JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆「格差」問題の根源。医療費、社会福祉予算の例。 福田首相がこれから、何をどうするかを見てみないと分からないが、 (いわゆる格差問題への対応) 福田康夫内閣総理大臣は「格差」問題の存在と、そしてその原因が「構造改革」にあることを 認識していることが分かる。 にも関わらず、 「改革の方向性は変えずに、生じた問題には一つ一つきちんと処方箋を講じていく」 というが、これは、無理だと思われる。 小泉純一郎が2005年9月の衆院選の際に、 「これは郵政民営化の是非『だけ』を問う選挙だ」 といっておきながら、衆議院において絶対安定多数を確保した途端に、
などを行った。特に障害者自立支援法は、「障害者虐待法」と言って良い。 この法律が出来る前は、障害者が公的な福祉サービスを利用する場合、本人の所得に応じて公費補助額を決めていた。 それを、障害者自立支援法は、収入を考慮せず、使ったサービスの量に応じて、決まった金額を払わせよう、 というのである。 少し考えれば分かる事だが、障害が重くなるほど、高収入を得られにくくなり、使う福祉サービスは増える。 大阪障害センターが、30都道府県の四千数百人の障害者を対象にして、2004年行った調査によると、 受け取っている年金(障害者年金)・手当の額は51,000円 が約60%で最も多く、3万円未満が30%強。 何とか働けるという障害者の就労収入(要するに給料)は、77%が月額1万円にもならない。 障害者自立支援法は、こうした人たちに、今よりもカネを払え、という法律である。 どう見ても「弱者切り捨て」である。 ◆一般国民に対する増税、その他 郵政民営化選挙の際、小泉純一郎はおくびにも出さなかったが、自民党のマニフェストには、 ◆小泉改革が格差の原因なのだから、改革路線と格差是正の併存は不可能。 福田康夫内閣総理大臣は、所信表明演説においても、3日の国会答弁においても、改革路線を維持しつつ、
2005年10月03日(月) 今日は私事で恐縮。
JIRO
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