JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事1:急加速騒ぎのプリウス異常なし=米当局とトヨタの調査で(3月15日12時41分配信 時事通信) 米カリフォルニア州サンディエゴ近郊で最近発生したトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」の急加速騒ぎで、 ◆記事2:米ABCトヨタ車・急加速のねつ造映像、背後に訴訟アドバイザーの影?(3月16日14時26分配信 サーチナ) 米ABCテレビは、ニュース番組で放映したトヨタ車の「意図せぬ急加速」の再現実験を行った、 ◆コメント:アメリカは調査の結果が出る前に公聴会で、さんざんトヨタを吊るしあげておいて「プリウス異常なし」だと? 読めばお分かりになるだろうが、事態を要約すると、 2010年02月24日(水) 「『電子制御系』議論は平行線…米公聴会」←問題の有無すら真相が究明されていないのに、公聴会を開く意味があったのか。(ココログ) そして今になって、 米道路交通安全局(NHTSA)とトヨタの技術者らがこのプリウスを調査したところ、 で終わり、ということであろうか? 公聴会は司法手続きつまり裁判ではない。刑事裁判ではないけれども、 プリウス騒動は、まだ完全に全貌が100パーセント明らかになったわけではないが、犯罪捜査になぞらえれば、「冤罪」だった、 ということになる。 日本を代表する、世界有数の大企業をあたかも罪人のように扱っておいて、 それで済ませて良いのか? ましてや、記事2は何だ? 「訴訟アドヴァイザーが」訴訟沙汰を起こすために、「プリウス急加速証拠映像」を ねつ造し、それを、ウラ取りもせずに、ABCニュースは大々的に報道したというのである。 これは、訴訟アドヴァイザーや弁護士による、金目当ての「詐欺」ではないか。 仮に、今回の騒動が逆の立場だったら、アメリカは絶対に日本に対して「謝罪」をもとめるだろう。 日本は、大人しすぎる。日本政府(鳩山政権)は全然トヨタを擁護しなかった。 日本の景気は輸出産業が落ちこんだらどうしようもなく、 その最大の会社が面倒に巻き込まれている。放置すれば、他の日本車も売れなくなる。 感情論ではなく、経済政策の一環として、この問題を重要視するべきなのだ。 本当にプリウスに欠陥があるのなら、クロをシロと偽る必要は無いが、 「プリウス騒ぎ」が起きた当初、構造上の欠陥があるのかどうか分からなかったのだから、 アメリカの運輸当局が調査結果を出す前に国交省が、 輸出用プリウスを国内で調査するべきだった。 しかし、鳩ポッポは無表情でいつものように何もしなかった。 今回、どうやら我が国を代表する製造業者が、不当に米国で批判された。 また、偽の証拠をでっち上げられ、詐欺により巨額の損害賠償を巻き上げられる所だった。 日本政府は米国政府若しくは公聴会を開き、散々トヨタをコケにした米議会に 謝罪を求めるべきだ。 プリウス騒動の最中、豊田社長が記者会見や公聴会で頭を下げるのを見たアメ公が 街頭インタビューで、 間違いを犯したら、謝罪するのが当然だ。 と言っていた。よく言うよ。自分等は絶対に謝らない癖に。 一市民の声=米国政府の意見ではないにしても、 アメリカの運輸当局とトヨタの調査結果がでていないのに、 トヨタに問題があったことは当たり前、という態度だった。 鳩山由紀夫内閣総理大臣に期待しても失望させられることが多いのは 無論承知だが、我が国は、米議会に謝罪を求めるべきだ。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年03月16日(月) 「景気判断、半年ぶり据え置き=厳しさ自体は変わらず−月例経済報告」←「据置き」って、これ以上悪くなりようが無いのですよ。
JIRO
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