JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:野田首相、TPP交渉参加に改めて意欲(読売新聞 10月20日(木)22時49分配信) 野田首相は20日夜、NHK番組に出演し、環太平洋経済連携協定(TPP)について、 ◆コメント:TPPはアメリカが日本を食いものにするための策略なのです。 記事後半の「財政再建については〜」以降は、今はどうでもいいです。 TPP(環太平洋経済連携協定)は交渉に参加すること自体、ダメ。 ということです。「TPPはダメ」という人の意見だけを信じて下さい。 2004年に発売された「拒否できない日本」は、アメリカの公文書に基づいて、アメリカが 如何に、自分達の為に、日本に内政干渉しているか、を暴露して、Amazonでも買えないぐらい爆発的に売れました。 建築基準法の改正、郵政民営化、弁護士業の自由化、商法大改正など、全部アメリカの命令でした。 この本を読んだ人は大勢いるはずで、TPPの内容をちょっとみたら、ピンと来そうなものなんです。 いいですか。TPP(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement=環太平洋経済連携協定)では、 2015年までに、農産物、工業製品、サービスなどすべての商品について、例外なしに関税その他の貿易障壁を撤廃する。 冗談じゃないのです。これに菅直人首相はホイホイ乗っかりそうになったけど、反対に遭って、 一時引っ込んでたのですが、今日の野田首相のNHKを見て、ひっくり返りそうになりました。 単なる自由貿易協定じゃないですよ。 「すべての商品について、例外なしに関税その他の貿易障壁を撤廃」したらどうなるか? 「サービス」には、金融、医療、保険、労働、法律、公共事業まで含まれているのです。 これらに自由にアメリカが入り込めないと、絶対にアメリカは、 非関税貿易障壁で妨害している。協定違反じゃないか! アメリカの保険業参入の邪魔になるから、健康保険なんか廃止させられますよ? アメリカみたいにバカ高い医療費がかかる国になります。 また、アメリカは高い失業率で不満が爆発してますから、 あっちで失業している、バカなアメリカ人が大量に日本に来て、 日本は今でも既に、雇用問題が深刻なのに、一層深刻になります。 アメリカ人労働者の雇用を後回しにすると。「あ、差別だ」というのです。 貿易では、関税がゼロになるのですから、安い商品が出回りますね。 当然、日本でそれらの商品を作っている業種が全て圧迫されますね。 要するに、日本人とていい人ばかりじゃないけど、日本人には想像が付かないほど アメリカってのは図々しいのです。 極端に言えば、日本をアメリカにしてしまおうと言うぐらいの協定です。 話し合いに加わったら、食いつかれます。協議に参加したら抜けられない ようにさせられてしまうのです。 これは、絶対にダメ、という人の本なりウェブを参考にして下さい。 ものすごくクソ真面目に言うと、賛否両論を読んで自らの頭で判断して下さい、 と書くべきなのでしょうが、2005年9月11日「郵政民営化」のとき。 私、散々小泉は曲者だぞ、と書きました。しかし、小泉自民が大勝しました。 あれから、格差社会がはじまり日本がガタガタになったのですよ。 私が書いたこと大体当たってます。 悪いこと言わないから、 TPPは絶対ダメ。 を信じて頂きたい。 それを前提に本を読むなりウェブを読むなり、なさって下さい。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2010年10月20日(水) 気軽に他人に訊いてはいけないこと。言ってはいけないこと。
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