JIROの独断的日記
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ワールドカップに出場するカメルーンのチームがいつまでたっても、到着しない。 受け入れ先の村の人々は痺れを切らせている。 でもね。私は断言しても良いが、カメルーンの面々は、スケジュールより遅れている事なんて、なんとも思っていない。したがって、到着しても一言も謝らない。
イギリスにいた頃、現地のスタッフがどんなミスをしても、謝らないのに驚いた。とにかく言い訳をする。俺が悪いんじゃない。あいつが悪いのだ、と指を指して平気で同僚に罪をなすりつける。これに慣れるのには忍耐がいる。
日本では、まず、とにかくミスをしたら謝るものだ、という暗黙の了解がある。ミスを注意されている若造が口ごたえなんかしたら、大変なひんしゅくをかうだろう。しかし、これが世界のどこでも通用する感覚だと思ってはいけない。
そして、注意をするときにも気をつけなければいけない。人前で「馬鹿野郎!」なんてしかりつけたら大変だ。相手は「人前で名誉を侮辱された!」といって本気で抗議してくる。まず始めに自分がミスをした事を棚に上げて。
イギリスとカメルーンは違うだろうと思う向きもあろう。同じだね。そういうことに関しては。 今回、多くの地方都市が海外チームを招待したが、多分驚く事が多いだろう。あまり、歓迎してやる必要は、ない。
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