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JIROの独断的日記
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2006年05月31日(水) 「ジャワ島地震、日本企業の支援続く。」マスコミは世の中の「善行」もきちんと伝えるべきだ。

◆最初にコメント:世の中の「悪いこと」ばかりを伝えるから実際以上に「悪く」感じられるのではないだろうか。

マスコミの報道を意識して観察すればすぐ気が付くことがある。

彼らは、世の中の「事件・事故・犯罪・不祥事」を優先的に、そして必要以上に誇張して報道するが、世の人々の善い行い、おめでたい出来事はまず、伝えない。

そういうのは、マスコミ用語で「ヒマネタ」(暇ネタ)というそうだ。



私たちはテレビ・新聞で見たり、聴いたり、読んだりしたことが、世の中の中心だと思いがちである。

実際には、どのニュースも、自分で確かめたものはない。

ところが、テレビの画面に映し出されたこと、新聞の紙面に載っていることに対して、勝手に「権威」を付与してしまい、それらが、世の中の大部分であるかのごとき錯覚に陥っている。


◆コメント:マスコミが「悪いこと」を中心に報道するのは、我々が欲しているからだ。

マスコミが世の中の「暗い」出来事を中心に報道するのは、それを欲する大衆がいるからだ。

残念ながら、人間は「嫉妬」をコントロールできない。他人の幸福よりも、不幸を喜ぶ。

誰かが事故に巻き込まれて亡くなる。

誰かが犯罪を犯して捕まり、一生を棒に振る。

権威主義的な官僚が汚職で逮捕される。

大企業が国から不正を暴かれる。

誰もが嫉妬心を抑圧していることに気づいていないから、認めたがらないが、そういうことばかり報道されるのは、見る側、読む側が欲しているからだ。


しかしながら、現実の人間は悪いことばかりをしているわけではない。

ジャワ島の地震に際し、多くの企業、一般市民が資金援助をしている。

企業の悪事が表沙汰になったときは、マスコミは、大々的に報じるくせに、企業の「善行」は小さな記事(ベタ記事、という)でしか伝えない。



そこで、今日は、私が世の中の「善行」を収集した。


◆記事:ジャワ島地震への民間企業その他からの支援。(順不同、一部重複あり)

◆即席めん業界、ジャワ地震被災地に10万食

即席めんの関係企業で構成する日本即席食品工業協会(東京・台東区)は30日に総会を開き、インドネシア・ジャワ島で起きた大地震に食料援助をすることを決めた。

同協会が中心の世界ラーメン協会が支援金として1万ドルを拠出。インドネシアで製造された即席めん10万食を買い上げ、被災地域に送るという。 (18:46) (日経)

◆建機各社、ジャワ地震で建機など提供

国内建設機械メーカーは31日までに、インドネシア・ジャワ島で起きた大地震に対し、建機などの提供を相次いで決めた。

コマツは現地代理店を通じ、自動車5台と救急車を運転手付きで貸与するほか、日本赤十字社などに1000万円を寄付する。

日立建機は現地代理店が保有する5000万円分の油圧ショベルをインドネシア公共事業省に提供する。

新キャタピラー三菱は日本赤十字社を通じて1000万円を寄付。コベルコ建機(東京・品川)は油圧ショベル1台を、

燃料と運転手付きでジョクジャカルタ特別州政府公共事業局に寄贈する。 (20:00) (日経)

◆<ジャワ中部地震>2000万円を寄付 イオングループ

ジャワ島中部地震を受け、イオングループの企業でつくる「イオン1%クラブ」(委員長=岡田卓也・イオン名誉会長)は29日、

駐日インドネシア大使館に支援金2000万円を寄付した。 (毎日新聞) - 5月29日21時51分更新

◆三井物産、双日が義援金=ジャワ島被災者支援

三井物産 <8031> と双日 <2768> は29日、インドネシア・ジャワ島地震の被災者支援のため、義援金を送ると発表した。

金額は三井物産が15万ドル(約1680万円)、双日が5万ドル(約560万円)。(時事通信) - 5月29日20時1分更新

◆本田技研工業は5月27日にインドネシア・ジャワ島中部で発生した大規模地震に対して支援すると発表。

同社ではインドネシアの現地法人3社より3000万円の義援金を拠出。

またアジア大洋州地域の事業統括会社であるAsian Honda Motor Co. Ltd.(タイ)より、義援金1000万円を拠出。

さらに本田技研工業より義援金2000万円を日本赤十字社に寄託するとのこと。 2006年05月29日(MotorMagazine - デイリーニュース )



