書いてある)が徐々に明らかになっていく。 グーンがスゴイ。バカでっかい足に比べると極端に小さい顔を持った不恰好な巨人で、ガソリンとくさった卵のような匂いの息を撒き散らし、大きなナイフを手に持ってるのだって。そんなのが台所に居るわけ・・・。強烈な女の子もちゃんと居る!ハワードの8歳の妹で、なんと通称がAwful(恐ろしい、ひどいの意)!
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2002年09月09日(月) ■ |
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別世界物語(1) |
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◆感想up:Ransom(Julie Garwood) 今回は結構しっかり書きました。登場人物紹介つき!会話が多くてするする読めるので、読みやすくて面白い本という意味でお薦めかも。
●読書中:『沈黙の惑星を離れて:マラカンドラ火星編 別世界物語(1)』(C.S. ルイス) イギリスのとある田舎家から、宇宙船に乗って「マラカンドラ」へ行ってしまう話。マラカンドラを1人で放浪するはめになった主人公のランサムという若者が、不思議な植生や生きものたちを見て・・・。 もうすぐ読み終わりそう。ストーリーはなかなか面白いが、描写や表現が硬くてちょっとつっかえる感じ。理屈っぽくて。いまいち乗れないんだけど、でも話そのものは思ったよりずっと普通のSFファンタジーだ。
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2002年09月07日(土) ■ |
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中世遊楽団 アウラ・ペンナ(秋月こお) |
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●買った本 和書2冊¥1760 ≫『中世遊楽団 アウラ・ペンナ』(秋月こお)¥819 出た〜!アウラペンナだ!!ぎゃー、私この話大好き〜!「富士見二丁目交響楽団シリーズ」の中世ファンタジー風パロディ。フジミシリーズという現代を舞台にした話のキャストをそのまま使って、作者本人が作った「同人誌」、とファンの間でのみ有名だった長編小説。もとの発表場所がレアだったせいで入手が困難だったのが、普通の新書になって新装版が出たと。 この本って、フジミを知らない人が読んだらどういう感想が出てくるんだろう?つまり、普通のボーイズファンタジーとして読んだ場合・・・。私は最初から、それこそフジミは連載が始まった時からずーっとファンだったわけで、このキャストで客観的に読めるわけがなくって。作者が「パロディ」と公言するだけあって、軽くてコメディタッチで、ハッキリ言ってご都合主義ではあるんだけど、だから楽しいというか。この軽さは好きだなぁ。人気次第で続きが出るそうなので、BL&じね好きな人は読むべし! ぉぃぉぃ *ただし描写がモロなので「BL?じねって何だ?」という方は絶対に近づいてはいけません。ロマンスが苦手な人もダメです。
≫『理由(りゆう)』(宮部みゆき)¥857 ごろんちょさんのおすすめの新刊文庫。あまりにどこに行ってズラズラズラズララララ〜〜っとあるので、圧力を感じて思わず手が!( ̄∀ ̄)フフフ
●読書中:Ransom(Julie Garwood) 残り200ページを切ったところ。いやぁ、ブロディックはちょっとすごいキャラクターかもしれない。本のちょうど真ん中あたりで結婚話が出て、どんどん具体的になって来てしまった。彼的にはもう結婚して子供が二人以上できることまで決まってるらしい・・・す、素直だ(激爆)
ブ:「じつは(ジリアンに)結婚できないって言われたんだ」 (友だち2人が笑う) 友:「で、結婚式はいつだって?」
・・・・(ノ ̄∀ ̄)ノ おーぅ!
