JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:大阪府職員の給与12%以上カットへ 組合は猛反発(ANN 22日19時50分更新) 橋下知事が大胆な財政再建を進める大阪府が、ついに府の職員の給料カットについて具体的な数字を組合側に提示しました。 ◆コメント:「財政改革プロジェクト試案」では、高齢者、乳幼児医療費助成、救命救急センターへの助成、警察官の数まで減らすんだろ? 橋下知事は、「聖域無き財政改革」という、小泉元首相の言葉をそっくりそのまま使い、4月11日に「財政改革プロジェクト試案」を発表した。 【財政再建試案ポイント】 要するに平成20年度(今年度)だけで、1,100億円の収支改善を目指し、そのためには聖域を設けないそうだ。 その考え方が間違っている。行政の裁量でみだりに減らしてはいけない予算、義務的支出がある。 医療費、教育費、治安維持に係る費用。様々な社会保障費がそれに当たる。 ところが、「聖域を設けない」橋下知事は老人や乳幼児に対する医療費の助成、救命救急センターへの助成を削減し、 私学助成を削減し、2年間で520人の警察官を「削減」し、表には載っていないが、大阪府が運営するオーケストラ 大阪センチュリー交響楽団への補助金をゼロにする、といっているのだ。 これは、完全に小泉流なんだよ。社会的弱者は消えて下さい、と宣告しているに等しい。 オーケストラの補助金をいきなりゼロにすることはないだろう。スポンサーが簡単に集まるわけがない。 解散を余儀なくされるかも知れない。音楽家は路頭に迷う。 これだけ、府民を痛めつけておきながら、大阪府職員は、無傷でいられると思っていたのか。 民間では、バブル崩壊後の長い不況の間に、大勢リストラされて、死を選択した人もいるというのに、 たかが12パーセントの給料カットでガタガタ騒ぐんじゃねえ! 退職金5パーセントカットぐらい当たり前だろう。お前らの給料の元である税金を納めている納税者に、 「改革」の名の負担が課せられるときに、その税金で食っている公僕がのうのうと楽な暮らしをしていたら、 本末転倒。順序が逆。まずは、府職員、府議会議員の給料をカットする。議員の政務調査費も廃止。 それが最初に来るのが道理というものだ。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2007年05月22日(火) 「<情報管理>年1回以上の個人面談を定期的に実施 防衛省」「ミサイル防衛情報も流出」←「面談」で情報漏洩を防げるの?
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