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2013年04月14日(日) |
ブログとツイッター、両方試すと分かりますが、人間は、ある程度まとまった文章を書かないとダメです。 |
◆10年前にブログが流行りすぐに廃れました。
前々回、
本日、面倒くさいので、更新しません。
というみっともない言葉を書いてしまいました。
今となっては抹消したいのですが、それも狡いので、敢えて恥を晒しております。
しかし、奇妙なことにブログ(WEB日記、エンピツと同内容)を更新するのが面倒で面倒でどうしようもない、
と感じていたその日にも、私はTwitterではかなり饒舌でした。
一回の「つぶやき」が140文字までに制限されているTwitterは、漢字を多用する日本人には有利です。
普通の話し言葉では、同じ情報を伝えるために、日本語は英語よりも1.5倍もの時間がかかる。それだけ語数が多い、
と言われていますが、書き言葉になると漢字は一文字に何音も含むので、図らずも、日本人にとって、便利です。
しかしながら、あそこには何の決まりもなく、頭に浮かんだことをそのまま文字にすれば良いのです。
脈絡がなくてもいい。まるで関連のない話題を次々につぶやいても良い。他人からの反応など無視してもいい。
これは楽です。
ブログというのが日本で爆発的に流行り始めたのは2003年頃からだと思います。
それ以前は、個人の文章をインターネット上に「発表する」となると、まず、自分のWEBを構築し、
その一角に「日記コーナー」があり、そのために私が今でも使っているエンピツのようなサービスを利用したのです。
しかし、ブログ・サービスを様々なポータルサイトが、提供することにより、「日記」だけを「ブログ」と称して
誰もが気軽に、自分の文章を世界中(の日本語が分かる人)に公開できるようになりました。
物を書く専門家ですら「誰でも文章を書こうと思えば書けることが分かった」と言ったほどでした。
が、流石は日本人。アッというまに飽きます。忘れます。
◆Twitterは、何も考えないで済みます。
ブログは、一時期爆発的に流行し、登録アカウント数が急増ことでしょうが、
そのうち、全く私の想像でしかありませんが、1年後には、9割の人は、止めていただろうと思います。
私はウェブ日記時代から書き始め、2013年4月15日で11年になります(とはいえ、ずいぶんサボった日があります)ので
我田引水ですが、ひとまず「継続した」ことに関しては少し自慢させて頂きます。
しかし、それが本稿の本質ではありません。
私もTwitterのアカウントを持っていますが、前段で書いたとおり、ブログの更新が面倒くさくて仕方がない日でも、
「Twitterの140文字」なら、いつでも出来ます。ブログという相対的「長文」を書き続けることと、140文字のTwitter、
両方、経験してよく分かりました。Twitterは頭を使いません。その場で思い付いたこと、頭の中に浮かんでいる思考を
文字という媒体を通じて言語化するだけです。
構成を考えなくて良い。単になんでもいいから「言葉」を文字にすれば良い、という行為は全くといっていいほど思考しません。
もう、後は隠居して、呆けるだけの、私の如き老人は別として、若い人はTwitterに没頭して何かを「書い」たつもりに、
或いは何かの思想を「主張し」たつもりになってはいけません。Twitterだけを続けていたら、確実にバカになると思います。
自分が如何なる思想を抱いているのか、或いは、まだ「思想」と呼ぶに値しない状態なのか。きちんとした長文にしてみると
よくわかります。それは完全に「140文字」とは別世界です。
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