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JIROの独断的日記
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2011年04月16日(土) 福島原発事故は、東電と国だけの責任でしょうか?

◆福島原発事故を見てから、「原発は危険だ」って、バカでも言えますよね?

国民は皆、今回の福島原発の事故を見た「あとで」、原発批判をしていますが、

はっきり言って、やや滑稽です。

「原発の怖さを知って下さい!」

などの文字をネットでしばしば見かけますが、福島原発の事故の深刻さを見れば、

今更言われなくても、原発の怖さなど、バカでも分かります。


皆、今回のことは、東電と国「だけ」が悪いのだ、と思っていますが、

果たしてそうでしょうか?


はっきり言ってそれまで、原子力発電所の安全性など、本気で考えていた人は、

環境保護団体とか、そういうヒマな人達を除いては殆どいなかった筈です。

2009年、有権者は民主党に政権を任せましたが、

2009年の民主党の政権政策マニフェストには、
46.エネルギーの安定供給体制を確立する
【政策目的】

○国民生活の安定、経済の安定成長のため、エネルギー安定供給体制を確立する。

【具体策】

○エネルギーの安定確保、新エネルギーの開発・普及、省エネルギー推進等に一元的に取り組む。

○レアメタル(希少金属)などの安定確保に向けた体制を確立し、再利用システムの構築や資源国との外交を進める。


○安全を第一として、国民の理解と信頼を得ながら、原子力利用について着実に取り組む。

とはっきり書かれています。

原発を廃止するとは言っていませんが、国民はそれに対して、賛成も反対もしなかった。

そんなことは、全く考えていなかった証拠です。

つまり、主権者たる国民が、「原子力を引き続き使う」と明言していた民主党に政権を託したのです。


◆結論:有権者にも国のエネルギー政策、原発事故について、責任がある。

原子力を否定していなかった、民主党を、2009年の選挙で勝たせたのも、

福島原発の建設が始まった1968年当時、与党自民党をいつも勝たせたのは、他ならぬ有権者です。

ということは、エネルギー問題に関心を持っていなかった有権者にも究極的な責任があります。

それを無視して、東電と国「だけ」に、福島原発事故の責めを負わせるのは、狡いと思います。


それでは、お前はどうなんだ?と言われそうですが、

私はクリーン・エネルギーの利用を推進するべきだ、と以前から書いています。

最初の書いたのが2008年。

2008.07.09「<洞爺湖サミット>「長期目標共有」で合意 G8と新興国」←50年までにCO2半減、と言えなかった理由。

その次が2009年です。
「MOX燃料凍結を 420の市民団体が経産相に申し入れ」←何が問題なのか、説明します。

今の世論は、変なたとえかもしれませんが、「後出しじゃんけん」。結果論です。

それが狡いというのです。

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2009年04月16日(木) 「<AED>厚労省がバッテリー交換呼びかけ 期限切れ間近で」←それ以前の問題として、素人に使えるのか。
2008年04月16日(水) 「飲食店、娯楽施設を全面禁煙に=全国初の条例案検討−神奈川県」←また、All or Nothingか。
2006年04月16日(日) 「ベルリン・フィル、ヴァルトビューネ」(ピクニック・コンサート)」←音楽は、楽しい。
2005年04月16日(土) 「政府、中国政府に抗議、外相会談で謝罪と賠償を要求へ」中国人はあまり日本人を怒らせないことだ。
2004年04月16日(金) 尖閣諸島、「領土」として登記=台湾←ドサクサ紛れにひどいね。しかし、国際法に「登記」は無いのです。
2003年04月16日(水) <原発運転停止>停電の可能性を指摘 平沼経産相 ・・・冗談じゃないよ。
2002年04月16日(火) パレスチナ

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