◆日本企業の義援金相次ぐ ジャワ島中部地震で

インドネシア・ジャワ島中部地震の発生を受け29日、日本企業から義援金などの支援表明が相次いだ。

キヤノンが3000万円程度を贈る方向で検討。

ユニクロを展開するファーストリテイリングとソニー、イオンはそれぞれ2000万円を支援。

東芝が15万ドル(約1680万円)、

日産自動車は1000万円を拠出、

大手商社各社も1000万円あるいは10万ドル(約1120万円)の支援を決めた。

ジャパンネット銀行は災害救援金の受け入れ口座を開設。同行に口座があれば、振込手数料無料で24時間振り込める。集まった救援金は日赤を通じて寄付する。

金銭面以外では、ファーストリテイリングの子会社と住友商事が衣料品の提供を検討。

日本航空は復興支援活動のための訪問者や救援物資を無料で輸送する。 (共同通信) - 5月29日18時0分更新

◆日本郵船、医療NGOに1000万円寄付=ジャワ島地震で―

日本郵船 <9101> は29日、インドネシア・ジャワ島地震の被災地で救援活動中の国際医療非政府組織(NGO)「アジア医師連絡協議会(AMDA)」(岡山市)に、1000万円を寄付すると発表した。

また郵船グループ内で義援金の募集を開始する。さらに救援物資の輸送協力も検討する方針。(時事通信) - 5月29日20時1分更新

◆三菱東京UFJ銀、10万ドル提供=義援金振込手数料無料―ジャワ島地震

三菱東京UFJ銀行は29日、インドネシアのジャワ島の地震被災者支援のため、10万米ドル(約1120万円)の義援金を支援団体に提供すると発表した。
これに合わせて、支援団体が同行に開設している口座に顧客が義援金を振り込む際の手数料も無料とした。(時事通信) - 5月29日20時1分更新

◆東芝、義援金1700万円を寄付=ジャワ島中部地震で

東芝 <6502> は29日、インドネシア・ジャワ島中部地震による被害の義援金として、東芝グループ全体で15万ドル(約1700万円)を寄付すると発表した。(時事通信) - 5月29日20時2分更新

◆栃木県、大田原市が募金箱 ジャワ地震救援 2006年05月31日

27日に発生したジャワ島中部地震の災害救援のため、大田原市は30日、救援金募金箱を市役所、支所、地区公民館など公共施設18カ所に設置した。

市職員互助会(748人)がこの日、救援金の募金を決め、市民へも呼びかけることにした。

6月29日まで受け付け、日本赤十字社を通じて現地へ送る。同市では過去の災害で200万円以上の募金が集まった実例があるという。

◆スズキ、1100万円の義援金を拠出…ジャワ島地震

スズキとインドネシアの二輪車・四輪車生産販売子会社インドモービル・スズキ・インターナショナル社は、

インドネシアジャワ島中部で発生した大規模地震に対する救援活動として、総額約1100万円の支援を決定した。

スズキが日本赤十字社を通じて義援金500万円を拠出するほか、インドモービル・スズキ・インターナショナル社が義援金または支援物資を5億ルピア(約600)万円を支援する。

インドモービル・スズキ・インターナショナルは従業員3800人で、2005年の生産実績は二輪車92万台、四輪車8万台。(2006年5月31日)

◆ダイハツ、ジャワ島地震被災者支援に総額1350万円

ダイハツ工業は、インドネシア・ジャワ島で発生した地震による被災者の支援策を発表した。

ダイハツと現地法人のアストラ・ダイハツ・モーター社と、ダイハツ車の販売部門を担当するアストラ・インターナショナル社(ダイハツ部門)の3社が総額約1350万円を拠出する。

支援内容では、ダイハツが日本赤十字社を通じて義援金500万円を拠出するほか、アストラ・ダイハツが義援金5億ルピア(約600万円)を拠出する。

アストラ・インターナショナルは約250万円相当の救急車1台を寄付する。(2006年5月31日)

