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2008年04月16日(水) |
「飲食店、娯楽施設を全面禁煙に=全国初の条例案検討−神奈川県」←また、All or Nothingか。 |
◆記事:飲食店、娯楽施設を全面禁煙に=全国初の条例案検討−神奈川県 (4月15日18時1分配信 時事通信)
神奈川県の松沢成文知事は15日の記者会見で、受動喫煙対策として、飲食店や娯楽施設など多くの人が利用する施設を全面禁煙とする
全国初の条例案の年内提出を目指す方針を明らかにした。違反店舗には罰則を科すことも検討している。
専門家らによる検討委員会や県民からの意見聴取を経て条例案をまとめるが、たばこ業者など関係業界の反発は必至だ。
◆コメント:「全て」にする必要は無いでしょう。選択の余地を残すべきだ。
私は、タバコが「大好物」である(食う訳じゃないよ。当たり前だね)。
肺ガンで死ぬとき、どれ程悲惨か、百も承知で吸っている。
仕事で一段落付いた時の一服、食事の後の一服、コーヒーを飲みながらの一服、好きな音楽を聴きながらの一服、
仕事が終わって会社を出た時の一服、散歩をしながら一服、公園でベンチに座って、のんびりくつろぎながらの一服。
こんな美味いものを「悪魔の物質」のように言う人々はバカではないかと思う。
酒も飲まない(今は向精神薬を飲んでいるから、アルコールは禁忌だが、その前から酒は嫌いだ)し、ギャンブルもゴルフもしない。
女も買わない。
こんな私にとっては、タバコは大きな楽しみである。
今、こういうことを書くと、本当に「人格破綻者」のように見られるのだろう。
受動喫煙により、発ガンの可能性が高まるから、という「科学的根拠」が伝家の宝刀のように振りかざされている。
まるで、「魔女狩り」だ。
何が、「受動喫煙」だ。要するにタバコの臭いが嫌いだ、というだけだろう。
それなら、俺だって酔っぱらいの酒臭い息が死ぬほど嫌いだよ。
禁煙の動きはいくら何でも極端だと思う。
タバコが嫌いな人が、煙を吸わずにいられる場所を確保する。それは、構わない。
しかし、全ての施設の全ての場所を禁煙にしなくたっていいだろう。
東京では、今年の1月7日から法人タクシーが全車禁煙になった。運転手が困っている。
以前は、新幹線、飛行機が全て禁煙だから、大阪から東京までタバコを我慢していた人が、タクシーに乗って、ほっと一服出来たのに、
今はそれも出来なくなってしまった、お客さんが気の毒だ、という。
どうして、喫煙可のタクシーと禁煙のタクシーを併存させて、外から分かるように表示する、という発想がないのだ?
◆喫煙可能な場所と全面禁煙の場所を併存させては何故、いけないのか。
一つの店の中で、喫煙席と禁煙席を分けても、喫煙席のタバコの煙はわずかながら、禁煙席にも流れる。
そのわずかな煙でも、発ガン要因になる、という。
バカなこと言ってるんじゃないよ。それなら、クルマの排気ガスや工場から排出されるガスから大気中に漂っている発ガン性物質は、
何故、問題にしないのだ?国産車は全て電気自動車にせよ、という法律を制定しなければ理屈に合わないじゃないか。
繰り返すが、要するに臭いが嫌なんだろ?科学とか言うんじゃないよ。
そして、遅かれ早かれ、皆死ぬんだ、今生きてる人間は、100年後には全員死んでるんだ。
カリカリするな、と言いたい。
それに、All or Nothingは人間社会で、軋轢を生みやすい。
全面禁煙を主張する人々、嫌煙論者というのは、どうもムキになっていて、ガキっぽい。
私がロンドンにいた頃、有名なロンドンタクシー、所謂ブラック・キャブに数え切れないほど乗った。
あちらでも、タバコが嫌いな運転士さんはいる。
ところが、さすがはユーモアの国。日本のように、「禁煙」とぶっきらぼうな表示は無い。
何と書いてあると思います?
Thank you for not smoking.(タバコを控えて下さって有難うございます)。
なるほど。最初に Thank you と言われたら、「まあ、仕方がないか」とこちらも気持ちよく納得する。
ああいう「大人」の部分は日本人も見習うべきだと思いますよ。
プカプカ・・・・。
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