JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆電子書籍自体は、前からありますよね? ここ数ヶ月、新しい物好きの人はiPadの日本発売を心待ちにしていたようで、 いま電子書籍に難癖つけている人って、かつてワープロソフトにケチをつけて「原稿用紙のマス目は日本の伝統文化」とかウソを言っていた人と同じ人ですね。 というものだった。私は、 今、電子書籍、電子書籍って急に騒ぎ出したのは要するにiPadを使いたいのだろう と感じたのである。「電子書籍」自体はとっくの昔からある。 無料の「青空文庫」が設立されたのが1997年である。 有料の電子書籍書店も随分前から存在する。 少々面倒なのはファイル形式が統一されていなかったことである。 ドットブック形式と呼ばれる、ボイジャー社の「T-Time」というソフトで読み込むもの。 シャープが開発した、XMDF(Mobile Document Format)形式。「ブンコビューアー」というソフトを必要とするもの。 eBookJapanという電子書籍ショップの商品はEBIという独自のファイル形式で、これも専用ソフトを必要とする。 無論、皆さん御存知のとおり、青空文庫のように、最も単純なテキスト・ファイル(.txt)や、ブラウザで そのまま読めるHTMLファイル、PDFファイルの電子書籍もある。 何種類もあって面倒臭いと言えないこともないが、私のように、 40才直前で初めてパソコンに触った、しかも「機械もの」が苦手な人間ですら、 各ファイル形式を簡単に使い分けているぐらいだから、大したことはない。 自分の日記を「電子書籍」で検索した結果がこれである。 2004年03月22日(月) 1914年3月20日、100年に一人の天才ピアニストが生まれた。名をスヴャトスラフ・リヒテルといった。 この中の多くは、「プロジェクトX」の電子文庫を読んで書いたのである。 プロジェクトXは1話 105円で買えるが、これらの記事を書いたときのSharp Space Townというサイトは リニューアルして、電子書籍の本屋さん Space Townブックスになっている。 無料で会員登録し(本当に買うなら決済用のカードを事前に登録する必要があるが)、ブンコビューアというソフトをダウンロードし、 インストールしなければならないが、何しろ私のような、オヤジでも出来るのだから、簡単である。 Space Townブックスの検索欄で「プロジェクトX」を探して見ると、 273件の検索結果が表示される。 つまり、以前から電子書籍の恩恵に浴していた私としては、 本当は、「まず、iPadありき」が本音の癖に、 いま電子書籍に難癖つけている人って・・・・ と言い出す人もかなり滑稽である。 ◆iPadを使うかどうかは兎も角、お薦めの本。 完全に私の好みだが、いくつかお薦めする。
2009年05月31日(日) 【YouTube】ベートーヴェン:「エグモント序曲」聴き比べ。カラヤン、アバド、バーンスタイン、ショルティ
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