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るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子



 忍耐の緒

愛とは

惜しみなく許す事だと思っているから、

極力 そのようにありたいと

私は思っている。







それは何も 恋愛に関してだけでなく

もっと広い意味の愛についても

そう思っている。

恋愛は その中の一つのジャンルという感じ。







だから

彼のある社会的な依頼に関しても

二度 願いを聞き入れ、彼の願いに沿って

自分の出来る範囲のベストを 行った。







彼は タイムリミットを提示して

私に依頼した訳だけれど、

そのタイムリミットを三度

彼は破っている。







私には

彼の事業の経緯がよく判っているし

資本投入の大事な時期だという事も よく判っている。

しかし、

要は彼は 私のその惜しみなく許すという性質に

甘え過ぎたのだろうと思う。







これは、一つには私にも責任がある。

恋愛と 社会的な事業を 混同したからだ。

彼の人生の曲がり角に私が立っていて

その道を 私が意識的に変えた事に対する

私自身の責任というものもあったと思う。







今日 私は三度めのタイムリミットに対して

甘くみている彼に 釘をさすメールを入れた。

二度のメールに対し、返信は最初の一度だけ。






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少なくとも、

彼は私から突然冷水を浴びせかけられた気分だろうと思う。







愛は 惜しみなく許すものだと思っているなら

それを貫けばいいものを

私には それが出来なかった。







彼自身だけの事業になら

どんな協力もしただろうし タイムリミットも

別に どうでもいい事だけれど、

私に嫌がらせをし続けている彼の秘書を助ける事に

私の協力が 要は力を貸しているのだ。

その事実に、

私の 忍耐の緒が切れたのだ。







お人よしにも 程があるのだ。





2009年02月01日(日)
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