◆ブリヂストン、ジャワ島地震で義援金2000万円を寄付

ブリヂストンは、インドネシア・ジャワ島中部地震による被災者に対するお見舞いと復旧支援のために、義援金として2000万円を寄付すると発表した。

同社は、1973年にインドネシアのブカシ工場でタイヤの生産を開始し、現在ではカラワン工場を加えた2工場を操業している。

また、カリマンタンとスマトラにゴム農園を所有しており、当該地域との結びつきが深いことから、今回の寄付を決定した。

2000万円の義援金は日本赤十字社を通して寄付する予定。(2006年5月31日)

◆ジャワ島地震でネット銀行が義援金口座

インドネシア・ジャワ島で5月27日起きた地震の被災者への義援金受け付け口座を、イーバンク銀行とジャパンネット銀行が開設した。

専用口座への振り込みは、それぞれの銀行に口座を持つユーザーが振り込む分は手数料無料。

イーバンクは日本赤十字と日本ユニセフ協会を、ジャパンネット銀は日本赤十字を通じて全額寄付する。(ITmediaニュース) - 5月30日11時16分更新

◆ジャワ地震で1000万円寄付=JOMO

ジャパンエナジー(JOMO)は30日、インドネシア・ジャワ島中部地震を受けて、1000万円の義援金を送ると発表した。

これとは別に、同社は役員と社員を対象に募金を行い、その同額を会社側が上乗せする。

これらの寄付は人道支援機関のジャパン・プラットフォームを通じて行う。(時事通信) - 5月30日20時1分更新

◆ジャワ島中部地震:大垣の日大高校生ら、被災者支援呼びかけ /岐阜

インドネシアのジャワ島中部地震の被災者を救おうと、大垣市林町の大垣日大高校(丸山和美校長、934人)の生徒たちが30日、

同市高屋町のJR大垣駅南口で街頭募金活動を始めた。

生徒会役員やボランティア委員会の有志ら15人が放課後の午後4時から活動を開始。

被害状況を伝える新聞記事を張ったパネルを立てて「ご協力をお願いします」と呼びかけた。

31日と6月1日にもJR大垣駅南口と学校で募金活動を行う。義援金は同市を通じ、ジャワ島の被災者に送る。

谷幸太生徒会長は「新聞やテレビのニュースで被災のひどさを知った。少しでも助けてあげたくて、ボランティア委員会などに呼びかけて始めた」と話していた。

(毎日新聞) - 5月31日11時1分更新

◆ジャワ島中部地震:被災地救援でチャリティーTシャツ販売−−伊勢丹本店 /東京

◇有名デザイナーら協力−−きょうから伊勢丹本店

チャリティーTシャツ展「ボンズ・ウィズ・デザイナーズ」が31日、新宿区の伊勢丹新宿本店1階で始まる。

世界で活躍するデザイナー51人の絵やメッセージを集めたパネルを展示し、Tシャツにして販売する。

収益金はジャワ島中部地震の被災地救援に使われる。

伊勢丹の創業120周年の企画で、チャリティーにファッションの切り口を取り入れた。

依頼したデザイナーのほとんどが協力し、一辺45センチの正方形のパネルに、絵やメッセージを書いた。

▽エトロのデザイナーはペーズリー▽サルヴァトーレ・フェラガモのデザイナーは靴など担当するブランドを思い起こさせる絵

▽モスキーノのロッセラ・ヤルディーニさんは地球の一部分が破れ、中からハートがあふれ出るのを糸で縫い合わせる絵――

と個性の競演にもなっている。

世界のデザイナーの直筆の絵やメッセージがこれだけそろうのは珍しいという。

51人中46人の作品は、プリントしてチャリティーTシャツ(5000円)として販売する。

実費を除いた収益金のすべてが日本赤十字社を通じて、ジャワ島中部で起きた地震のために寄付される。

同店は「デザイナーが時間をかけて書いた温かいメッセージばかり。貴重な作品を見ていただき、多くの人にチャリティーに参加してほしい」と話す。

入場無料。6月6日まで。電話03・3352・1111同店。 (毎日新聞) - 5月31日13時2分更新

◆ビットワレット、Edyを利用したジャワ島地震募金を開始

ビットワレットは5月30日から、インドネシア・ジャワ島で5月27日に起きた地震の支援救援金募金を開始した。

Edyカードやおサイフケータイで募金が行える。募金の実施期間は6月30日まで。

Edyカードを利用する場合は、PCに接続したPaSoRiを利用し、特設サイトから募金を行う。

おサイフケータイを利用する場合は、jav-edy@epgw.jpに空メールを送るか、左のQRコードから募金ページへアクセスする。

Edyを使った募金は2004年8月より行われており、日本テレビ系列の「24時間テレビ 愛は地球を救う」などで採用されている。( ITmediaエンタープライズ )