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2002年09月06日(金) ■ |
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Ransom/別世界物語(1) |
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●感想up:あかんべえ(宮部みゆき)
●読書中:Ransom(Julie Garwood) 半分を越えたあたり。ふぅ、ここまでくればもう安心。残り250ページくらい、週末で一気に読むぞ!(≧▽≦) パーティーシーンがおもしろ〜い!スコットランドらしく、家ごとの服やマントの模様が決まってて、客であるジリアンが何を着るべきかって問題が。そうしたらブロディック・ブキャナン(ヒーロー)が「ジリアンはブキャナンの色を着るんだ。そうでないと、兵士たちが混乱する」。 上手いよねェ。おいしいわ、このシチュエーション!こういう文がスルっと挟まるって面白い!・・・つまり、ジリアンは周りからブロディックの奥さま扱いされてるわけ。'Milady(奥方さま)'と呼ばれて、ブロディックの部下の兵士たちに護衛されてアレックの両親の土地まではるばる来たわけで、今更ジリアンが別の模様を着るとちょっと・・・という状況。
あ、でもまだ二人はなんでもありません!(ぶぶっ)正統派のロマンス本では、まちがっても野営する場面なんかの行間を読んではいけないのです。ちゃんとジリアンの怪我が直ってからでしょう!(笑)今のところ本人たちは、色々問題があって自由に身動きが取れなくなっているみたい。周りが先に盛り上がってて、肝心の本人たちの関係があまり進んでない感じ。この流れで行くと、最後はジリアンはブロディックと一緒にブキャナンの領地に帰って暮らすのが「ハッピーエンド」なんだろうな。うん。
●読書中:『沈黙の惑星を離れて:マラカンドラ火星編 別世界物語(1)』(C.S. ルイス) Out of the Silent Planet:Malacandraの新訳。 <内容> 地球よりはるかに古く美しい別世界マラカンドラ(火星)で、言語学者ランサムは、驚くほど知的な生物や、霊的な存在と出会う。香気あふれる、独創的ファンタジーの傑作。奇想天外社79年刊に基づき、読みやすくした新装版。
『九年目の魔法』に出てきたC.S.ルイスの別世界物語の1巻。ナルニアは前から好きなのに、双璧と言われるこちらは読んでいなかった。冒頭はイギリスの田舎道を男が歩いているシーンから始まる。これがどうやって火星に繋がるのやら・・・?さて読もう。 ≫『九年目の魔法』に出てきた本(一覧)
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2002年09月05日(木) ■ |
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あかんべえ(宮部みゆき)読了 |
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●読了:『あかんべえ』(宮部みゆき) お、おもしろかったあぁ〜〜〜!!「定価で買ったんだから、おもしろくなかったら許さない(9/3の日記)」とか言ってごめんなさい、ものすごく面白かったです!(笑)まぁこういうエンターテイメント作品はどこが良いというより「波長が合ったから」というのが当たってるだろうけど、2章以降止めたくても止まらなくて一気に読まされてしまった! 話の舞台は江戸の深川。おりんの両親が新しく開いた料理屋は、なんとお化け屋敷だった・・・という始まりで、そこからどんどん広がってホラー&ミステリーになって大事件に繋がっていくという筋。おりんと「お化けさん」たちの関係が『天井うらのふしぎな友だち』にそっくり〜!その辺の雰囲気は本当にファンタジーみたいで読みやすかった。感想は別ページに書き始めたんだけど、upは明日かな。
●読書中:Ransom(Julie Garwood)@11章 ええと〜、1/3は越えたかというあたり。昨日から延々と逃亡中。イングランドから逃げてきて、どんどんスコットランドを北上していると思われる。馬に乗って、兵士たちに守られての路の途中なんだけど・・・ジリアンの立場はLadyなのね。Brodick(アレックの叔父、ヒーロー役のヒゲ男)を呼び出すためにジリアンが「私はBrodickのお嫁さんになるためにはるばる来たのよ!」と言ったのを周りが信じ込んでる格好で護衛されて大切にされてるわけ。Brodickはちょっと頑固だし、ヒゲヒゲ男だし、なんか手が早いっぽいけど、なかなかいい感じ!(≧▽≦)ぶははははは
次の和書は≫『沈黙の惑星を離れて:マラカンドラ火星編 別世界物語(1)』(C.S. ルイス)
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2002年09月04日(水) ■ |
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Ransom/あかんべえ |
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◆更新:花コレクション Poppyのレビュー他を追記
●読書中:Ransom(Julie Garwood)@7章 1/4を越えたあたり。ヒロインのジリアンはイングランドの悪徳領主(エロ親父)に保護(監禁)されていて、そこへアレックというスコットランドの実力者の息子が捕まったらしい。それでアレックを危険から庇いながら、スコットランドへ逃げてきたというわけ。 ヒーロー役はアレックの叔父で、ゴールデン・ブラウンのヒゲをあご全体に生やした男。ジリアンはそいつをじぃ〜〜っと見つめてから「ヒゲを剃る必要があるわね」とか考えてるところ。(^^ぷくく
●読書中:『あかんべえ』(宮部みゆき) 読み始めようと思っていつも通りまずカバーを全部外したら、本体が真っ赤で驚いた。ほぉ〜。さすがに500ページもあるだけあって、最初はキャラや舞台を丹念に描くところから始まる。短編みたいに事件の真っ最中から始まったりしないのね(当たり前)。でも1章の終わりで、すでに「あかんべえ」が出てきたけど。 あ、和書は『天使の憂鬱:ダーティペアFLASH(1)』(高千穂遙)の方が先に読み終わっちゃうかも。
●アマゾンから到着 洋書2冊¥1696 ≫Wolf Tower: Claidi Journals 1(Tanith Lee)¥779 The Wolf Tower SequenceとかThe Claidi Journalsと呼ばれる、現在進行形のシリーズの1作目。未翻訳なので日本語のレビューがどこにもないってパターンの本。私が買った本はUS版。UK版はタイトルがちょっと違ってLaw Of The Wolf Towerと言うのだそうだ。≫情報源 先日Faces Under Waterを読んだら、サッパリ分からなくてとても悲しかったので、児童書なら大丈夫かと思って買ったのだ!表紙の女の子があからさまに黄色人種じゃない?(^^;背景も、インドとか中央アジアとかあの辺の感じが・・・。どんな話かな〜。 <関連> Daughter of the Night≪タニス・リーの未翻訳本の情報はこちらで!
