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2005年04月14日(木) |
「米国実験施設 50年前の致死インフルエンザウイルスを世界中に誤送 」←イラクより米国の方がよほど危ないね。 |
◆記事1:米国実験施設 50年前の致死インフルエンザウイルスを世界中に誤送
【ワシントン13日共同】1957年から58年にかけて大流行し、世界で最大400万人が死亡したとされるインフルエンザウイルスのサンプルが、保存していた米国の実験施設から誤って全米と世界17カ国の計6500カ所以上の研究施設などに送られていたことが分かった。
13日付の米紙ワシントン・ポストなどが報じた。
世界保健機関(WHO)は、研究員らの感染の報告はなく、一般の人が感染する危険性は低いとしている。
日本の厚生労働省によると、サンプルは日本の9カ所の研究施設にも送られており、同省は13日朝、各施設に廃棄を要請。「サンプルは厳重に管理されており、健康被害のリスクは低い」と説明している。
このウイルスは「H2N2」型で「アジア風邪」の原因となった。68年以降は人での流行がなく、同年より後に生まれた人には抗体がないため、再流行した場合、多数の死者が出る恐れがある。(共同通信) - 4月13日18時37分更新
◆記事2:悪性インフルエンザ・ウイルス、世界中に誤配布 (Hotwired)
およそ50年前に大流行して多くの死者を出したインフルエンザ・ウイルスの試料が、誤って世界各国の数千の研究所に送付されていた。
この事態を受け、このウイルスによるインフルエンザの大流行を防ごうと世界中の科学者たちが対策に追われている。
ある研究者はこの誤送付を「思慮が足りない」と批判している。
世界保健機関(WHO)はこのウイルス試料が送付された18ヵ国、3747を超える研究所――その大半は米国にある――に対し、わずかではあるものの地球規模の感染が起こる危険があるとして、試料を廃棄するようにと呼びかけた。
WHOのインフルエンザ部門の責任者であるクラウス・ストール博士はコックス博士の意見に同意しながらも、「万が一感染したら重症になる危険性は高い。このウイルスの伝染性が強いことは周知の事実だ」と述べた。
このウイルス――1957年に大流行した「アジアかぜ」(A/H2N2)――による死者は、全世界で100万〜400万人にのぼった。
1968年以降のインフルエンザ・ワクチンにこの型は含まれていないため、この年以降に生まれた人にはこのウイルスに対する抗体がほとんど――あるいはまったく――ない。
◆コメント:アメリカは人類を滅亡させかけたと言われても、仕方があるまい。
イラク戦争を始めるときに、アメリカは「イラクが大量破壊兵器を保有している確かな証拠がある」と述べ、その中には化学・生物兵器も含まれる、と主張した。
結局、イラクのどこにも大量破壊兵器は無かった。
一番危険なものを沢山保有しているのは米国ではないか!
アメリカは、核兵器のみならず、化学・生物兵器の開発にも余年がない。
純粋に学術的な目的の為、と称して、治療法が無く、伝染力が強いエボラ出血熱のウィルスなども、保有していることは、知っていた。
但し、これらが保管してある場所は秘密にされ、実際にウイルスや最近が保管してある部屋は、幾重もの密封性が高い、銀行の金庫のような扉で守られている。
部屋に入る権限がある者は少数に限られ、無論、スパイやテロリストが入れないように、生体認証で本人確認がなされなければならない。
いったん部屋に入ったら、外界に出る前に、防御服の上から全身に消毒薬のシャワーを浴びて、何段階もの、殺菌・消毒のプロセスを経なければならない。
いずれにせよ、今回の事故は恐ろしい。
現存する世界中の人間は、今回世界中に「バラまかれそうになった」ウイルスに免疫が無いというのだから、下手をしたら、中世におけるペストのようなことになってしまう。
アメリカも謝って済む問題ではない。
危うく人類が滅亡するところだったのである(厳密に言えば、その可能性はまだ残っている。誤送されたウイルスが、各国で本当に正しく処理されたかどうか、わからないからである)。
◆そもそも、どうして危険なウイルスを保管しているのだ?
ここからは、SF小説めいてくるが、可能性を完全に否定することも出来ない話なのだ。
エイズが発生したときも、どうも発生した場所が良く分からず、「これは、実はアメリカの生物兵器だったのではないか」、と、世界中の人間が考えた。
それを証明するに足る証拠は無いので、真実は闇の中だ。
今回のウィルスも、もしかすると、生物兵器に応用するつもりだったのではないか?と疑いたくなる。
現代の科学で、50年も特定のウイルスを保有して、研究がいまだに終わらないのだろうか?
もし、終わっていたのなら、何故、早く処分しなかったのか?どうも、腑に落ちない。
◆アメリカの化学生物兵器の管理状況をWHOが査察するべきだ。
「誤送した」と簡単にいうけれども、そんな危ないものを誤送するなど、あまりにも重大な過失である。
これでは、アメリカのリスク・コントロール能力に疑問を抱かざるを得ない。
アメリカ自身の自己監査では、ヤバいことを隠蔽するおそれがある。
ここはやはり、世界を代表して、各国の専門家で構成するWHOの査察団が アメリカにはいり、「 一体、どうして、このようなミスが起きたのか?」を徹底的に究明し、世界に報告するべきだろう。
2004年04月14日(水) 「アンマン対策本部混迷、3邦人人質『情報少ない』」「イラク拘束・不明者17カ国56人超に」そりゃ、情報が少ないわけだよ。
2003年04月14日(月) バグダッド市民、みっともないぞ。