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2003年07月28日(月) ■ |
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The Rose and the Beast(フランチェスカ・リア・ブロック) |
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●読書中:The Rose and the Beast: Fairy Tales Retold(Francesca Lia Block) フランチェスカ・リア・ブロックの未翻訳短編集で、内容はグリム童話ネタの再話。最近めずらしくもない。グリム童話というとブラックなのとか、やたらと耽美なのも多い中、この本は一見ゆるくてインパクトが弱いけど、よく読むとひねりが効いててシュールな話が多い感じだ。白雪姫が「自分を美しいと思ったことはなかった」とか言ったり、王子様が出てこなくて7人の小人と末永く幸せに暮らしてしまったり、幼い親指姫が「自分はいつか突然お母さんのように大きな体に成長するんだ」と信じていたりとか。話によって設定が妙に現実味を帯びていたり、やたらと幻想的だったりするな。 目次:Snow / Tiny / Glass / Charm / Wolf / Rose / Bones / Beast / Ice 文章は冒頭の一文。
≪Snow≫白雪姫 When she was born her mother was so young, still a girl herself, still didn't know what to do with her. ≫つづき
≪Tiny≫親指姫 The woman named her lost babies Berry, Ivy, Oxygen, Pie, Whistler, Willow, Wish, and Pear, never knowing if they were boys or girls.
≪Glass≫シンデレラ? She did not mind her days alone, aways from the eyes outside.
●アマゾンから 本以外¥4935 映画 アメリ DVD 先日みて気に入ったので買ってしまった。今日は特典ディスクをじっくりと。監督のインタビューが面白かったな。身もふたもないことをボロボロ言ってる。
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