JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:持ち主特定は1200万件=未統合年金記録の照合終了−社保庁(3月8日1時1分配信 時事通信) 社会保険庁は7日、基礎年金番号に統合されていない「宙に浮いた」年金記録約5000万件の照合作業をコンピューター上で終えた結果、 ◆コメント:こうなると思っていた、と絶対に云ってはいけない。 私とて、奴らが、こう出るだろう、と予想はしていた。 「宙に浮いた」年金記録5000万件全件を照合を3月末までに終え、最後の一人、最後の一円まで支払う のが、安倍政権から福田政権に引き継がれた政府公約だ。 記事によれば、社保庁が「全件照合おわりました。1200万件しか特定出来ませんでした」と発表したのは3月7日。 私の常識では、3月末とは3月31日である。まだ24日も時間があるのにさっさと、「終わりました」だと? 社保庁の木っ端役人てのは、一体どこまで、無能で怠け者なんだ。ふざけんじゃねえよ! 大量の年金記録が「宙に浮いた」のは、自然現象ではない。社保庁の管理が杜撰だったからだ。 今起きている問題は、全て社保庁=国の責任である。 民間企業に例えるなら、銀行に毎月預金していた人が何人もいた。 当然、Aさんのおカネは、Aさんの口座に入金され、管理される。Bさん、Cさん・・・・さん。皆同様に、独立して管理されている。 他人のおカネを預かる仕事のイロハのイである。 ところがこの銀行がものすごくいい加減で、Aさんの口座の記録、Bさんの口座の記録と言う具合に、 お金の持ち主と口座の入出金記録を結びつけていなかった。 だから、「誰かが」毎月お金を預けていたことは分かるが、それが誰のおカネか分からない。 Aさんが銀行へ行って出金しようとしたら、「お客様の残高がいくらか分からないので、お支払いできません」 と銀行員が言うのである。 貴方、この銀行許しますか?潰れて当然だと思いませんか? この銀行の銀行員は、自分たちの失敗なのだから、何日泊まり込んでも徹夜しても、口座名義人と明細を結びつけるべきだ、と思いませんか? 社会保険庁のいい加減な管理とはそういうことなのだ。 それなのに、あっさり途中で諦めて 5,000万件のうち、1,200万件しか、持ち主を特定出来なかった。残りのひとは諦めて下さい。 と云って、平気な顔をしている。こいつらの給料は我々の税金から出ている。 自分たちは公務員だから、共済年金という特別の年金があって、しっかり確保している。 絶対に許してはいけない。3月末までに全件照合、特定する、という公約なのだから、3月31日の深夜0時まで作業をし、 その結果を厚労相、首相が国民に発表する。全件照合できないであろうから、 内閣総理大臣は、公約を守れなかったことを謝罪して、改めて、 必ず、全件照合する。1年かけても、2年かけても、例え5年かかっても全件照合する。 と云うべきなのだ。 一昨日、道路特定財源の時にも書いたが、日本人はこういう時に物わかりが良すぎる。 「どうせ、ダメだと思っていた」 それを云ったら、ダメなんだ。それこそ、社会保険庁、厚労省、厚労相、内閣総理大臣が期待している言葉なのだ。 国民が暴動など起こさないことは、分かっている。このままほとぼりが冷めるのを待てばよい、 と彼らは考えている。 抗議し続けねば。また、衆議院選挙でも与党を大敗させなければ。 いつまで経っても、国民が真面目に納めた金は、役人や政治家の小遣いにされてしまう。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2007年03月08日(木) いやー、昨日は困りました。液晶ディスプレイが壊れちゃったのです。/「白鳥の湖」から「ナポリの踊り」
JIRO
|HomePage
|