JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆大阪市消防音楽隊廃止反対署名(メール)ご協力ありがとうございます。 先日、大阪市消防音楽隊の廃止反対署名について書きました。エンピツはこちら ◆読者の方が指摘して下さった、「政務調査費」の出鱈目さ加減 ココログ版にあつしさんが書いて下さったこと。 私が書き漏らしたことを、補足して下さっています。 そもそも、毎月一定額の政務調査費が予め支給されるというのが、おかしい、ということです。 全くその通りで、我々民間なら、調査費を立て替えておいて、後から市に対して領収書を添えて、支払を請求する、というのが常識。 特に大阪市の場合、金額が異常です。年間720万円、一ヶ月60万もの「政務調査費」を各議員に支払う訳です。 「政務調査」とは具体的に何をどれだけ使うのか分りませんが、全ての議員が毎月、ちょうど60万円も必要な訳がない。 まず、思いつくのが、「調査」ですから、資料です。資料というものに、どれぐらい要るのか。 図書館で大抵ことは足りますし、仮に勉強するための本を購入するとしても(全額本題と言うことはないでしょうが)、 一日2万円もの本を毎日買うでしょうか? ネットなら、多少は分ります。 私は素人ですから、比較するのは大阪市議のセンセーがたに失礼かも知れませんが、 この程度の記事を書くのに、 世界大百科事典(ネットで百科)、 イミダス・オンライン。 新聞の過去記事検索サービス。 Wall Street Journal Asia Financial Times on line JapanKnowledge 標準音楽辞典(音楽の記事を書く時、調べることがあります) などですけれども(この他にもありますが)、全部で一万円にならないのです。 後は、交通費が思い浮かびますが、「大阪」市議が政務に必要なことを「調査」するためならば、 市内の移動、大きく見ても府内の移動、どんなに大きく見ても、国内の移動で事足りるはずで、 公共交通機関を用いれば、いくらもかからないし、自分の車で移動するとしても、 一ヶ月60万円分もガソリンを使うとは考えられません。 このように考えると、一ヶ月に60万円を毎月支給し、領収書提出義務が昨年4月まで無かったことの出鱈目さが、 分ります。 年間720万円から音楽隊の維持費を差し引いたとすると、518万円になる、と書きましたが、 大阪市消防音楽隊の隊員の給料はその半分以下だというのです。 やはり、納得出来ません。 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2005年01月10日(月) 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」 世の中の、事件、問題、争点を忘れないようにさせるのがマスコミの重要な仕事のひとつだ。
JIRO
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