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JIROの独断的日記
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2013年03月02日(土) 【音楽】サヴァリッシュ先生追悼番組情報/管弦楽名曲集2(廃盤)より。

◆NHKBSプレミアムで追悼番組がある、と教えていただきました。

mixiの「マイミクさん」は、私は数人しかいないのですが、

クラシックに大変造詣が深い方から、貴重な情報を教えて頂いたので、

みなさまにもお知らせします。
先日、亡くなった、ヴォルフガング・サヴァリッシュ先生にご興味がない方はご放念下さい。

(「忘れて下さい」「気に留めないで下さい」の丁寧な表現です。「ごほうねんください」と読みます)。

◆NHKBS オンラインからお知らせ:2013年3月1日 【追悼番組】BSプレミアム ウォルフガング・サヴァリッシュ氏追悼番組について

2月22日に亡くなられたN響桂冠名誉指揮者のウォルフガング・サヴァリッシュ氏を偲(しの)んで、以下の関連番組を放送します。
■マエストロの肖像「ウォルフガング・サヴァリッシュ〜音楽に愛された男〜」放送日時:3月5日(火)午前0:45〜1:46(※4日深夜)(初回放送 2003年1月28日)

音楽に全てを捧げた人生には、選ばれた者だけに与えられる栄光と苦悩があった。その音楽との愛の日々を追いかけたドキュメントをアンコール放送。

ウォルフガング・サヴァリッシュ。1957年、史上最年少の34歳でバイロイト音楽祭にデビュー。ドイツの主要歌劇場の音楽総監督を歴任し、

アメリカのフィラデルフィア管弦楽団音楽監督も務める。日本では35年にわたってN響と300回以上の共演を重ねた。

私生活では謹厳実直そのものだが、晩年は、意外な一面も垣間みせるようになった。サヴァリッシュの人間的魅力に迫る。

【出演】ウォルフガング・サヴァリッシュ,【声】江守徹,白石加代子
そして、
■サヴァリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場による「ニーベルングの指輪」から「楽劇“ワルキューレ”」放送日時:3月8日(金)午前0:00〜3:47(※7日深夜)(1989年11〜12月に収録)

ハイビジョンで初めて「ニーベルングの指環」を収録した記念碑的映像

もちろん、ワルキューレ全曲というのもお好きな方には面白いでしょうが、

月曜日深夜(火曜日の未明)のドキュメンタリーは、大変興味深いと思います。

サヴァリッシュ先生は1971年から1992年までバイエルン国立歌劇場の音楽監督で、ヨーロッパのオペラハウスの音楽監督は

指揮だけではなくて、ありとあらゆる雑務(事務的なこと)までも仕事の一部です。執務用の立派な個室が当然、あります。

N響アワーが、芥川也寸志さん、なかにし礼さん、木村尚三郎先生(東大の西洋史の教授、その頃既に名誉教授だったと思います)

