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2003年09月12日(金) ■ |
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Death Al Dente(Peter King) @2/30章 グルメ探偵4巻 |
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●読書中:Death Al Dente(Peter King)@2/30章 グルメ探偵シリーズの4作目、今度の舞台はイタリア。私は1巻を読んでないので、読むのはこれが3冊目になる。シリーズものなのに感想があちこちに散在してるのもあれなので、1ページにまとめてみた。≫こちら このシリーズは話の舞台が1作ごとに変わるのが特徴だ。1作目の舞台はロンドン、2作目はニューヨーク(アメリカ)、3作目は南フランスと来て、この4作目は北イタリア。この後、5作目はスイス。6作目はイギリスのHarlington、ロンドンの近くらしい。7作目はニューオリンズ(再びアメリカ)。今年6月に出た新刊の8作目は、ドイツのミュンヘンからオーストリア、ハンガリー、旧ユーゴスラビアを通って黒海に至る国際列車が舞台になっている。舞台が変わる分、シリーズとしてのつながりは薄いので、興味のある巻から読んでみるのが楽しいかも。1作目、面白くないっていうし。
このシリーズは表紙がいいんだよねー。4巻も結構お気に入り。ワインとスナックの乗ったテーブルの向こうに見えるプールに、死体がプカプカ浮かぶらしいぞ。このシリーズはある意味、延々とワンパターンを繰り返してるだけって気もするけど、楽しいからそれでいいのだ!
4巻の冒頭は、やはり今までのパターンを踏襲して、仕事を依頼される場面から始まる。今回の依頼主はMr.Desmond Lansdownという映画俳優で、"Benson's Brasserie"という高級レストランの共同経営者でもある人物。新しいイタリアンレストランを作りたいので、そのシェフの選定を手伝ってほしい。ただし秘密裏に、というのがグルメ探偵への依頼だった。最初、Mr.Lansdownの助手から電話がくるのだけど、昼食を一緒にと言われたグルメ探偵(p3)、
A free lunch at Benson's Brasserie! って喜ぶポイントはそこか!!(笑)最初っから笑わせてくれるよおい。yahoo--! とでも叫びそうな勢いで(心の中では)大喜び。Mr.Desmond Lansdownは【3巻】の依頼主、W社の社長から噂を聞いてグルメ探偵に話を持ってきたらしい。
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