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2003年03月03日(月) ■ |
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雛人形 /The Haunting of Alaizabel Cray @21章 |
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今年のひな祭りは素通り。 雛人形といえば、アメリカのどこかの博物館で、面積にして4畳半くらいありそうな「御殿飾り」を見たことがある。少し大きめの人形と、それにちょうどいい大きさの御殿のセット。お雛様とお内裏様がいて、3人の官女が仕え、右大臣、左大臣がいて、5人囃子が演奏していたり・・・段飾りと違って座りっぱなしではなくて、立ったり中腰だったり、色々な姿をした人形たちが、御殿の中のあるべき位置にあるべき姿でセッティングされている。それぞれの人形の意味や役職が、一目見でハッキリとわかったのが、ものすごい衝撃だった。5人囃子って、赤い布の段の上で一列に並んで演奏してる存在じゃなかったのよ!段の下のほうに並んでるお道具って、御殿での生活の家具だったのよっ! あれ、もう一度見たいなぁ。どこだったんだろうあの博物館(爆)
▲更新:気になる本 Collins Modern Classicsと『ピノッキオの冒険』を追加。Collins Modern Classicsというのは、ダイアナ・ウィン・ジョーンズのCharmed Lifeも入っているコリンズ社の児童文学シリーズ。選書の参考にリストを作ってみた。
●読書中:The Haunting of Alaizabel Cray(Chris Wooding)@21/29章 第1部:The Lost Girl 迷子の少女、Alaizabel Cray 第2部:Stitch-Face =殺人者の呼び名。ジャック・ザ・リッパー事件もどき 第3部:The Fraternity Ascendant The Fraternity=カルト集団 の隆盛 第4部:The Darkening 暗闇へ
4部構成の最後の部に入った。和書でもよく、近未来とかパラレル世界の東京を舞台に、化物や妖怪がうようよする中の少年少女、みたいな話ってあるじゃない。麻城ゆうの『時代の巫子』シリーズとか、田中芳樹の『創竜伝』とか。この本はそれのロンドンバージョンなので、多分ロンドンを知っている方が楽しいのだと思う。 敵をおびき寄せる為にAlaizabelとThaniel君がおとりになる場面はよかったな。コートにシルクハットのThaniel君、敵に遭遇して、長いコートの裾を翻して戦うし。(^^;ひょー
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