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2003年03月21日(金) ■ |
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水戸 偕楽園/ブレイブ・ストーリー(上) |
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▲水戸 偕楽園 イラク情勢をラジオで聞きながら、茨城は水戸の偕楽園へ行った。梅を見るためだけに東京から!今日が一番見ごろだったみたいで、とってもきれい。疲れたけど、行ってよかった!10時すぎに出発して3時間半ほどで到着。まだ暖かいうちに園内をぐるっとひとまわりして、名物・水戸納豆と梅の和菓子と、徳川の紋の入ったしおりを忘れずに買って(私はしおりコレクター)。 東京から外環→常磐自動車道で行ったのだけど、常磐道って街灯がないのね〜。分岐・合流・出口・入口以外は、延々と何キロでも真っ暗闇、左右は荒野か畑で明かりひとつなし!!中央高速だってもっと明るいよ!って、私は乗ってるだけだけど。
●読了:『ブレイブ・ストーリー(上)』(宮部みゆき) ようやく読了・・・下巻はもう読まないかも。 ちゃんと読めばそれなりに面白いのだけど、第1部は重いし、第2部はいかにもゲームっぽい世界。ゲーム好きの人には面白いのかもしれないけど、私は違和感の方が大きくて話に乗れなかった。これはあくまでも「テレビゲームの世界」なので、いわゆる「ファンタジー小説」を期待してはダメってことだ。 上巻では、350ページまでの第1部がずっと離婚だの家族崩壊だのの話で、追い詰められて、冒険に行くことになるいきさつ、動機付けが語られる。宮部氏が新聞のインタビューで「この本はゲームはするけれど小説は買って読まないという子どもに、小説でもこういうことができるよ、と見せたかった」と言っていたけれど、そういう子どもたちが離婚だの無理心中だのの話を面白がって読むとは思えないぞ。こういう「現実」が宮部氏の書きたかった主題だとすると、それって全然ファンタジーでも冒険でもないんじゃ・・・。
妹に「2部から読んでも平気?」と聞かれたので補足。 1、幻界(異世界)に来るのは不幸な子ども 2、主人公ワタルには、ミツルという先行するライバル勇者がいる 3、現実世界で彼を助けたり、助けられたりして幻界に来た。
・・・で平気だと思う。うん。
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