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2003年10月23日(木) ■ |
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ハロウィーン・パーティ(アガサ・クリスティー)読了 |
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●読了:『ハロウィーン・パーティ』(アガサ・クリスティー) 探偵作家のオリヴァ夫人を迎えた子供たちはハロウィーン・パーティの飾りつけに余念がなかった。話題が探偵小説におよんだ時、13歳の少女ジョイスが突然、殺人の現場を目撃したことがあると言いだした。ホラ吹きジョイスのいつもの話が……翌晩,ジョイスがリンゴ食い競争のバケツに首を突っこみ死んでいるのが発見された! 童話的な世界で起こったおぞましい殺人を追い,現在から過去へと遡るポアロの透徹した推理とは?
う〜ん、まぁまぁだった。ミステリなのに翻訳が気になって気持ち悪くて、話に没頭できない自分が心底うらめしい! 言葉遊びや、謎かけみたいなのが結構あるので、やっぱり英語で呼んだ方が楽しかったかも・・・。 ハロウィンのパーティで13歳の女の子が殺された事件をきっかけに、「小さな村の小さな過去の出来事」が次々と現れては消え・・・。ポワロが村の色んな人を次々と尋ねて話を聞いていく部分が話の主体になっていて・・・まぁ、その中に犯人がいるわけだ。巻末の解説にもある通り「大変オーソドックスな形で、静的である。しかし、まとまりの実によい、好印象を与える作品といえる」・・・そうそう、こういう感じ。
●図書館 『龍使いのキアス』(浜たかや) 『ICE : ケルと氷の世界の物語 1』(スティーブ・ボウケット) 『ぼくたちの9月 マリーの10月』(新井教夫)
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