JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事1:心臓移植:渡米のさくらちゃん、手術成功 術後も順調 /東京(1月11日11時0分配信 毎日新聞) 難病の拘束型心筋症で心臓移植のため渡米していた三鷹市の団体職員、上田昌弘さん(54)の長女さくらちゃん(4)が、現地で移植手術に成功した。 ◆記事2:難病女児の募金に批判 ネット掲示板 (産経新聞) - 9月28日8時0分更新 重い心臓病におかされた女児の救済募金が、インターネット上の巨大掲示板「2ちゃんねる」などで激しい批判の対象になっている。 ◆コメント:「ネット上で批判」を伝えた産経新聞は見て見ぬフリをする気ですか? まずは、手術成功おめでとうございます。とご両親に申し上げたい。
ということであった。 ◆あのときに、散々騒いだ人々はどうするつもりか? 1番目に関しては、もう答は出ている。 移植を本当に必要としている人はアメリカにも沢山いるのだから、さくらちゃんへの移植手術が不要だったなら、実行するわけがない。 やはり移植は必要だったのだ。 無責任にもネット上で「手術は不要なのではないか」と書いた者は、潔く謝罪するべきだ。 次に、 「手術が必要だとしても、一億円以上も必要な筈はない。寄付を募るほどのことではないだろう」 という意見をムキになって主張していた人たちは、今でも疑っているのだろうか? そういう方にはご覧頂きたいサイトがある。 あの時の騒動というか興奮状態のときに、これ以上嫌がらせが増えては大変だから、 日記とブログで紹介しなかったが、「さくらちゃん騒動」よりもずっと前に、 さくらちゃんとは全く縁もゆかりもない医師が作ったサイト、かかりつけ医通信ホームページである。 読めば分るが、この中で、熱中症について 心臓移植にかかる費用という一文がある。 これは、2002年(さくらちゃんが産まれた年)に書かれた文章だが、このときすでに、 最近の海外渡航の心臓移植の費用(募金目標額概算)は数千万から1億円以上かかるようです。 とはっきり述べている。 さらに、一般論として、「アメリカの医療費」について説明している。 あの「さくらちゃん移植募金騒動」において、「1億円もかかるはずがない」と決めつけた人は何か根拠があったのだろうか? 非常に疑わしい。 今回、この資料を読んでも、まだ、「さくらちゃんの心臓移植に必要とされる費用が一億円以上とは認められない、 と主張する方は反証(アメリカにおける医療費は、もっと安いという証拠)を示していただきたい。 そして、最後に新聞 徒に「ネット上に批判」だけを報道した、産経新聞はプロなのだから、自らの不明を恥じ、 何かコメントを発するべきではないか、と私は考えている。 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2006年01月11日(水) 「世のため、人のため」という言葉を聞かなくなりましたね。
JIRO
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