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2004年08月15日(日) ■ |
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蛇行する川のほとり 1・2・3(恩田陸)読了 |
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●読了:『蛇行する川のほとり 1・2・3』(恩田陸) ≫感想はこちら ひとつの話をしよう。 目を閉じれば、今もあの風景が目に浮かぶ。 ゆるやかに蛇行する川のほとりに、いつもあのぶらんこは揺れていた。 私たちはいつもあそこにいた…。 あの夏、あの川のほとりで、少女達に何が起きたのか? 彼女たちは、何かを隠している。何か大きくて、重く冷たいものを…。運命の歯車が回り始めた。あの遠い夏の日と同じように…。毯子の過去に隠された驚愕の真実とは!? 書き下ろしミステリー3部作。
薄い新書のミステリー3部作。レイ・ブラッドベリの少女版みたいな感じ。 夏休みに始まり、夏の終わりと共に終る話なので、今の時期にピッタリだった。夏休みの開放感、夏の明るい日差しと事件の暗闇の対比がよかった。3冊まとめて繋がった一つの話なので、読むなら3冊揃えてから読み始めたほうがいいかも。奥付によると出版された時は4ヶ月おきに出たらしいけど、リアルタイムで読んでた人は待つのが大変だっただろうな〜。
●買った本@ブックオフ 和書5冊¥1155 蛇行する川のほとり 1(恩田陸)¥105 蛇行する川のほとり 2(恩田陸)¥250 蛇行する川のほとり 3(恩田陸)¥250 puzzle(恩田陸)¥250 不安な童話(恩田陸)¥300
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