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2003年05月05日(月) ■ |
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ドン・キホーテのピアス / マのつくシリーズ |
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●読了:『ドン・キホーテのステップ』(鴻上尚史) 週刊Spa!に連載中のエッセイ「ドン・キホーテのピアス」シリーズ6巻。ちょっと目を離したスキにあっというまに新刊が何冊も出ていた・・・。この人のエッセイって、視点がユニークで鋭くて不思議で、面白から好き。内容に時事ネタが多いので、始めて読むなら最新刊(ドン・キホーテは眠らない)から入って遡るのが吉。 でも舞台は見たことない(^^; コウカミさんは劇団第三舞台を主催している演出家、脚本家、俳優で、つまり「演劇の人」。プロの舞台演劇の世界、ロンドンの演劇学校という未知の世界のことと、流行り物、文化一般の色んなものについて語り尽くすって感じ。
●読了:マのつくシリーズ(喬林知) 家にあったので7冊一気読みした。流行のファンタジー系ライトノベル・・・なのだけど、全編、ギャグで出来上がっている(^^; 世界の設定がすごいんだー。例えば女の子が海賊にさらわれるシーン。母に向かって「ババァ!」「クソババァ!」って叫んだと思ったら、これがその地方の言葉で「ディアマミー」なのだって。下着は強制的にひもパン着用(爆笑)だの、温泉に入るときは黄土色のハイレグに燕尾服のツバメの尾っぽ部分をつけたものを着用(これも強制)だの、もうテンション高すぎ。角川ビーンズだから軽くBL風なのだけど、主人公・渋谷有利と相手のなれ初めというのがまたスゴイ。そりの合わない美少年とケンカして平手打ちしたら、なんとそれがその国で求婚したって意味だったという。こういうノリはついていけない人も多いかもしれないけど、軽く読んだらかなり笑えて楽しかった。今日は1冊10分で流し読みだったので、もう一度ゆっくり読み直すつもり。
1巻は≫『今日からマのつく自由業!』 <内容> 正義感と負けん気が人一倍つよいおれ、渋谷有利・15歳。ある日、ヤンキー高校生にからまれたメガネくんを助けて返り討ちに遭い、公園のトイレに連れこまれた末に便器に顔を―と思ったら、ナゼかいきなり水流にのまれ、欧風異世界にたどりついてしまった!おまけにどーゆーワケか、そこの住人達の様子がおかしい。なんなの、その冷たい目は!?抱腹絶倒のハイテンション・ファンタジー、只今参上。
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