JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:<衆院選>毎日新聞全候補者アンケート、自民と民主、対立鮮明に(8月19日22時8分配信 毎日新聞) 毎日新聞は衆院選(30日投開票)に立候補した1374人を対象に、政策課題についての考え方を問うアンケートを実施した。 ◆コメント:自民党は「自主憲法の制定」を公約に掲げている。 この問題に関しては、つい先日説明したばかりだが、極めて大事なことなので、繰り返し書く。 憲法改正は衆院選の大きな争点にはなっていないが、 と書いているが、とんでもない話で、景気対策や、年金問題、医療制度改革(これらが重要でないとは言わないが)ばかりに 気を取られ、世間もマスコミも自民党が、「政策Bank 自民党の政策PDF(4.89MB)」の最後で、 13 憲法 と、目立たぬように、しかし、明確に宣言していることにあまりにも関心が薄いことが心配だった。 自民党新憲法草案は現行憲法との対照表となっているが、 要するに憲法改正といったら「戦争放棄」を謳った9条をどうするか、である。 見れば分かるが、自民党新憲法草案では、現行憲法第9条第2項、 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 を「削る」、とし、代わりに第9条の2を新設している。その部分をキャプチャした画像をそのまま載せる。 新憲法草案は、「日本が軍事力を保持し、交戦権を持ち、集団的自衛権の行使も可能にする」 ことを意味している。つまり、日本が再び戦争を出来る国にしよう、という恐ろしい考え方である。 また、自衛隊のアフガニスタン支援を認めることは、明らかに交戦中の同盟国(アメリカ)の後方支援であり、 それは、集団的自衛権の行使である。この点について、先日まで、自民党議員と民主党議員の意識の差が分からなかった。 今回のアンケートは、次の通りである。 憲法改正に関しても、アフガニスタン支援にしても「議員へのアンケート」では、明らかに、 民主党の多数派の考え方が正しい。 今現在、私の頭は、やや民主党に傾き始めているが、まだ十分に安心は出来ない。 これは、新聞社が議員に直接質問したアンケートだが、民主党は、「公約」としては、 「憲法9条改正反対」や「集団的自衛権行使は従来通り違憲」とは言っていない。 それでなくても、マニフェストが途中でコロコロ変わるのを批判された民主党であるし、 前原という元代表は根っからの改憲論者であり、「集団的自衛権大歓迎」の男である。 民主党は、「憲法」と「安全保障」に関して、自らのスタンスをはっきりさせるべきである。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年08月18日(月) 2日間のご無沙汰(?)でした。/「五輪シンクロ 息ぴったり天才と努力家…鈴木・原田組が銅」←痛快だね。おめでとう!
JIRO
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