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2004年10月07日(木) ■ |
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トラッカ−ズ : 遠い星からきたノーム 1(テリー・プラチェット)@9/14章 |
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●読書中:Truckers : The Bromeliad Trilogy 1(Terry Pratchett)@9/14章 ≫翻訳:トラッカ−ズ : 遠い星からきたノーム 1(テリー・プラチェット) ≫Excerpt デパート「アーノルド・ブロス(1905創業)」にやってきた、野に住む小人たちの一族10人。そこは数千人のノームたちが住み、売り場ごとに一族を作って勢力争いを繰り広げ、代表者をあつめた"Stationeri"と呼ばれる政府まであるという大きな社会を作り上げていた。外からノームたちとそのリーダー格の若者Masklinは、"Abbot"(大統領か国王みたいな存在?)を始めとするデパートのノームたちと出会い、徐々にアーノルド・ブロス(1905創業)のことを知ってゆく。 外から来たノームの一族が大切にしてきた宝"The Thing"が、アーノルド・ブロスへやって来たことで動力(電気)を得て、話を始める。"The Thing"が言うには、「アーノルド・ブロス(1905創業)」はあと21日で閉店するらしい。デパートの創業者アーノルド・ブロスを「神」と崇めるデパートのノームたちは、「そんなことありえない!」と言うが・・・。
う〜ん。すごい、なんだか独特の世界。「小人の話」という言葉から連想する「楽しい児童書」からはかけ離れた、風刺と皮肉たっぷりのプラチェットワールドって感じだ。ただいま予想を裏切られる快感を満喫中(笑) 「アーノルド・ブロス(1905創業)」は原文では"Arnold Bros(est.1905)"ね。章の始めに、聖書を模した『ノームの書(The Book of Nome)』の抜書きがあるんだが、ここは翻訳で読んでみたいなぁ。実はこれの翻訳本を近所のブックオフで3冊まとめて売ってるのを見たことがあるんだが、その時はプラチェットには(名前は知ってたけど)興味がなかったので、素通りしてしまったんだな・・・。もったいない事したわー!(><。
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