の3人のレギュラーで司会・進行されていた頃です。多分、N響アワーの最も知的な時代だと思いますが、それはともかく、

ちょうどその頃に、何がきっかけだったか、NHKのスタッフがドイツのサヴァリッシュ先生の仕事ぶりを取材し、その映像の一部を放送で

流したことがあります。マエストロの肖像「ウォルフガング・サヴァリッシュ〜音楽に愛された男〜」を撮ったときの映像かも知れません。

とにかく忙しくて、午前中はオペラハウスの経理とか事務的な仕事で決済のハンコを押し、午後はリハがあったり

夜は毎日のように本番があるわけです。


あの激務の合間を縫って、遠い日本に来て、オペラとは全く別の、コンサート用プログラムを振っていたのですが、

つまり、あちらの一流指揮者は、オペラも、オーケストラ・コンサートの主なレパートリーも勉強してなければならず、

サヴァリッシュ先生は、それ以前は子供の頃からずっとピアノを勉強していたとはいえ、

N響に、「モーツァルトのピアノ協奏曲を弾き振りして下さい」と頼まれれば、すぐに弾けてしまうし、

N響のメンバーと室内楽でピアノを弾く。

また、モーツァルト研究家として有名な海老沢敏先生が、国立(くにたち)音大学長のときにマーラーが交響曲「大地の歌」のピアノ版

に編曲した楽譜を、国立音大が買い、世界初演をするにあたり、サヴァリッシュ先生にピアノをお願いしたら、

快諾したそうですが、当然、非常に難しい楽譜なのです。マーラーのオーケストラスコアを見ると、「大変に複雑で難しいであろう」

ことだけは、素人にも容易に想像できますが、それをピアノ一台用に編曲したのですから、本当なら、何ヶ月も練習するところでしょうが、

サヴァリッシュ先生は、昔から初見が利くというものの、そういう次元でもない。

要するに、ものすごく頭がいいのですよ。それは間違いない。指揮者とかオペラハウスの音楽監督などというのは

次元が違う頭の良い人。想像を絶するほど優秀な人でないと務まらないことは、間違いありません。


◆管弦楽名曲集�兇茲蝓�

これは廃盤です。レコード会社っていうのも現金で、

有名指揮者が亡くなると、急に「追悼特集」で儲けようとしますから、急遽、復刻されることもありますが、

管弦楽名曲集 II:W.サヴァリッシュ指揮/バイエルン国立歌劇場管弦楽団を最初にお薦めしたのが

約6年半前です。

2006.08.08 「サヴァリッシュ 管弦楽名曲集2」これは、贅沢なCDですね。

サヴァリシュ先生のレパートリーは、オペラも交響曲も管弦楽曲も、何でも出来るのですが、

N響を長い間振っていても、このような「ポピュラー名曲」がプログラムに含まれることはありませんでした。

このCDが発売されて、間もなくの来日時、ひじょうに例外的にCD収録曲と殆ど同じプログラムで

N響を振ったことがありました。ベートーヴェンや、シューマンやブルックナーの交響曲を演奏するときと

全く同じ真摯な、しかし、楽しい演奏でした。


復刻版が発売されると良いですねえ・・・。今日は一部ご紹介します。


スッペ:喜歌劇「軽騎兵」 序曲


Suppe Light Cavalry Overture



シンフォニーと同じような、ズシーンと厚い響きがたまりません。続いては、


エロール:歌劇 「ザンパ」 序曲


Herold Zampa Overture


昔、NHK FMの「朝の名曲」のテーマ曲として長く使われていたので、往年のクラシック・ファンには馴染み深い曲ですね。

トランペット・ファンファーレのあと、ヴァイオリンが32分音符で非常に細かく刻みながら旋律を弾くところ、

門外漢ですが難しいそうだな、といつも思います。

3曲目は、スメタナの一番お馴染み。


スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲


SmetanaBarteredBrideOverture


いきなり、全オーケストラのユニゾンで早い音型がありまして、その後すぐに

弦楽器群のフーガになるのですが、

第二ヴァイオリン→第一ヴァイオリン→ヴィオラ→チェロ→チェロ+コントラバス、と細かい音符を

延々と弾くのは大変だろうなと思います。ことにコントラバスの16分音符の連続はきいていてもスリリングです。

全曲、至る所にスフォルツァンド(sfz)といって特定の音・和音を強く弾け、の指示があります。

これをキチッとやらないと、特にこの曲はメリハリがなくなります。


スッペ:喜歌劇「詩人と農夫}序曲


SuppePoetAndPeasantOverture



こえは生で見ると、ヴァイオリンのシンコペーションの連続の所がカッコイイです。

また、音だけだとあまりわかりませんが、一番終わり近く、合わせシンバル(両手に持つ、最も基本的なシンバルの奏法)のまま

連打がありますが、シンバルという楽器はかなり重いので、正確なビートを刻むのが大変そうです。

これらは、サヴァリッシュ先生の本道ではないかもしれませんが、こういう曲でも大真面目に

指揮をしておられた先生の姿がなつかしく思い出されます。

みなさま、良い日曜日をお過ごし下さい。

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2009年03月02日(月) 【動画】カラヤン、ヴィヴァルディ四季より「冬」/アバド、ベートーヴェン交響曲第3番。ベルリン・フィル。
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2005年03月02日(水) 「米農務長官、牛肉禁輸「日米関係に悪影響」と警告 」 ふざけんじゃねえぞ、この野郎
2004年03月02日(火) 「国民が刑事裁判に参加へ、裁判員法案を閣議決定」←止めた方がいいと思います。

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