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2003年11月11日(火) ■ |
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黒鳥(マーセデス・ラッキー)@6/20章 |
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●読書中:The Black Swan(Mercedes Lackey)@6章 6章の最初でちょうど全体の1/4ほど。 おやおや、どちらかというと敵同士のはずのロットバルトと王妃(王子ジークフリートの母)が手を組んでしまったぞ! ・・・・あれ?でも「ロットバルトが娘を王子の后にしようとしている」のは原作どおりだから、目的はそのままか。 オディールの写真ならぬ、立体映像?を見せてる所では驚いた。おおぉ、オディールって目を見張るほどの美人だったのか! 愛らしく美しく、その輝く銀の髪は見たこともない色・・・って、それじゃオディールのコンプレックスの根拠は一体?(^^; オデットと王子はまだ出会ってもいない。相変わらずやりたい放題のバカ王子、「ふとしたことから」ジプシーの少女を死に追いやってしまう。水浴びしてた彼女を「自分を誘ってる」と思い込んで、からかってるつもりが彼女の方は本当に怖かったんだな。後で怖くなって悪夢を見てりゃ世話ないよ! この犯罪者ーーっ!! けど、罪悪感があるだけマシか? このバカ王子、すっごく分かりやすい。 いやぁ、この本おもしろいわ。魔法の方はオディールの独壇場で、後はぜんぶ中世の王侯貴族と騎士の世界。想像していたよりずっと軽くて読みやすくて、基本的にキャラクターで読ませるあたりはヒストリカル・ロマンスと似た雰囲気。あまり「ファンタジー」という感じがしないのは、最初から昔話ネタだと思って読んでるからかな。
●読書中:『鉄鼠の檻』(京極夏彦)@830/1359p
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