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2004年05月25日(火) ■ |
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The Sky So Big and Black(ジョン・バーンズ)@137/315p |
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●読書中:The Sky So Big and Black(John Barnes)@137/315p うわっ、また違った! テリ・メルは「『軌道通信』のメルの兄トムの孫」じゃなくて、メルの弟の孫だった! つまり『軌道通信』の話の後に火星上で生まれた年の離れた弟がいて、それがテリ・メルの祖父ということ? 「(テリ・メルの祖父は)<さまよえるオランダ船>に乗った歳の離れた兄姉たちとは、生涯一度も会ったことがなかった」そうだから・・・。 うぅむ、一時はどうなることかと思ったけど、100ページを過ぎたあたりから話に乗ってきたみたい。テリ・メルは父のTelemachusと2人の父子家庭というわけで・・・"ecospecter"の生活も不思議でいっぱいでなかなか興味深い。アメリカの西部開拓時代の人々ように、家族単位で移動生活をしながら、おりたたみ式のテント"tajj"で暮らしているらしい。「彼ら(テリ・メルとその父)は一緒に風呂に入るんだ。"tajj"で暮らす人はみんなそうなんだよ」とはペリーの言葉。どわ〜! なるほど、どうりで。父娘で話の途中で「体をお湯に沈めた」とか書いてあって(あれれ?)って思ったんだよね・・・。う〜む。 それで時々"Gather(集会)"があって、そこで友人や親戚や仕事仲間、未来のパートナーを探したりする。全体の数が多くないので、親戚や友人たち=未来の仕事仲間やパートナーであることも多く、古くからの付き合いを大切にすることがとても大事。 この"Gather(集会)"は・・・・ええと、ロマ(ジプシー)の人たちにそういう習慣があると聞いたことがあるけど、それプラス、博覧会みたいなイメージかな。パビリオンや出店などが沢山あって、物や情報を交換するにぎやかなお祭り。その"Gather"の時期が近づいて、テリ・メルと父は会場となる土地へ向かう。テリ・メルはそこで久しぶりにペリーに会う予定(電話はいつもしているけど、合うのは久しぶり)。面白くなってきたね。
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