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2004年06月23日(水) ■ |
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Ombria in Shadow(パトリシア・A.マキリップ)読了 / 未来少女アリス |
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●読了:Ombria in Shadow(Patricia A. McKillip) ≫EXCERPT ≫感想はこちら 感想、眠気と戦いながら書いたにしてはわりとマトモなこと書いてるじゃん、自分(^^; おもしろかった。最初の3章ほどがクソ難しくてどうしようかと思ったけど、その後は文章に慣れたせいかどんどん楽になって、後半は英語のストレスなしでOmbriaの世界を堪能できて幸せだった。 この本の特徴は森や海などの大自然が出てこない、最初から最後まで街中の話だってことがひとつ。川は出てくるけど、ロンドンとかパリのような街中を流れる、よどんだ川のイメージなんだよね。Ombriaという街に、重層的に歴史が積み重なって、地上と地下、光の町と影の町が折り重なって、同時に存在しているという・・・。 あと、テーマが正統派っぽいというか、メジャーだなーと思った。国の権力を握る黒い魔女、王族貴族たちの権力闘争と、それに翻弄される幼い世継ぎの君なんて、一般に分かりやすいネタで。個人的なベストワンはやっぱり【Winter Rose】のまま変わらずだけど、マキリップの歴史絵巻もなかなか素晴らしかった。
▲新刊:未来少女アリス(ジェフ・ヌーン) <内容紹介> ある昼下がりのこと。謎かけ好きのオウムを追いかけ、アリスが古時計の中へ飛びこむと――さあ大変! そこは、動物と人間の混血種が闊歩する未来のマンチェスター。しかも、アリスは世間を騒がせている一連の糸鋸断片化殺人事件の容疑者にされてしまい……!? ナンセンス&超エキセントリック・ファンタジイ。
書店で発見。うわあ、かわいいーーーっ!! 原書(Automated Alice)より絶対イイ! 挿絵も表紙もかわいいし、訳がちゃんと「アリス」本編と同じような、児童書っぽい訳でそろえてあるのも最高! いいね〜。家族が購入済みなので、近々私も借りて読んでみよう。あ、でも「糸鋸断片化殺人事件」とは一体・・・糸鋸断片化って(^^;; 「ジグソーパズル殺人」じゃダメなの? ≫PBのレビューはこちら
▲トリビアの泉 本日のMFTは「一青窈(ひととよう)の「もらい泣き」の再生速度を遅くすると、平井堅が歌っているように聞こえる」。すごいー、嘘みたい。本当にソックリ! つか、元のよりもいい!
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