◆ジャワ島中部地震:支援へ募金箱を設置−−南郷町と日南市 /宮崎

インドネシアから144人の漁業研修生を受け入れている南郷町は30日、大地震に見舞われた同国のジャワ島に義援金を送るため、

町内3漁協や町役場、道の駅なんごう、港の駅めいつの6カ所に募金箱を設置した。

同じく72人の研修生がいる日南市も6月1日から市役所や漁協など市内11カ所に募金箱を設置する。いずれも、6月いっぱい続ける予定。

南郷町の研修生のうち16人が、最も被災したジョクジャカルタ周辺の出身。しかし、いずれも現在、マグロ船やカツオ船に乗り込んで外洋に出ており、家族の安否は不明。

日南市でも2人がジョクジャカルタ近郊の出身だが、今のところ被災は軽微で家族は無事という。問い合わせは南郷町が産業経済課0987・64・1111。

日南市が農林水産課0987・31・1135。(毎日新聞) - 5月31日16時5分更新

◆ジャワ島中部地震:被災地支援へ募金活動 清心女子高生が呼びかけ−−倉敷 /岡山

◇倉敷・中庄駅前

27日に発生したインドネシア・ジャワ島中部地震で、倉敷市の私立清心女子高生が30日、現地の医療救援活動を支援しようと同校最寄りのJR中庄駅前で募金活動に取り組んだ。

国際医療援助団体AMDA(本部・岡山市楢津)などに寄付する予定。参加したのは、総合的な学習の時間で実践ボランティアの授業を選択している2年生17人。

障害者の作業所訪問やガイドヘルプなどの活動をしており、この日は恵まれない子供たちのための募金活動を予定していたが、地震発生で急きょ被災地支援に目的を絞った。

この日は、6時間目に新聞の記事や写真を切り抜くなどして募金を呼びかけるポスターを制作。7時間目から、ポスターを手に同駅周辺3カ所に分かれて立った。

「現地では医療従事者や医薬品が不足しています」「5000人以上が亡くなっています」などと呼びかけると、通りかかった男女高校生や大学生、主婦らが応じ、中には札を入れる若い男性も。

「初めて街頭募金活動をした」という西岡由梨子さん(16)は、「誰もが応じてくれる訳ではなく、募金活動は大変だと実感しました」と話していた。 (毎日新聞) - 5月31日18時1分更新


◆コメント:カネが全てではないが、世の中捨てたものではない、と思いませんか?

大企業が寄付するのは当然と思われる方が多いだろうが。大きな組織でまとまったカネを寄付するということは、手間がかかるものだ。

単純化するなら、経営者の決断力と優秀な事務方が不可欠だ。

文句を言う奴はいないと思うが株主総会で報告しなければいけない。仕事が増えるわけだ。それでも厭わずに寄付をする。

個人が千円寄付するのとは訳がちがうのに。偉いと思う。

高校生が街頭で募金活動をしているのも偉い。行動の速さ。流石は日本人だ。

気になるのは最初の「即席めん業界」って企業名を挙げるべきだろう。日経さんよ。善行はきちんと報道されるべきだ。


◆IT長者や村上ファンド、予想通り(?)全然「我、関せず」みたいですね。

最後に、ちょっと嫌味なことを書く。

記事をコピーしていて、気が付いたが、IT長者、ソフトバンク、楽天の名前が無い。

村上ファンドもない。

困った人にカネを寄付をするのは馬鹿のすることですか?


2005年05月31日(火) NHK受信料契約28万件減、受信料収入は68億円減←要するにケチで払わないだけだろ?
2004年05月31日(月) 「多国籍軍参加を検討 イラク自衛隊で首相」 いい加減にしろ、完全に武力行使になるぞ。違憲だぞ。

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