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2003年01月11日(土) ■ |
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日暮らし(宮部みゆき) |
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▲更新 ハーボットに新しいゲームが出来た模様。『ハーボカード#1』、トランプの神経衰弱の変形みたいなゲームです。お暇な時にでも、一度遊んでやってください。「それ、ちがう」「わすれっぽい?」「まだまだ」とか言われながら、私もなんとかクリア。(^^; 「#1」ということは「#2」があるわけで、このラインでいくつかバリエーションが出る予定だそうです。
▲「日暮らし」(宮部みゆき) 雑誌・小説現代に、先日読んだばかりの『ぼんくら』の続きが連載していると聞いて、図書館でそこだけコピーしてきた。隔月連載らしく、第1回=2002年11月号、第2回=2003年1月号(最新号)の2回分。次の第3回は2003年4月号だそうだ。 話は、幸兵衛長屋に移ったお徳の煮売り屋(=惣菜屋)で、常連客が自分は高級料理屋の料理人だと語るシーンから始まる。そしてその前日、お徳の店の前を手をつないだ弓之助とおでこの三太郎が通りかかり、これから佐吉(鉄瓶長屋の差配人だった若者)を訪ねるところだといった。ところが、佐吉は・・・。
内容は完全に『ぼんくら』の続き。納得がいかなかった結末にもろツッコミが入ってて大喜び(笑)そうよね〜、あれはちょっと・・・だったもんね〜。お馴染みのキャラがそのまま出てくる。お気に入りの弓之助は相変わらず美貌が冴えまくりだし、平四郎のドド〜ンとかまえた所(笑)も、お徳のお節介も相変わらずだ。・・・ところで、12歳って普通、手をつないでルンルン歩いたりするものだっけ?12って数え年か?
●読書中:Winter Rose(Patricia A. McKillip)@15章 半分道中。この本はちいさな村と森の中だけが舞台になっている。登場人物も少なくて、重要なのはせいぜい5、6人。「イルスの竪琴」は大陸的な広がりがすごかったけど、これは・・・あるひとつの木の前でじ〜っと、緑だった葉が紅葉して、落ちて、雪に埋もれていくのを見ているような感じって分かる? 自分は変わっていなくて、足も一歩も動いていないのに、周りが変わっていく感じ。話に乗ってるので難しいとは思わないが、装飾が多くて幻想的なのでストーリーが掴み難い・・・って、そこが楽しいわけだけど。 あ、表紙の女の人は、主人公の敵にあたる人だと思う。「あちら側」の親玉ってわけね・・・食事中にCorbetの持ってきたワインを飲んだら、Corbetの座った椅子の後ろにその女の人(多分)が現われたりして。
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