JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆<薬害肝炎>感染者非告知に責任なし 厚労省調査チーム(毎日新聞 - 11月30日 21:32) 血液製剤フィブリノゲンの投与でC型肝炎に感染した418人分のリストが放置されていた問題で、 ◆コメント:腹が立ちすぎて(私の)血圧が上がり、気分が悪いです。 元気の良い時ならば、一から解説するのですが、あまりの厚労省の無責任さに、気力が出ません。 1.人が引き受けてなすべき任務。 と書いてあります。 私は、厚労省の役立たずの役人どもは、1を果たしていなかったし、2.でいうところの「非難されるべき責め、科」があると断定します。 これは私の主観ではなく、普通の知能・判断力を持ち、正常な精神状態にある人が事態を客観的に観察したならば、同様の結論に達すると思われます。 ところが、今日、厚労省の調査チームは、 「厚労省の担当者に責任があったとは言えない」 との調査報告書を発表しました。何故、こうなったのでしょう? 薬害肝炎問題は、厚労省と被害者との間の「揉め事」と見なすことが出来ます。 ところが、薬害肝炎問題調査チームは、揉め事の当事者の一方である、厚労省の役人で構成されているのです。 厚労省と被害者との揉め事に関する責任の所在を本気で調べようとするならば、両者と関係の無い、第三者に委託すべきなのです。 厚労省の役人が、厚労省の役人の責任を「調査」したら、責任逃れの結論となることは目に見えています。 こういうのを、日本語で「茶番」といいます。茶番ですが、笑って済ませる問題ではない。 非加熱製剤により肝炎ウィルスに感染し、自覚症状がないまま、肝硬変を発症し、人が死んでいます。 私は、感染者リストを入手しながら、本人に通知しなかった厚労省つまり、日本政府には、患者に対する殺人の未必の故意があった、 と考えています。 そうはいっても、日本政府を死刑に処することはできません。当事者能力がないのです。 ですから、この問題に関しては、厚労省の担当者。問題発覚以来全ての厚労相。 そして、行政府の首長である代々の内閣総理大臣の刑事責任を問うべきだと思います。 この問題をひとごとと思ってはいけません。フィブリノゲン製剤は止血剤として使われました。 貴方や私も交通事故に遭い、出血が激しければ、使われていたかも知れないのです。 そして肝炎を発症していたかも知れないのです。 今、貴方や私が薬害肝炎の被害者ではない、というのは、単なる偶然に過ぎないのです。 少なくとも、厚労省の役人は、責任を免れることができれば、国民の生命などどうでも良いと考えていることは、 認識しておくべきでしょう。 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2005年11月30日(水) 「広島小一女児殺害事件」の詳細を報道するべきではない。
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