JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆おかげさまで、15日で7年です。 今日(2009年4月15日)で、日記を書き始めて、ちょうど7年になります。 「読者の皆さんがいてくださるから、書けるのです」 とか何とか言うのを聞くと、「てやんでえ」と思っていましたが、本当なんです。 苦労話はお目汚しですから書きませんが、7年間、いつも「元気一杯」で書いていたわけではありません。 途中、「もう、止めよう」と思ったことは、何度あったか分からないほどなのですが、 「あと、一日だけ、書いてみよう」の繰り返しで、今まで書き続けることが出来ました。 私は、自分を日記「作家」などと思ったことは絶対にありませんが、素人のヘタクソ物書きの 端くれとして、読者の皆様に厚く御礼申し上げます。 ◆【音楽】途中から音楽を載せ始めてから楽しみが加わりました。 2006年から、日記とブログに音楽を載せ始めました。 「クラシックって縁遠いと思っていましたが、こんなに楽しい(美しい)曲があったんですね」 というご趣旨のメールをたまに頂戴します。心底嬉しいです。 今日も皆様に素晴らしい演奏をご紹介します。 2月頃から、25年間、ベルリン・フィルのコンサート・マスターを務め、3月31日付で正式に退団なさった、 安永徹さんのことを何度も書きました。その安永さんが「指揮」をしたCDです。 以前から安永さんはオーケストラ・アンサンブル金沢という室内管弦楽団と何度も共演なさっています。 CDの録音もなさっていますが、その中から、今日は、モーツァルト:交響曲第41番とピアノ協奏曲第17番 をお薦めします。ピアノ協奏曲のソリストは安永夫人の市野あゆみさんです。 本当は、1枚丸ごとここに載せたいほど素晴らしい演奏なのですが、それは無理なので、 「ジュピター」の第一楽章と終楽章を聴いていただきます。 今まで色々な指揮者で聴いたどのジュピターとも違うんです。 「ああ、安永さんが理想としていたジュピターは、こういう演奏だったのか」と思います。 非常に音が澄んで、品が良く、抑制が利いているのですが、鳴らすところでは思い切りならす。 しかし、音が濁ることは決してないのです。とにかく聴いて頂きましょう。 オーケストラ・アンサンブル金沢=安永徹指揮、モーツァルト:交響曲 第41番 K.551 ハ長調 「ジュピター」より第一楽章です。 「ジュピター」第一楽章 独特の気持が良い演奏です。流麗ですが、キビキビしている。上品だけれども堂々としている。 そして、録音技術も影響しているでしょうが、各パートの音が非常に明瞭に聞こえます。 他の指揮者ではあまり見られないクレッシェンド、ディミヌエンドなどがあるのも興味深いです。 「ジュピター」の終楽章は、モーツァルトの作曲技術(?)の極致ともいうべき、文句の付けようがない音楽ですが、 各パートの動きが一層鮮明に浮かび上がります。終楽章です。 「ジュピター」第四楽章 見事ですね。そこらの指揮者よりすごいです。コンサート・マスター(ましてや、ベルリン・フィル)たるもの、指揮者と 同じぐらい、或いは自分で実際に音を出して、全オーケストラをリードするのですから、指揮者以上に 曲を知っているのだ、ということが、大変よく分かります。 市野あゆみさんのピアノは載せられませんが、これも、大変美しい音楽に仕上がっています。 さて、最後の曲です。 この日記・ブログで初めて音楽を載せた時の曲を覚えておられるでしょうか。 マスカーニ作曲:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲でした。 あの時は違いましたが、今日は超一流です。カラヤン=ベルリン・フィルの美しい演奏で お聴き頂きます。音源はこのCDから取りました。 「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲です。 Cavalleria Rusticana Intermezzo 何度聴いてもうっとりするほど美しいです。 最後になりましたが、今後とも弊日記・ブログを御愛読頂きますよう、 お願い申し上げます。ありがとうございました。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年04月14日(月) 私事で恐縮ですが、非常に辛いのです。
JIRO
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