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■ 愛の言葉に、感謝はいらない
私は
彼ととりあうコミュニケーションのうち、
電話で声を聞き その日の彼の感情を読み取り
心がつながっていると確信すれば
結構それで満足してしまう。
要は 私は彼の声を通して愛情確認が出来ればそれでいいのだ。
メールでは 彼の声程の甘さが伝わってこず
その彼の愛情を確認したくて
満足するまで送信してしまう。
彼から電話がかかり
彼の愛の言葉を受けると
私は反射的に ありがとう
と、言ってしまう。
その私の「ありがとう」が
彼には少し 気に入らない。
私のその ありがとうに対して、彼は
と言う。
わたしには、そんなタカピーな反応はとてもできない。
彼はそのくらい気位の高い女性が好きなのだ。
そんなことは、私は彼と接触した初期のころから感じていた。
彼は 私を非常にプライドが高い女性だと言うし、
私もそれを自覚していて
時に自分のそれを持て余す時もある。
それでも彼は
更にその上をいくような 反応を好む。
それは、ひとつ間違えれば厭味な女と紙一重だと思うのだけれど、
愛で満たされている時には
そのくらいの気位の高さが彼には心地いいらしい。
わかっていても、私は今日も彼の愛情表現に対し
ありがとう
と、言ってしまう。
2009年01月10日(土)
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