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2003年03月02日(日) ■ |
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The Haunting of Alaizabel Cray @15章 |
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●魔法がいっぱい:大魔法使いクレストマンシー外伝 ≫【徳間書店・情報ページ】 倫子さんのところから。え、徳間の紹介文が『魔女と暮らせば』のネタバレって、一体どこが?・・・かなり長い間じーっと考えてやっとわかった。(^^; そうか「次代のクレストマンシーのキャット少年」というところか!?お〜、なるほどねぇ。【Mixed Magics(原書)レビュー】
●読書中:The Haunting of Alaizabel Cray(Chris Wooding)@15/29章 設定とかキャラは悪くないのだけど、いまいち話に入れない。話がどんどん大きくなっていくわりに、敵の正体がちっとも見えてこないし。わけが分からないままやたらと恐怖心を煽ろうとしてるようで、わざとらしくて嫌だ。でもまだ中間地点なので、後半に期待しようか。 ええと。話のテーマでもある表紙の中央の紋章は、chackh'morgと言うらしい。"The Fraternity"というカルト組織(宗教団体)が、紋章の中央に描かれている「モノ」を復活させようとしている。Alaizabel Crayという少女は、The Fraternityによってその「モノ」の器にされたらしく、その霊(?)を体内におろされたまま、今も内側で眠っている状態。ソレを完全復活させるために、The Fraternityは紋章に描かれている文字の数(16)だけ人を殺していく。この辺の描写はジャック・ザ・リッパーをマネてるのか、娼婦だとか、たまたま夜に出歩いていたOLさんだとかが登場しては、名前を覚える暇もなく数ページでアッサリと殺されていく。無差別殺人(に見える)の謎を追う探偵と、Alaizabel Crayをスラム街の建物の中で拾ったThaniel君たち一行が合流して、さてこれからThe Fraternityに立ち向かう・・・という流れ。味方をしてくれる泥棒たちの元締めの大ボスがなかなかいい感じだ。
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