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2008年06月01日(日) |
女性アナウンサー自殺報道に思う。いい加減に人の死を「ネタ」にするのは止めたらどうかね? |
◆記事:(注:記事まで載せる必要を認めないので、見出しだけYahoo!ニュースから転載する)。
- 元TBSアナ・川田亜子さん自殺…港区路上で乗用車に練炭(サンケイスポーツ) - 2008年5月27日(火)8時1分 - エンタメ総合
- 川田アナ悲劇から一夜、自殺信じられない…加藤浩次も衝撃(スポーツ報知) - 2008年5月28日(水)8時1分 - エンタメ総合
- 川田アナ、最後の番組は「自殺名所ルポ」(夕刊フジ)- 2008年5月28日(水)17時1分 - エンタメ総合
- 川田亜子アナを自殺に追い込んだのは…(日刊ゲンダイ) - 2008年5月30日(金)10時0分 - エンタメ総合
- 川田アナ「追い詰めた人間を告発する」と憤る父親の無念(日刊ゲンダイ) - 1日(日)10時0分 - エンタメ総合
◆コメント:今に始まったことではないが。あまりにも品性下劣だ。
現役フリー女性アナウンサーが遺書を残してクルマの中で自殺していた、という事件は、
マスコミ(特に民放テレビ局、週刊誌、この日刊ゲンダイのような大衆紙)にとって格好の「ネタ」になる。
それは今に始まったことではない。20年以上も前に、アイドル女性歌手が、所属事務所のビルから飛び降りて自殺した。
このときなどは、ひどいもので、当時まだ新しかった「写真週刊誌」(フォーカス、フライデーの類)のどれだったか忘れたが、
飛び降りた直後の、辺りに脳ミソが飛び散った遺体の写真(流石に顔までは写さなかったが)を堂々と雑誌に掲載したものである。
それは、あまりにも酷いやり方だった。近年、そこまでひどいのは見かけない。
しかし、「人の死」を利用して視聴率・部数を伸ばそう(つまり儲けよう)とする、マスコミの下司な根性は相変わらずだ。
不謹慎である。川田アナウンサーの話はいい加減に止めろ、と言いたい。
さらに不愉快なのは、インターネット上のニュースである。転載した各記事の見出しを見ると分かるとおり、
ニュース・カテゴリーが「エンターテインメント」になっていることである。
芸能人・有名人の話題は「エンターテインメント」に載るが、彼ら彼女らの死までもが「エンターテインメント」なのか。
英語の新聞を見ると、必ず独立してObituaries(訃報)という面がある。
New York Timesならば、Obituaries - New York Timesのように。
故人に関する記事を載せるにしても、「エンターテインメント」は故人を冒涜している。
ブンヤさんたち、ネットポータルサイトの運営者たち、少しは考えろよ。
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