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読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2003年02月12日(水)
Deep Secret(Diana Wynne Jones)@7章/25章

●読書中:Deep Secret(Diana Wynne Jones)
公式サイトのWhat's Newによると、4/7発売の新刊The Merlin Conspiracyには、Maxwell Dydeという名前のMagid、つまりRupertと同じ役職の人物が出てくるのだそうな。アマゾンUKのあらすじにはMalloryなんて覚えのある名字が出て来ているし、新刊がDeep Secretと関係があるのは間違いなさそう。
今、RupertはMagidの候補者を探している(Stanが死んだので新しいMagidを育てる必要がある)。Stanがリストアップした候補者は全部で5人、世界中に散らばっている彼らと接触する為に、Rupertは運命をちょっと捻じ曲げて、無理やり一ヶ所に集めようとする。本当はやっちゃいけないんだけど、非常事態だから良いらしい。その会場として目をつけたのがWantchesterという町で、ここではSF&ファンタジー大会が行われるので、それを利用することに。これってDWJ氏の経験に基づいてる? 単なる注意書きが"Hobbits will be mustering under Gandalf as usual in the Ops Room"とか、もう濃すぎ!(^^;

●読書中:The Illustrated Man (Ray Bradbury)
短編集なら併読でも最後までいけるかなと思って読み始めた、『刺青の男』の原書PB。
・・・この翻訳タイトルはちょっといただけないと思うなぁ。原文では"tattoo"ではなく"illustrate"だと強調されているのに、The Illustrated Manがどうして『刺青の男』になるのよ。納得できない!ただの刺青じゃないところがポイントなんじゃない!
で、内容。性別不明の「私」が、全身に刺青のある男と知り合って話をする場面がプロローグ。その男は全身をフルカラーのイラスト(PBの表紙参照)に覆われていて、夜になると全部で18のその絵が動いて物語になるという。男の隣で横になった「私」は、彼の絵が動くのを見つめている。で、その18の話を綴ったのがこの本というわけ。

1話目:The Veldt
"George, I wish you'd look at the nursery."<冒頭
GeorgeとLydiaは子供部屋がVeldt(アフリカの草原)とライオンの映像になっているのを見る。バーチャルリアリティの怖さ、子供の残酷さと純粋さ・・・さらりとブラックで、風刺のパンチが効いてて、星新一みたいな感じ。やっぱりブラッドベリは短編が上手だな〜。今となっては使い古されたテーマだし、ギョッとする結末もよくあるパターン。なのに、読んでるうちにいつのまにか話にどっかりと乗せられてしまった。

●予約≫Harry Potter and the Order of the Phoenix(J.K. Rowling)UK版
直前に予約すればいいと思ってたんだけど、アマゾンからの矢のようなメールに急かされて予約してみた。UK版は30%オフで2335円US版はなんと50%オフで1798円だ。半額!?安っ!( ̄□ ̄; 
割引なしでも、やっぱり日本語版より安いのね。5巻は4巻より3割も長いそうだけど、翻訳本みたいに分冊なんて人をおちょくったような事はしてないみたいだし。5巻の翻訳本は上中下巻・3冊セット5700円だったりして!?

US版かUK版か・・・私はずっとUK版で来たので、今回もこっち。ペーパーバックになったらUSも買うかもしれないけど。実は、ハリポのハードカバーを買うのはこれが初めてだったりして。
6/21(土)発売かぁ・・・きっとその前後はむこうでも大騒ぎだろうなー。でもその前に4巻まで読み直しておかないと、すっかり忘れてる!