≫Surrender(Amanda Quick)¥836 アマンダ・クイック=ジェイン・アン・クレンツ=ジェイン・キャッスルのヒストリカル・ロマンス。今読み中のジュリー・ガーウッドもヒストリカルだけど、それぞれ印象が違う。アマンダ・クイックは「いつの時代も変わらないもの」が話のメインで、ジュリー・ガーウッドは「時代背景を(ロマンスに)最大限に生かす」のがメインという感じ。単なる印象だけど。
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2002年09月03日(火) ■ |
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『人間になりたがった猫』読了 |
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●読了:『人間になりたがった猫』(ロイド・アリグザンダー) ≫感想はこちら 面白くなかった。マイナスのコメントになるときは、たいてい時間短縮のために別ページに書かないで日記だけで済ませるんだけど、今回は気が向いたので。
●読書中:Ransom(Julie Garwood)@3章 全部で39章だから、まだまだ始めの方。ページ数で行くと、1/5弱あたりかな。ページ数はエイラと同じ位だけど、こちらは余白や会話が多くてスルスル読める!どんどん進んで気持ち良〜い!(≧▽≦) 徐々にスピードアップしてるので、後半はもっと加速して読めるかもしれない。 主人公は多分Gillianで良いと思うんだけど、登場人物が多くて味方、敵対、親族の関係がよく分からない。名前だけの人も入れれば、既に何十人もになってる。1章で少年が出て来て、2章でも少年が出てきたから同じ子かと思ったら「二人でお互いになりきるゲームをしてたんだ」とか言って、友達になりきったまま敵に捕まるし。Gillianはエロ親父(多分)に殴る蹴るの暴行されてるし(多分)、行方不明の姉を探し出さないと(Gillianの)おじの命は無いぞとか脅されてるし。うーん・・・ロマンス??どこが?
●読書中:『あかんべえ』(宮部みゆき) さ〜て、次の和書はこれ! 宮部みゆきの時代ミステリ・・・いや、ホラーか?帯には時代サスペンス・ファンタジーと書いてある。『あかんべえ』は、なんと私にしては珍しくHCなのに定価で買ったのだ!(爆)この本だってブックオフに行けばいつも900円(半額)で売ってるんだけど、それなりに期待が大きいから定価を払う気になった。まぁ、気まぐれだけどね。(^^; 面白くなかったら許さないぞ!
