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2004年10月14日(木) ■ |
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メリーゴーラウンド(ロザムンド・ピルチャー)@2/7章 |
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▲ISBN→ADSL移行完了 設定が大変かと思ったが、思いのほか簡単でホッとした。サイトの更新は私の新しいPCが届くまで出来ないけど、日記の更新は(他のPCから)できるので・・・。
●読書中:The Carousel(Rosamunde Pilcher)@2/7章 ≫『メリーゴーラウンド』(ロザムンド・ピルチャー) 内容(「BOOK」データベースより) ロンドンの画廊に勤める美しく聡明な娘プルーは二十三歳。金融業界で働くボーイフレンドとは婚約寸前。平穏で豊かな生活が保証されるはずのこの結婚に母親も大乗り気だった。或る日、コーンウォールに住む叔母が怪我をし、プルーにしばらくそばに来てほしいと言ってきた。大好きな叔母のため、プルーはボーイフレンドとの大事な約束をキャンセルし、叔母のもとへと旅立つ。そこで彼女を待ち受けていたのは、気鋭の青年画家との思いがけない出会いだった。彼の過去の過ち、そしてそこから生まれた複雑な人間関係の渦、ひとりの寂しげな少女の存在。原始的な自然の残るコーンウォール、個性的な芸術家たちをひきつけてやまないその地を舞台に、ロザムンドおばさんが優しい語り口で、プルーの青春を描きあげる。
ちょっと癒されたくなったので、ピルチャーを読み始める。全230ページほどの薄いペーパーバック。読みやすい! 主な舞台はコーンウォールの田舎町、ピルチャーのいつものパターン通りの話みたい。主人公の女性Prue(23)はロンドンで美術関係の仕事をしていて、数ヶ月前から付き合っているNigelという銀行マンの彼氏がいる。コーンウォール在住のPrueのおばPhoebe(60代)が腕の骨を折ったため、その看護に行く途中の列車の中で、Prueはいかにも寂しそうな10才くらいの少女Charlotte Collisと出会う。寄宿学校が事故で閉鎖されたため、祖母Mrs. Tolliverの住むコーンウォールへ行く途中だという。
Prueはピルチャーの本によく出てくるお馴染みのタイプ。しっかりしているけど実は寂しがりやだったりする自立した若い女性で、両親が離婚していて、田舎に住む親戚と親しくて、都市在住だけど田舎が好き。【冬至まで】のキャリーと同じタイプだ。可愛くて寂しげな少女Charlotte。ピルチャーの本に欠かせない「いい感じの年配の女性」は、今回はPrueのおばPhoebeだね。Charlotteの祖母Mrs. Tolliverは冷たい感じの女性のようで、彼女は何かありそうだな〜。
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