JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事1:仏不明機の残骸か=大西洋上で座席など発見−ブラジル軍(6月2日23時2分配信 時事通信) ブラジル空軍当局者は2日、リオデジャネイロからパリへ向かう途中の大西洋上空で消息を絶った ◆記事2:(注:昨夜の第一報)<エールフランス機>大西洋上で不明 228人乗り(6月1日20時58分配信 毎日新聞) エールフランス航空のブラジル・リオデジャネイロ発パリ行き447便のエアバス330−200型機 ◆記事3:(今日2日、日本時間午後早くのニュース)大西洋で消息を絶った仏機、捜索が難航(6月2日13時32分配信 読売新聞) リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス航空447便(エアバスA330型機、乗客乗員228人)が ◆コメント:国際的な航空管制システムに関する疑問。「航空管制レーダーの捕捉範囲の谷間」が2,000kmもあるのか。 第一報を聞いた時から、乗客・乗員とその家族には申し訳ないが、墜落以外の可能性を考えるのは難しい、と感じた。 ブラジルと西アフリカ・セネガルの航空管制レーダーの捕捉範囲の谷間 であり、かつ、 捜索は長さ約2000キロという広範囲な海域を対象に行われている という。この二つのセンテンスだけから考えると、2,000kmもの長さにわたり、レーダーで捕捉できない空域が 存在することになる。因みに日本の最北端、択捉島から、日本の最南端、沖ノ鳥島までの距離が、約2,780kmである。 そんな広大な、「誰も見ていない場所(海域、空域)があって良いのだろうか?という疑問を抱く。 ◆日本人が乗客にいない、となると極端に無関心になる日本人や日本のメディアの態度は良くない。 乗客・乗員228名を乗せた旅客機が消息を絶った。多分墜落した。 なお、乗客・乗員に日本人はいない模様です。 となると、マスコミも殆ど「どうでも良いニュース」扱いになり、人々も知らんふりである。 心配したところで何も出来ないのは確かだが、そう言ってしまっては実も蓋もない。 繰り返すが、228人を乗せた旅客機が墜落したのだとすれば、乗っていた人々の国籍がなんであれ、 大惨事である。日本人がいなければ、ガイジンがいくら死のうが知ったことではない、という態度は 関心しない。 私は1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生し、同年3月20日、オウム真理教による地下鉄サリン事件が起きたとき、 ロンドン駐在員だった。BBCも他のテレビ局も、新聞も大々的に報じた。 私は彼らの報道を注意深く観察したが、「英国人が被害者にいるか否か」こと以前に、多くの人々が、 悲惨な災害・犯罪に巻き込まれた、という人道的な見地に立った報道だった。 「何処の国であろうが、これは大事件だ」というのが、彼らの報道姿勢だった。 災害・事故報道の評価に適切な言葉ではないかもしれないが、私は、彼らは「フェアである」と感じた。 日本人が、全ての面で欧米人に劣っているなどとは思わない。 むしろ、あらゆる分野で日本人は世界的水準から見て優秀だと思う。 しかし、この なお、乗客・乗員に日本人はいない模様です。 で、「はい、このニュース、お仕舞い。」と言わんばかりの態度は、良くないと思う。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年06月02日(月) 「首相官邸ホームページ:官房長官記者会見速報より『クールビズ』について」について。
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