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JIROの独断的日記
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2009年04月14日(火) 【御愛読御礼】「JIROの独断的日記」7年経ちました。/お礼に音楽。

◆おかげさまで、15日で7年です。

今日(2009年4月15日)で、日記を書き始めて、ちょうど7年になります。

このところ毎年、4月15日には、「満○年です」と書いていて、図々しいのですが、

書いている私としては、「また、何とか1年続けられたか」という気分になります。


JIROの独断的日記ココログ版をお読みのかたは、「7年?」と思われるかも知れませんが、

弊日記、「JIROの独断的日記」はそもそも、2002年4月15日、まだ、世の中に「ブログ」とか「mixi」などが

存在せず、有ったのはウェブ日記だけで、私はたまたま、エンピツを選びました。

これが、エンピツの私の目次のページですが、

2002年04月15日(月)  登録しちゃったが最初にネット上に公開した文章です。

最初は何を書いたらよいか見当が付かないので、下らないことを書いてます。非常にお恥ずかしい。

その後も、2002年の9月までは、毎日は更新していません。適当にやっています。



本気で書き始めたのは、2002年10月に小柴先生と田中さんがそれぞれノーベル物理学賞と化学賞を受賞してからです。

何故か、あの時から、マメに更新するようになりました。

これが、今までの全ての記事の見出しです。

2004年11月からは、エンピツと同じ文章をココログに、JIROの独断的日記ココログ版に載せています。

2003年3月20日にイラク戦争が開戦したときから、政治的主張を多く書くようになり、自分の意見を

多くの方に読んでいただくためには、文章を掲載する場所を増やした方が良いだろうと思ったからです。

特に、この2004年(又はもう少し前)から「ブログ」が急速に台頭してきて、ウェブ日記は注目されなくなっていたことも理由です。


私は自分個人の日記は子どもの頃から1週間と続いたことがないのです。

先ほど、エンピツの総記事数を数えたら、2321本でした。この稿が2322本目です。

これだけ続いたのは、「読者の皆様がいて下さるから」です。これは間違いないです。

自分がヘタクソながら文章を書く前は、作家が、テレビなどで

「読者の皆さんがいてくださるから、書けるのです」

とか何とか言うのを聞くと、「てやんでえ」と思っていましたが、本当なんです。

苦労話はお目汚しですから書きませんが、7年間、いつも「元気一杯」で書いていたわけではありません。

途中、「もう、止めよう」と思ったことは、何度あったか分からないほどなのですが、

「あと、一日だけ、書いてみよう」の繰り返しで、今まで書き続けることが出来ました。

私は、自分を日記「作家」などと思ったことは絶対にありませんが、素人のヘタクソ物書きの

端くれとして、読者の皆様に厚く御礼申し上げます。


◆【音楽】途中から音楽を載せ始めてから楽しみが加わりました。

2006年から、日記とブログに音楽を載せ始めました。

それまでも音楽に関する文章は書いていましたが、所詮音楽は「音」を聴いていただかないと、

どうしようもない。今までクラシックなど聴いたことが無かった、という読者の方から、

「クラシックって縁遠いと思っていましたが、こんなに楽しい(美しい)曲があったんですね」

というご趣旨のメールをたまに頂戴します。心底嬉しいです。


今日も皆様に素晴らしい演奏をご紹介します。

2月頃から、25年間、ベルリン・フィルのコンサート・マスターを務め、3月31日付で正式に退団なさった、

安永徹さんのことを何度も書きました。その安永さんが「指揮」をしたCDです。

以前から安永さんはオーケストラ・アンサンブル金沢という室内管弦楽団と何度も共演なさっています。

CDの録音もなさっていますが、その中から、今日は、モーツァルト:交響曲第41番とピアノ協奏曲第17番

をお薦めします。ピアノ協奏曲のソリストは安永夫人の市野あゆみさんです。

本当は、1枚丸ごとここに載せたいほど素晴らしい演奏なのですが、それは無理なので、

「ジュピター」の第一楽章と終楽章を聴いていただきます。

今まで色々な指揮者で聴いたどのジュピターとも違うんです。

「ああ、安永さんが理想としていたジュピターは、こういう演奏だったのか」と思います。

非常に音が澄んで、品が良く、抑制が利いているのですが、鳴らすところでは思い切りならす。

しかし、音が濁ることは決してないのです。とにかく聴いて頂きましょう。


オーケストラ・アンサンブル金沢=安永徹指揮、モーツァルト:交響曲 第41番 K.551 ハ長調 「ジュピター」より第一楽章です。


「ジュピター」第一楽章



独特の気持が良い演奏です。流麗ですが、キビキビしている。上品だけれども堂々としている。

そして、録音技術も影響しているでしょうが、各パートの音が非常に明瞭に聞こえます。

他の指揮者ではあまり見られないクレッシェンド、ディミヌエンドなどがあるのも興味深いです。

「ジュピター」の終楽章は、モーツァルトの作曲技術(?)の極致ともいうべき、文句の付けようがない音楽ですが、

各パートの動きが一層鮮明に浮かび上がります。終楽章です。


「ジュピター」第四楽章



見事ですね。そこらの指揮者よりすごいです。コンサート・マスター(ましてや、ベルリン・フィル)たるもの、指揮者と

同じぐらい、或いは自分で実際に音を出して、全オーケストラをリードするのですから、指揮者以上に

曲を知っているのだ、ということが、大変よく分かります。

市野あゆみさんのピアノは載せられませんが、これも、大変美しい音楽に仕上がっています。


さて、最後の曲です。

この日記・ブログで初めて音楽を載せた時の曲を覚えておられるでしょうか。

マスカーニ作曲:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲でした。

あの時は違いましたが、今日は超一流です。カラヤン=ベルリン・フィルの美しい演奏で

お聴き頂きます。音源はこのCDから取りました。



「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲です。


Cavalleria Rusticana Intermezzo



何度聴いてもうっとりするほど美しいです。


最後になりましたが、今後とも弊日記・ブログを御愛読頂きますよう、

お願い申し上げます。ありがとうございました。

【読者の皆様にお願い】

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2008年04月14日(月) 私事で恐縮ですが、非常に辛いのです。
2006年04月14日(金) 「東大の講義をビデオポッドキャスト」小柴先生の講義に感銘を受けました
2005年04月14日(木) 「米国実験施設 50年前の致死インフルエンザウイルスを世界中に誤送 」←イラクより米国の方がよほど危ないね。
2004年04月14日(水) 「アンマン対策本部混迷、3邦人人質『情報少ない』」「イラク拘束・不明者17カ国56人超に」そりゃ、情報が少ないわけだよ。
2003年04月14日(月) バグダッド市民、みっともないぞ。

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