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2010年08月09日(月) |
【音楽】カラヤン=ベルリン・フィル「ロッシーニ、スッペ序曲集」私事ですが、50歳になりました。 |
◆1960年8月10日午前3時8分、東京で生まれました。
本来、「JIROの独断的日記」には極力私事は書かない、つもりでした。
私如きが50になろうが、60になろうが、言うまでもなく、天下国家には何の関係もない。
読者の皆様にとっても、どうでも良いことです。誰にでも誕生日はある。
私は読者の皆様のお誕生日、極めて限られた方々しか存知あげません。
ですから、私は
「自分の誕生日を祝ってくれえ」
というつもりで書いているのではないのです。それは本当です。
ただ、やや感無量です。子供の頃から心配性で、ウジウジ、メソメソ、クヨクヨしてばかり
だった私ですら(全然順風満帆ではなく、人生の5分の1はうつ病に罹ったままですが)、大人になっている。
最近、若い方が、結婚もしないし子供持ちたくない、と言っていると聞きますが、
こんな私ですら何とかなっているのですから、きっと何とかなりますよ。
と、申し上げます。
もう一つ、当たり前の事ですが、自分が年齢を重ねるということは、世の中で、
年下の人が増える。今年は1980年生まれの人が30歳なんですよね。
それに、驚く。評判の「ゲゲゲの女房」の松下奈緒さんなど、
1985年生まれ。私が社会人になった翌年に生まれたひとが、すっかり大人になっている
のを見ると、愕然とすることがあります。
ま、この話はここまで。
◆音楽を聴き始めた頃から、今でも時折聴くカラヤン=ベルリン・フィルのロッシーニとスッペ。
世の中のクラシック愛好家の中には、次から次へと、聴いたこともない作曲家の作品を
「発掘」して喜んでいる人が昔からいます。それは勿論、自由なのですが、
私の場合、一度気に入ると、何十回、ときには何百回も聴きます。
だから、「聴くレパートリー」がなかなか増えません。
今日は見栄を張らずに(いつもは見栄を張っているということではないのですが)
オーケストラの夢中になり始めた小学生から中学生の頃に、
散々お世話になった、カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の
「ロッシーニ」や「スッペ」の序曲集から何曲か。
忘れないうちに引用元を紹介しますと、ロッシーニ,スッペ:序曲集です。
何度か録音してますから、他のでも構いません。
◆ネットで有難いと思うのですが・・・
子供の頃から確かに何百回も聴いた録音ですが、当然ながら「レコード」です。
つまり、「音」しか知らなかった。ネットで動画共有サイト(YouTubeなど)が
出来たことにより、カラヤン=ベルリン・フィルが演奏する映像を見ることが出来ます。
「ウィリアム・テル」序曲なんて、レコーディングだけかと思いましたが、カラヤンはステージでも
何度も演奏してます(大晦日恒例、ジルベスターコンサートなどが多いですが)。
その映像をみて、思わず涙腺が緩んでしまったのですが、カラヤン=ベルリン・フィルは、
このような、「ポピュラー名曲」でも、全身全霊で演奏しているのです。
その、音楽に対する真摯な姿勢を見て、とても感激しました。
さて、能書きはこの辺で。
◆スッペ、ロッシーニ、それぞれ二曲。
本当はカラヤン=ベルリン・フィルのこのような「小品」の演奏を
全部ご紹介したいのです。しかし、膨大な録音があります。
思い切って二曲ずつに絞りました。
まず、ロッシーニ。
歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
La Gazza Ladra_ Overture
スネアドラムをステージ上、左寄りと右寄りに敢えて離れた位置で叩かせ、ステレオのような効果をねらっています。
歌劇「ウィリアム・テル」序曲
ロッシーニは天才ですが、この曲を30代で書いて、作曲家としては引退してしまうのです。
食道楽だったのですね。しかし、40前に引退して悠々自適とは、怠け者の私から見ると、
実に羨ましい。
William Tell_ Overture
次はスッペ。
喜歌劇「軽騎兵」序曲
Light Cavalry_ Overture
特に「解説」要らないでしょ?次もです。
喜歌劇「詩人と農夫」序曲
Poet and Peasant_ Overture
いずれも楽しい。それで、十分です。
それでは。
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