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2004年07月08日(木) |
「自民、新聞広告で民主党批判 民主党はウソつき」←自民党はネガティブ・キャンペーンなどできる道理が無い。 |
◆記事1:自民、新聞広告で民主党批判…民主は不快感
自民党は7日の各一般紙朝刊に、「約束を守らない民主党にあなたは納得できますか?」などと民主党を批判する全面広告を出した。民主党は「わい曲、虚偽で、自民党もこれだけ落ちたかという印象だ」(藤井幹事長)と反発している。
自民党の広告では、年金問題について、民主党が与党との3党合意を受け入れた後、参院で年金改革関連法の採決を拒否したことを批判。民主党が反対しているイラクへの自衛隊派遣に関しては、今春、菅代表(当時)が国連のアナン事務総長と会談し、多国籍軍への自衛隊参加に前向きな姿勢を示したことを取り上げ、「コロコロ変わる」と指摘している。
安倍幹事長は7日の街頭演説でも広告を意識し、「民主党はうそつき。党と党との約束は破る、国連との約束は破る。国を任せることはできない」と訴えた。
◆コメント:自民党は約束を守っているでしょうか?
ネガティブ・キャンペーンはいくら効果があるのか知らないが、下品だ。他人を貶めて自らが政権を取ろうとする。しかもそれが、野党ならともかく政権政党の側からやっている。自信がない証拠だ。そりゃそうでしょう。自民党なんてウソばかりついているもんね。だからこそあきれる。安倍幹事長はこういうことをしないのが、いいところだったのに、見損なったなあ。成蹊出のお坊ちゃんで岸信介の孫で政界のサラブレッド、というのがウリでしょう。人柄でもっているんですよ。貴方は。大して頭は良くないのだから。こういう下品なことをしちゃだめだよ。
◆小泉純一郎内閣総理大臣がいかに、厚顔無恥の嘘つきか。
6月23日に書いたばかりで、そこに詳細を記したが、要点を繰り返す。ネガティブ・キャンペーンを行うべきではないが、あの全面広告に書かれている内容はいかにも雑だ。どうせやるなら、私が6月23日に書いたぐらいの緻密な検証をするべきである。
小泉純一郎内閣総理大臣は、総理大臣になるとき、2001年に表明した公約がある。
- 国債発行残高は30兆円に収める。
- ペイオフは予定通りに実行する。
- いかなる反対に遭おうとも、必ず8月15日に靖国神社に参拝する。
そして、小泉首相はこれらすべての公約を破った。これを嘘つきと云わずして、なんとしよう?
◆自衛隊派遣をめぐる小泉純一郎内閣総理大臣のウソ。
12月9日、イラク復興支援特別措置法に基づき、自衛隊をイラクへ派遣することを閣議決定した小泉首相は、記者会見を行った。その席上、はっきりと記録されている発言がある。
◆2003年12月9日 小泉内閣総理大臣記者会見「イラク人道復興支援特措法に基づく対応措置に関する基本計画について」
【質問】 今回、武器弾薬の輸送は行われるんでしょうか。
【小泉総理】 武器弾薬の輸送は行いません。
【質問】 行わない。
【小泉総理】 行いません。
【質問】 それは、実施要項の中とかで担保されるんですか。
【小泉総理】 そうです。
【質問】 そういうことですか。
【小泉総理】 はい。復興支援活動であります。日本は戦争に行くのではありません。自衛隊は復興人道支援活動に行くんです。
ところが、4月8日の共同通信が報じた記事は次の通り。
◆「武装米兵の輸送実施 C130、空幕長が認める」
【クウェート8日共同】航空自衛隊トップの津曲義光航空幕僚長が空自部隊派遣先のクウェートを訪問。8日に記者会見してC130輸送機によるクウェート、イラク間の米兵や連合軍関係者の輸送を実施していたことを初めて明らかにした。
イラク復興支援特別措置法に基づく空輸が始まって約1カ月。空自は人道支援や連合軍の物資以外に、兵員輸送も手掛け、コアリション(連合軍)の一員としての立場を築いたことになる。
津曲空幕長は過去の輸送任務について「米兵や(連合軍の)軍属を運んだことはある」と答え、さらに「武器、弾薬を単独で運んだことはない」と説明。輸送した米兵が小銃など軽火器類を携行していたことも認めた。
ねえ。小泉さん。こういうのはウソとは云わないのですか?しかも、このウソは憲法に違反しているんですよ。米軍の後方支援をすることにより、集団的自衛権を発動しているのですから。
自民党は、自分たちがこれだけウソをついていることは棚に上げて、民主党のネガティブ・キャンペーンに2,3億円使ったらしい。政治家の頭の中がどうなっているのか、見てみたい。こういうことを平然と行えるという人格の持ち主は、脳のどこかが未発達であるとか、あるいは、遺伝子に何か、常人とは異なるものがあるに違いない。脳科学の研究対象として、興味深いのではなかろうか?
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