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2008年08月19日(火) |
ロシア管弦楽名曲集です。お薦めあり。 |
◆ロシアと言ったって、チャイコフスキーだけじゃないのですね。
今日はロシア音楽特集です。あまり堅苦しいのや、演奏時間が長いのは省いています。
ロシア音楽とは、を書き出したら、長くなりますので割愛します。ネットでいくらでも
調べられます。
まず、20世紀最大の作曲家のひとり、ショスタコービッチが革命記念日用に書かされた、
しかし、大変スリリングな名曲「祝典序曲」です(吹奏楽コンクールでもよく演ってますね(吹奏楽用に編曲したものを))。
ダウンロード FestiveOverture.mp3 (5543.6K)
はい、如何にも、党(ソ連共産党)に気に入られるようにかいてますね。
聴かなくてもいいですが、これを、ジャーマン・ブラスが演奏したのもよかったら聴いて下さい。
ダウンロード FesticeOverture.mp3 (5430.9K)
良くもまあ、これほどパラパラ吹けるものです。
次は、プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」(元々バレエ音楽ですが、コンサート用に抜粋したのがあります。
その中から、「モンターギュー家とキャピュレット家」。コマーシャルなどでもしばしば使われますので、
御存知の方、多いと思います。「ロミオとジュリエット」は他の作曲家も音楽にしてますが、
プロコフィエフ「モンターギュー家とキャピュレット家」は一番、シェークスピア原作の悲劇的暗示を上手く表現していると思います。
ダウンロード MontaguesAndCapulets.mp3 (5809.1K)
次は、「熊ん蜂の飛行」です。
この曲は、あまりにも単独で、色々な楽器の独奏用に編曲されて演奏されますが、元来はリムスキー=コルサコフの歌劇、
「皇帝サルタンの物語」の中で演奏される、管弦楽曲です。お聴きになると分かりますが、弦楽器が速い音型を奏でるとフルートが
引き継ぎます。つまり、原曲では、ひとつの楽器があの速い曲を最初から最後まで弾いたり、吹いたりするわけではありません。
その替わり、バトンタッチの時に油断していると、すぐバレますから、奏者は緊張するだろうと思います。
ダウンロード FlightOfTheBumbleBee.mp3 (3163.3K)
独奏用編曲になれているので、新鮮な印象を受けますね。
5曲目はグラズノフという作曲家で、
日本では、クラシック・マニアはともかく一般には全然知られていませんが、優れた作品を残した作曲家です。
バレエ音楽で「四季」というのがあります。一幕ものですが、4つの場面に分かれています。
お聴き頂くのは、四場で演奏される曲です。いいですよ。なかなか。
ダウンロード GLazunovTheSeasons.mp3 (7169.2K)
最後です。これは皆さんよく御存知。ハチャトゥリアンの組曲「ガイーヌ」から「剣の舞」です。
ダウンロード KachaturianGayaneSabreDance.mp3 (2400.6K)
景気いいですね(笑)。トロンボーンのグリッサンドがこれほど印象的な曲も珍しい。
金管やティンパニは気持ち良いでしょうけど、ずっと後打ちを弾いている弦楽器の人たちは大変です。
試しに、弦楽器に合わせて、小さく手拍子でずっと後打ちをやってみてください。だんだん分からなくなって、
前打ちになってしまうと思いますよ。
今日の曲は全て、ロシア名曲集 N・ヤルヴィ/SNO(スコティッシュ・ナショナル・オーケストラ)で、
お聴き頂けます。そんなに高くないですね。お薦めです。
それでは。
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2007年08月19日(日) 【参考】航空会社別事故発生率/航空機事故による全世界年間死者数と交通事故による日本国内年間死者数
2006年08月19日(土) 「安倍氏の政権構想、憲法を全面改正・成長と歳出削減優先」←危ねえなあ・・・。
2003年08月19日(火) 「日経平均大幅続伸、連日の年初来高値」完全にバブルですね。マーケットのお話。