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2008年03月09日(日) |
ここ数日、誕生日・命日だった作曲家の作品です。ラベル、ベルリオーズ、パッヘルベル、バーバー。 |
◆先日書きましたが、3月は多いのです。
先日、ヴィヴァルディ(ココログ)の稿で書いたとおり、3月は作曲家の誕生日だったり、命日である日が多いのです。
その都度、一人の作曲家を特集すると、正直言って私も書くのが間に合わないので、数日分まとめて取りあげました。
◆3月7日:モーリス・ラベル(1875〜1937)の誕生日です。
ラベルの代名詞と言えば、「ボレロ」ですが、それはまた取りあげるとして、
もう一つ、皆さん大変お好きだと思います。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。
ダウンロード PavanePourUneInfanteDefunte.mp3 (6441.2K)
これはですね。ジャン・マルティノンというフランスの名指揮者が、アメリカのシカゴ交響楽団と録れたラヴェル名演集で、聴くことができます。
冒頭のホルン、シカゴ交響楽団は上手いし、これはスタジオ録音だから大丈夫に決まっていますが、
実際のコンサートだとかなり、スリリングです。ホルンにとっては、冒頭から長いソロ。しかも高音。嫌だと思うんですけどね。
◆3月8日:ベルリオーズ(1803〜1869)没
以前、書いたことがありますが、ベルリオーズって人は自分じゃ何も楽器を弾けなかったのです。
作曲家は絶対音感があります(しかも想像を絶するような)ので実際に作曲するときはいちいちピアノで音を確かめない、
というのですが、それは、「弾けるけど、使わない」のです。大抵、作曲家はピアノが上手いです。
ベルリオーズは本当に何も音を出せなかった。しかし、頭の中でこれだけの音を構築したのだから、まぎれもなく、天才です。
序曲「ローマの謝肉祭」です。
ダウンロード RomanCarnival.mp3 (8368.9K)
ローマの街に、燦々と降りそそぐ陽光が目に浮かぶようです。何より、楽しい。私はこの曲が大好きなのです。
この曲だけなら、iTunes Music Storeで一曲だけ、150円で買えます。
これ↓がこの曲のアドレスです。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=5823117&id=5823141&s=143462
◆3月9日:パッヘルベル(1653〜1706)没、サミュエル・バーバー(1910〜1981)誕生
パッヘルベルはバッハより古い人です。といっても重なっていて、大バッハは、
パッヘルベルの弟子だった、長兄から、最初に作曲の手ほどきを受けたということです。
パッヘルベルのオルガン曲やその他鍵盤楽器の為の組曲とか、あるのです。CDもあるのですが、
まあ、やっぱり、「あれ」でさあね。
ダウンロード Pachelbel.mp3 (4008.5K)
これは、ヘンデルの誕生日(2月23日)(ココログ)で「シバの女王の入城」をお聴かせしたのと同じく、オルフェウス室内管弦楽団:バロック・コンサートで聴けます。
これはお得だと思うのですけどね。
3月9日。パッヘルベルの命日の約200年後にアメリカで生まれたサミュエル・バーバーという人がいて、
代表作に「弦楽の為のアダージョ」があります。これは、美しい。
ダウンロード BarbarAdagio.mp3 (8101.8K)
悲壮感を漂わせながら高揚してゆく叫びのようなものを感じます。
これもiTunes Music Storeで1曲だけ買えます。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=265495262&id=265492481&s=143462
というわけで、ちょっと急いでまとめましたがどれも、完全に名曲として評価が決まっているものですので、
お楽しみ頂けるのではないかと思います。それでは、この辺で。
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2005年03月09日(水) 1月の景気一致指数88.9%・基調判断を上方修正 ←これだけでは意味を成さないのです。
2004年03月09日(火) 「有事関連7法案などを閣議決定、弾薬提供など憲法論議へ」皆、それほど、戦争がしたいのかね。
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