◆気になった本:『あなたがいるから』(キャシー・ケリー) 発売日:2002年08月30日 定価:本体1200円(税別)ISBN:4-04-897032-1-C0397 <内容> エマ、ハンナ、リオニー−−旅先で偶然出会った三人のアイルランド女性達が紡ぐ、三者三様の恋愛物語。笑いあり、涙ありのハートフルな三人の人生に、誰もがきっと自分の分身を見出せるはず・・・
BoolPlusの新刊、Someone Like You(Cathy Kelly)の翻訳。 これ、すごいよ!本屋で見て呆然としてしまった。ブックプラスにあるまじき分厚さ!4センチくらいあった気がする・・・大枚550ページ、しかもページが2段組!!間違いなく、今までで一番長い話だ。本屋でしばらく迷って、買わずに帰ってきた。だって、ブックプラスは積読本が山ほどあるし・・・
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2002年09月02日(月) ■ |
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Poppy/デルトラ・クエスト(1) 読了 |
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●読了:Poppy:Tales from Dimwood Forest(Avi) ≫感想はこちら 面白かった♪ これは、本当に「♪」つきで軽く読むのが良い本だ。じっくり読むと「食物連鎖」とか「窮鼠猫を噛む」って言葉が浮かんでくるんだけど、それもまた良し?(笑)
●読書中:Ransom(Julie Garwood) ≫Read an Excerpt ジュリー・ガーウッドのヒストリカル・ロマンス!今年7月の洋書バーゲンで400円で買った本。今さっき調べるまで知らなかったんだけど、この人って翻訳本が1冊しか出てないのねぇ。しかもヒストリカルじゃないし。≫『心うち砕かれて』 もったいない・・・。 Ransomはリチャード一世(1157〜1199)の時代の英国が舞台らしい。プロローグはGillian(ジリアン?)という5、6才の幼女が、母に続いて弟を亡くし、父が敵に殺されて、3歳年上の姉と生き別れるシーンから始まる。(^^;激しい・・・。 *Excerptは1章からなのでプロローグは入ってません。
●読了:『デルトラ・クエスト(1):沈黙の森』(エミリー・ロッダ) ここはデルトラ王国。王家に伝わる七つの宝石が、国を守っている。その宝石が、影の大王にうばわれた!デルトラを救うため1枚の地図をたよりに、少年が冒険の旅に出る・・・・・
うん、まぁ面白かったかな。デルトラクエストは全8巻なので、1巻の内容はプロローグが大半だからこの本だけでは判断しにくいが、話の設定は面白かったので2巻以降に期待しよう。 ローワンの作者だけあってノリがそっくりだ。正直言うと、みっきさんが言ってた「確かに面白いんだけど、メインディッシュにはもの足りない」って表現がピッタリハマる気分。お決まりの流れで先が見えてしまうのはご愛嬌、こういう話はディテイルを楽しむのが良いんだろう。子供の頃に読めば、もっと感想が違ったかもね。
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2002年09月01日(日) ■ |
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エドワード・ゴーリーの世界 |
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ううう、風邪で頭が痛い〜。
●読書中:Poppy:Tales from Dimwood Forest(Avi) あと50ページくらい。ってことは、今日中に終わるかも・・・
●『エドワード・ゴーリーの世界』 Edward Goreyの研究本。 <Contents> ・エドワード・ゴーリーの素晴らしき世界/濱中利信 ・【エッセイ】エドワード・ゴーリーとゴサム・ブックマート/アンドレアス・ブラウン ・黄昏のニューヨークで、ゴーリーと出遭えた幸せ/磯田和一 ・ゴーリーとニューヨーク、舞台とゴーリー/渡辺葉 ・あくまでもうろんなファンとして/和歌山友子 ・Primary Books 一挙紹介! ・Gorey Alphabet エドワード・ゴーリーを知るためのABC/濱中利信 ・【特別座談会】ゴーリー作品の魅力を語り合う/柴田元幸・江國香織・濱中利信 ・エドワード・ゴーリー略年譜 ・著書一覧 ・あとがきにかえて ・執筆者紹介
『エドワード・ゴーリーの世界』図書館にあったので借りてきてザッと読んだ。エドワード・ゴーリー好きな著名人たちのエッセイや、本、絵、グッズなどのカラー写真がひたすら並んでるマニア本。真ん中あたりにあるゴーリーの絵本の一覧を見て、その量に驚いた。こんなに沢山あったのか! 【特別座談会】で翻訳者の柴田元幸が『うろんな客』について語る所で、「あれは子供のメタファーだと後書きに書いたのは失敗だった」と言ってるのが印象に残った。
>・・・アリソン・ルーリーがこれを、子供がやって来て、その家に居つく話だというふうに読んでいるんですが、むしろ「マッチ売りの少女」みたいに読むほうが、いまはぼくはしっくりきます。というのは、最初の絵で彼が中を覗いているでしょう?だから、このあとの世界というのは全部彼が夢見ている世界だと読むと、けっこう悲しいお話なので・・・・。最初のコマの絵の背伸びのし方とか、すごく切なくなるんですよ。(柴田元幸)
なるほど、そう言われてみれば色んな読み方ができる・・・
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